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2021年12月2日

日本を元気に~あなたの街のささえびと 「AAREA」小林孝生さん

2021年11月26日(金) かおり取材

木都と呼ばれる能代市には、秋田杉を深く愛する職人さんがいます。小林孝生(こうせい)さんです。小林さんは『AAREA(エリア)』というお名前で、秋田杉などの木の魅力を活かした製品づくりを行っています。

今日は、工房におじゃましました! これからローテーブルに加工するという秋田杉の一枚板があり、いい香りも迎えてくれました。

小林さんは、特に秋田杉の美しい木目、しなやかな質感などの魅力を伝えたい!と取り組んでいます。ミネソタ州立大学で学ばれ、実はまったく畑違いの学びに向き合っていた小林さん。秋田に帰ってきた際、秋田杉の魅力が胸に飛び込んできたのだそうです。

「名前に『秋田』という地名が付くところも響きました」

小林さんは、能代市にある製材屋さんや木工所を訪ねて回り、秋田杉について勉強。製作の技術を磨きました。

こうして、『AAREA(エリア)』を立ち上げ、今年で10年! 作り出すのは、お客さまのオーダーに合わせた家具や身近に使える小物など、ライフスタイルに寄り添った製品です。


こちらは、名刺入れ。

 

秋田杉のほか、さまざまな木の種類があります!

実は、ラジパルスかおりも、小林さんが作られた名刺入れを愛用しています。

また、ここ数年、能代市の成人式記念品も手掛ける小林さん。

(今年は、秋田杉のコースター&ティートレーの2枚セット)

小林さんは、4寸などの柱のサイズを採れない木材なども仕入れ、小物などに仕上げることで、木を大切に活かしたいと考えています。現在は、多くの木の特性を活かした製品を作りたいと動いています。今年は、希少な木を手にしました!

「神代木(埋もれ木)です。鳥海山に2500年埋もれていた木です」と小林さん。

それぞれの『埋もれ木』を活かしたボールペンを製作しました。

2500年もの間、埋もれていた木の静かで落ち着いた深みのある一本、一本です。この先もこうして作品を作り、木のぬくもりを伝えたいと考えている小林さん。ワークショップなども開催しています。「AAREA」のサイト(ホームページ、facebook,インスタグラム)でぜひ、出会ってくださいね!