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2021年4月2日

日本を元気に!あなたの町のささえびと~あいば商店 相場百恵さん~

2021年4月2日(金) かおり取材

今週の「ささえびと」は、秋田市民市場の八百屋さん「あいば商店」2代目 店主 相場百恵さんをご紹介しました!

相場さんは「秋田の野菜や果物が持つ魅力」「秋田産の良さ」を知ってもらおう!と取り組んでいます。

今日は、店先に秋田産の春の野菜が並んでいました!

「羽後町のふくたち、横手市 のらぼう菜、由利本荘の春ニラも出てきています!」と相場さん。
また、あきたの伝統野菜も、多彩に並びます!
「三関セリ、ひろっこ、さしびろ、とんぶり。こちらは今日初出荷の、仁井田青菜です。」と声も一段と、弾みました♪

「仁井田青菜は、今の季節の秋田では数少ない露地野菜です。雪の下でじっとエネルギーを蓄えて、春になって一気に成長し、ほろ苦くも甘みの強い野菜ですよ。こちらは 今日の朝、収穫したもの!おひたしや、パスタの具にししても美味しいです」と続きます!

相場さんは、日向ぼっこが似合いそうな雰囲気ですが^^。
野菜を紹介してくれる時には、まっすぐな表情にもなります。
何より、話が、すっと入ってくる!
こうして、詳しくお話されるのも、相場さんご自身が、農家さんの想いや、栽培現場の畑の様子を知ることを大切にしているからです。

「誰が、どんな思いで作って、野菜がどんなふうに育ってきたのかを知ると、売る気持ちが変わります。」

ここで野菜を手にするときには、相場さんが、栽培農家さんの思いも繋いでいると感じます。
現在は、やりとりする農家さんも多く、秋田の野菜を送り出す、県外の料理人やお客さまも多い相場さん。

しかし、26歳で店主を継いだときは、右も左も分からなかったそうです。
相場さんは、八百屋の店主をお父さまから受け継ぐ前には、東京で学び、洋菓子を作るパティシエをされていました!

「父が、体調を崩したのを機にお店を手伝うことになりました。それまでは、お店を継ごうとは思ってなくて。」

今は、お客さまだけではなく農家さんからも頼りにされる存在です。
秋田県産の野菜を県外のお客さまにも繋いでいます。
今日も、これから東京や大阪に発送するという、山菜などが入ったコンテナが積まれていました。

また、相場さんは、農家さんの思いや、その大変な栽培過程を知って、野菜たちの価値に合った価格をつけることを大切にしています。
自ら栽培地を訪ねることもあり、話を聞いたことをfacebookやインスタグラムなどでも発信しています。

そんな中で、「市場の野菜セット」や「市場救済商品」を販売します!という発信がされることもありました!

春、秋田県内の畑も動き出しています。これから「あいば商店」には、山師が採ってきた天然の山菜や、じゅんさいなど!も並んでいきます。

みなさんも、ぜひ、秋田市民市場「あいば商店」相場百恵さんにお話聞きながら、秋田の魅力ある野菜を手に口にしてみてくださいね!

あいば商店
秋田市民市場内 営業時間:午前6時~午後6時
電話:018-832-7311