2021年3月18日(木) かおり取材
由利本荘市の伝統工芸品「本荘ごてんまり」の製作をもとに、アクセサリーなどさまざまな「ごてんまり」を生み出す由利本荘市の「ゆりてまり」奥村潤子さん。
今日は、奥村さんの「ごてんまり」が並ぶ、秋田市保戸野通町「秋田良品市庭 ごえん」におじゃましてお話を伺いました!
こちらは、奥村さんの作品です。
ブローチ、イヤリング、ピアス、バックチャーム、バレッタ、ヘアゴム、かんざし などなど!
どれも鮮やかに仕上げられ、目を惹きます。
わたしも身に着けました!
ゆみこさんはこちら!
柄は、代表的な「菊」をもとに、色とりどりの糸でかがり、オリジナルを仕上げていくのだそうです。
「無限に作ることが出来ますね」と奥村さん。
製作時間は、直径1.5センチの球体 ごてんまり2つ(イヤリング1セット)でおよそ3時間。
「作っているのはひたすら楽しいので、無心になって仕上げています」
ひとつひとつ、かがり、仕上げる細やかな技です。
奥村さんは、幼稚園から高校までを由利本荘市で過ごし、仕事をしていた東京からAターン。
もともと美術工芸品が好きで、由利本荘市に帰ってきてから「本荘ごてんまり」の製作を始めました。
2019年6月、ほんじょう日曜昼市に、製作した「本荘ごてんまり」を並べた際、お客さまから受けたのが「アクセサリーになっていたらいいな」との声。
奥村さんは「ゆりてまり」として、ピアスや、イヤリングなどの「ごてんまりアクセサリー」の製作を始めました。
スタートから3年、お客さまのご要望に合わせて仕上げたり、バックチャームなどの小物が生み出されるなど、作品は、多彩です!
また「ごてんまり」の製作ワークショップも開催しています。
毎月第3金曜日 「ごえん」ハンドメイドDAY
3/19 (金)は「秋田料品市庭 ごえん」で 10時~16時まで「マカロンみたいな半球てまりのストラップ」ワークショップが開かれます。
8割ほど、奥村さんが仕上げたストラップをリリアン糸でかがっていく製作を体験できます!時間は15分ほどで、小学生でも体験できます!
また、由利本荘市では文化複合施設 カダーレ2階 和室でもワークショップを開催しています。
こちらは、3月の予定。4月は「桜」の柄を製作します。
奥村さんはこれから、子どもたちに、もっと教えていきたいと考えているそうです。
春、贈り物に、伝統を活かしたごてんまりのアクセサリーなども素敵ですね!
皆さんも、「ゆりてまり」の奥村さんの作品から、お気に入りの「ごてんまり」を見つけてみてくださいね!
ワークショップの申し込みなどは「ゆりてまり」facebook、インスタグラム ページで確認できます!