ABS秋田放送

2019年4月19日

鹿角市「ゆきのこまち」~米農家 坂本寿美子さん~

かおりです!
鹿角市八幡平 山間の黒沢集落で米作りに取り組む女性農家 坂本寿美子さん
3年目となる 米作りの作業が スタートした春です。

インタ 横

坂本さんは、この土地で 米作りを行ってきた米農家の8代目!!
中学生・小学生の3人のお子さんを育てながら、
「三ノ岳」のきれいな伏流水が流れ込む 黒沢集落ならではの気候・風土の中
田植え後 無農薬での お米の 栽培に取り組んでいます。

とんぼ

「米作りに取り組もう」と決めたのは、高校生の時だったそう。
田んぼで作業をする祖父の姿を見てきて
「わたしも」という思いを持ったのだとか。
「跡取りを」という思いもあったのだそう。

それでも胸にあった「自分の力をためしたい」との思いとともに上京。
東京ではタイ古式マッサージのセラピストのお仕事をされていたそう。
本場 タイの寺院で研修を受けるなど 仕事に向き合ってきた日々
だったのだとか。

子育てを機会に、2006年に鹿角市にUターン。
ご両親の年齢や、自分のタイミングから!
「いまだ!」と 2017年に 米作りをスタートしました。

インタ 後ろ

お米は、田植え後、無農薬で栽培しています。
それは、生まれ育った黒沢集落の環境から「変化」を
受けたからなのだそう。
「昔はもっと、蛍が舞い、とんぼが飛んでいたのにな」と。
どじょう やご、水路にはイワナ、サワガニなどが住んでいる
生き物いっぱいの田んぼ。
そういった自然を壊さないように農業をしたい。と坂本さんは
考えています。

さわがに

そして、その自然環境をこどもたちへ手渡したいと思っているのだそう。

田んぼ

坂本さんは、ご自身が栽培したお米にお名前を付けています。
「ゆきのこまち」です。

坂本さんの取り組む田んぼは、栽培後、農薬を使わないため、
混合することのないよう
まわりの田んぼの稲刈りが終わってから、一番最後に刈り取りをします。
すると、11月のはじめころになり、八幡平では雪が降るのだとか!

しかし、雪をかぶっても、稲穂は しなやかに田んぼで稲刈りを待ち
倒伏することがなかったのだそう。
その姿を目にして、坂本さんは「ゆきのこまち」と名付けました。

ゆきのこまち

米作りの様子をSNSなどで発信!その思いを受け取った消費者の方で、
ここ2年「ゆきのこまち」は 売り切れになるのだそう。
収穫した「ゆきのこまち」は特別な甘みがあるとの感想が届いています。

「田んぼの環境を守る取り組みでお米を栽培し、
その お米を口にしてもらう。食べる行為に 環境を守るが少し
ついてくればいいな。と考えている」と坂本さん。
「例えば、ペットボトルをリサイクルに出す。
そんなちょっとした環境配慮につながるような行為のようにね。
そうして、美味しく食べてもらい、なんだか気持ちいいなもついて
くるといいな」と 田んぼを目にしていました。

笑顔

また、坂本さんは「ゆきのこまち」を使った加工品も作っています。
「ゆきのこまち玄米茶」です。

ゆきのこまち玄米茶

玄米茶の裏

原材料で、一番目にくるのが「玄米」という玄米茶!
番茶も無農薬の秋番茶を使っているのだそう。
飲むと、玄米の香りがよく、番茶の味わいが広がります。

飲んでる

中継中にごちそうになりました!

「これからは、栽培の量を増やしていきたい」と坂本さん。
また
「ゆきのこまち」の栽培される環境に興味をもってもらった
お客さんや、黒沢集落を訪ねてきた方が、過ごせる拠点作りも
行っていきたいと考えているのだそう。

黒沢集落で お米が育つ環境を大切に思うこころが
輝く表情の中に見えたラジパルでした!

2ショット

「ゆきのこまち」「ゆきのこまち玄米茶」は
道の駅 大湯
KitchenFactory リアン(能代市西赤沼)で
まだ少し 手に出来るということです。

今後の直販やお問合せは
「ゆきのこまち」で検索してくださいね!