2021年12月15日(水) かおり取材
秋田のお米を使った「お米パン」があります!
秋田市の長谷川理乙さんが作る「チカップお米パン」です!
材料は、なんと! お米が約85%が秋田のお米!!
「あきたこまちと」、秋田県立大学が開発した米粉用新品種「あきたさらり」を 使っています。
他は、砂糖、酵母、油、片栗粉と、焼き上げるために必要なものだけ。
シンプルです❕
ほおばると…
食感は、ふんわり^^ そして、お米のやさしい風味を感じます。
ふんわり感に、より! 工夫を凝らしたそうです。
「小麦を使わないで、みんなの好きな軽いパンが出来たらいいなと試作を重ねてきました」と長谷川さん。
試作期間は6年!! 子育てを終えてから取り組み、パン好きな人が口にしたくなる「お米の美味しいパン」を目指して研究を重ねてきました。
「小さいころから目にしてきた『秋田の田んぼ』、そして、『そのお米』を大切にしたいという気持ちがありました。もう少し、工夫してお米を食べていけば、この先、田んぼも繋がるし、お米を作っていこうという若者が増えるかな。などと考えています。」
ようやく納得いく「お米パン」が完成し、販売をスタートしたのが2019年。
米粉のベーグルや、四角い食パン、また、切るとお米の形が現れる お米の形の食パンなど、種類も増えています。
米粉のベーグル プレーン
米粉のベーグル ゴマオニオン
米粉のベーグル ブドウ
こういった「お米のパン」は、硬くなるため冷凍にして送っているそうです。
秋田市のふるさと納税の返礼品や、秋田市の特産品サイト「あきたづくし」での販売も始まりました。
「横浜、名古屋、大阪、福岡などの方がよく手に取ってくださいます。これから、地元、秋田の人々にも、食べてもらえたら嬉しいです」
手に取るお客さまのことを考えた長谷川さん。
「冷凍だと、送料もより掛かるので、どうか食べやすい形にならないかと考え『缶入りのお米パン』の販売を今月からスタートしました。この形だと、非常食や、キャンプの際に使え、冷凍庫に入れずに、食べたい時に食べられるので嬉しいとの声も届きました」
(缶入りお米パン 小豆)
缶を湯煎であたためると、ふんわり、ふっくらのお米パンが食べられます!
身体になじんでいくような、やさしい味わいと、美味しさ!!
クリスマスや人が集まる時、また、プレゼントにもいいですね。
「日本のお米や田んぼをつなげていくために、お米をいろいろな形で『意識して食べていくこと』が大切かな。と思っています。お米パンの販売が、その実践の輪になればと思っています」
お米パンのお名前「チカップ」はアイヌ語で「小鳥」という意味。
「小鳥がいろいろなところに飛ぶように、このお米パンがさまざまな人の手に届けばと思っています」
秋田の田んぼへの想いが、込められ、捏ねられ、焼き上げられた「チカップお米パン」🐤
ぜひ、味わってみてくださいね🌾
販売は「チカップお米パン」のサイトで行っています。
「チカップお米パン」で検索してください。
電話:070-6496-3456