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2020年11月12日

能代のクラフトビール~第3弾はネギビール登場!~

202011月12日(木) かおり取材

能代市には、ビールを愛する能代の女性たちが仕掛けるクラフトビールが今年、登場しています!
取り組んでいるのは「能代いろは」の8人のメンバー!農家、カフェ経営者、居酒屋経営者、グラフィックデザイナーなど多彩です。

皆さんが作られた能代の地ビール第一弾「い」について、今年4月お話を伺ったラジパル。今回は、その後登場の第2弾「ろ」、第3弾「は」の能代地ビールについてお聞きしました!
第一弾の「い」は、能代で親しまれているお花「ハマナスの花びら」を素材に使った地ビール「ハマナスビール」
花由来の香りと、地元 きみまち坂公園の桜から見つかった「秋田美桜酵母」が醸した華やかな香りのビールで、羽後町「羽後麦酒」で醸され、増産されてもすぐ売り切れになる人気でした。

ビール

このほど、10月31日に販売になったのは第2弾「ろ」

能代いろはのメンバー、農家 佐々木茂子さんが栽培するハックルベリーを使った地ビールです。

ハックルベーリーはナス科の実。そのままだと香りも味もあまりないそうですが、アントシアニンの紫色が鮮やか!美しい紫色のビールが完成しました。
佐々木茂子さんは種からハックルベリーを育て、収穫した実をこれまでジャムなどに加工してきました。たくさんの実りを「ビールに出来ないか?」と考えたメンバーが羽後麦酒に相談し能代いろはの第2弾として完成しました。

そして、第3弾が!完成します!それは「ネギビール」
能代はネギの産地で「白神ネギ」は有名です。
能代いろはのみなさんは、第一弾を製作する際から「ネギビール」を考えていました。しかし、ネギ特有の香りが「ビールには合わない」と諦めかけていたのだそう。

けれども、秋田県総合食品研究センター 醸造試験場 場長 進藤 昌 博士が「ネギ特有の硫黄化物系の匂いのないビール」の製造方法の開発に取り組み成功☆☆☆
ネギの爽やかな香り成分だけを残したクラフトビールが醸造されたのです! 

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(写真提供 羽後麦酒)

ネギの青い部分を使って完成!!ネギの栄養価(カロテン、ビタミンC,カルシウム、カリウムなどのミネラル)も麦汁に溶け込んだ身体にもやさしい「ネギビール」になっているのだとか!

「11/17に羽後麦酒 鈴木隆弘さんが、自ら能代に届けてくれます。今から楽しみです♪」と、能代いろはの、能登祐子さん、藤田あけみさん、佐々木茂子さん。

11/18から販売がスタート!!
「ネギビールの生ビールは能代でのみ味わうことが出来ます。みなさんに、ぜに、能代で!この生ビールを味わってもらいたいです」

能代の素材を活かし、地域の魅力を美味しさで伝える能代いろはのクラフトビール!
これから鍋を囲んで家で過ごすひとときに、能代のクラフトビールで!ネギの爽やかな香りを楽しむのもいいですね♪