2020年11月12日 かおり取材
能代市中心市街地にある商店の店主や、ライター、デザイナーなどオール能代のメンバーで製作された能代のまち歩きガイドブック「まちっぽ」
2018年に完成し、今年10月「改訂版」が製作されました!
「おさんぽ気分で、この町っぽさを感じながら町を知る第一歩に。そんな思いが込められ、名前も『まちっぽ』です。こどもたちと商店を繋ぎたいと製作しました」と編集長 平山さん。
能代中心市街地を「駅前・畠町」「柳町」「上町・大町」「西大通り」「周辺」と5つのエリアに分けて紹介。
店主が全身で登場し、何のお店なのか紹介する写真や、飲食店の美味しいメニューなどが分かりやすく紹介され、親しみやすいイラストとともに、町の魅力を描き出しています。
お店に入ったらどんな店主がいるのか?何の専門店なのか?どんな歴史がある町なのか?こどもたちが、絵本や図鑑を見るような感覚で、楽しみながら「まちのすてき」が分かります!
今日、お話を伺った編集長 平山はるみさんは、上町「平山はかり店」」店主
能代中心市街地44のお店でつくる「能代逸品会」の会長 お仏壇の千栄堂 阿部誠さんも、にこやかな表情でお店を紹介しています。
2年前に初版を製作した際より、改訂版はサイズを小さくしA4プリントの半分A5サイズに。「カバンに入る大きさにしました」とデザイナー「リブウトアートワーク」の藤田あけみさん。
「文字を手書き風にしたり、やさしい色合いを使うなど工夫しました。イラストは能代市のイラストレーターmameちゃん こと荒川さんが担当。キャラクターがかわいらしく町を紹介してくれます」
また、こどもたちが読みやすいよう、漢字には、ふりがながふられています。使用する漢字は5,6年生が読める漢字にしたのだそう。
「今回は、初版よりサイズを小さくしたため情報をしぼるのが難しかったが、製作メンバーで新たに取材した内容などを加え、こどもたちに語り掛ける口調で仕上げました」とライターの平川百合子さん。
製作された まちっぽは、能代市内の小学校に届けられてこどもたちに配布されたということ。
「前回、まちっぽが配布にならなかった小学校に届け、これで能代市内の全部の小学校に配布することが出来ました。こどもたちが町のよさに触れ、町を楽しむきっかけになればと思っています」
いつもは通り過ぎるだけの通り沿いにあるお店を知り、まちの歴史を知る。町にかくれているたくさんの「すてき」に出会える一冊だと感じました♪
無事に中継を終えて「ほっっとした~!」の一枚(平山編集長 撮影)
「まちっぽ」からは、みなさんの こんな、人柄が伝わります^^
問い合わせ:平山はかり店 0185-52-57389