はい、あんちかです。
川元むつみ町に住む進藤朝子さんは、5年前から着物や浴衣の生地を利用して布ぞうりを作っています。
自分で着なくなった着物など捨てるのがもったいなくて、再利用をしようとしたのが作り始めたきっかけ。
指先を使うし、頭の体操にもなるそうです。
布ぞうりを作るのに使うものは、着物や浴衣の生地と、新聞紙をまとめたりするのに使うビニールテープのみ。
着物は7センチ幅に手で切り裂きます。ビニールテープの太さでぞうりの底の厚さが変わるそうです。
ビニールテープを手作りの木の板に作った3つの突起に引っ掛けて、4本の線状にして布を編んでいきます。
指を使ってぞうりの幅を調節。色合いも考えながら作って行きます。最後に鼻緒をつけて完成!
色合いによって、いろんな表情を持つ布ぞうり。
いつもこの布ぞうりを愛用してご自宅で販売もしている(1足1,000円)渡部さんにお話を伺いました。
「最近はフローリングのお宅が多くて床がひやっとするけど、
夜にトイレなどに起きる際にさっと履くとよい。
また底のぼこぼこがつぼを刺激してくれて心地良い。
何度も洗って使えるので便利。」とおっしゃっていました。
この布ぞうり、着物1着から2足しか出来ないんですって!
愛情こもった布ぞうり。ぜひあなたも手にしてみてくださいね♪
進藤さんはその他、巾着や携帯入れなど、たくさんの着物や浴衣を使った小物も作っています。