この時期だけ、秋田県立大学で作られる「甘酒」があります!
秋田県立大学が開発した 種こうじ菌『吟味(ぎんあじ』を使った甘酒です。
お話を伺ったのは、秋田県立大学生物資源科学部 食品醸造研究室の
助教 伊藤 俊彦先生と、学生の 笹渕さん、寺田さん。
秋田県立大学では、吟醸酒の苦味や渋みを減らすことは出来ないかと
その由来を10年間 研究してきました。
そうして開発したのが種こうじ菌『吟味』です。
清酒の雑味となるアミノ酸の生産を抑えたこうじ菌ということ。
すっきりとした味わいとなるのが 特徴なのだそう。
この『吟味の甘酒』が10/28/(土) 29(日)に行われる
秋田醸しまつりで 振舞われます。
来場された皆さんに、醸しの文化を学んでいただこう!
甘酒がどのように体によいのか知っていただこう!という取り組みです。
会場で行うのは、ナント 甘酒の「飲み比べ」!!
①秋田県立大「吟味」 甘酒 ②秋田の味噌屋さんの甘酒
③秋田の酒蔵さんの甘酒 の三種類の 飲み比べが出来るそう!
学生さんは「飲み比べると、それぞれの甘酒の味わいは もちろん
『吟味』甘酒のすっきりとした味を感じていただけるのでは」と
お話していました。
2年目から 毎年 秋田醸しまつりに参加している 秋田県立大学!
秋田の醸造文化に触れる大きなイベントに参加することは
学生さんにとっても 醸しの見識と人とのつながりを広げることが出来る
貴重な機会になっているのだそう。
伊藤先生も、取り組みを通じて、学生さんが成長を成し遂げている姿を
たのもしく感じていらっしゃるのだとか。
醸造を学ぶ学生さん達が、会場で 人々とともに醸されていく様子も
目にできる かも☆ しれませんね。
ぜひ、秋田かもしまつり2017にて
秋田県立大学の作った『吟味』甘酒!に出会ってみてくださいね!
【秋田醸しまつり2017】
秋田市拠点センターアルヴェ 1階 きらめき広場
詳しくは「醸しまつり2017」で検索してください。
(取材 ラジパルスかおり)