五城目町馬場目町村にある築130年以上の茅葺屋根の古民家があります。
手をかけられなくなっていた所を「シェアビレッジ」というプロジェクトで「農家民宿」として再生されました。
「年貢」という年会費を納めると「村民」になり、「村民」は「シェアビレッジ」へ里帰りしたり、田舎体験などを行うことが出来ます。
開村したのは昨年5月。全国に1,200人の村民がいるそうです。
夏には「一揆」という名前で夏祭りの交流イベントもにぎやかに行われたそうですよ。
魅力的な活動が生まれている「シェアビレッジ」で今夜、行われるのが「節分の行事」です。
主催したのは五城目町へ移住してきた竹内治子さん。
男の子4人のお母さんでもある竹内さんは、ラジパルが到着時、手際よく鰯を叩きつみれを作っていました。
古い赴きある古民家で行われる節分行事では、ひいらぎの鰯かざりを作り、鰯料理や豆料理を味わいます。
ご飯は、古民家のかまどで炊いたお米のおにぎり!!
豆は、無農薬で大豆を栽培される大潟村の森田農園さんから提供いただいたものだそうです。
「黒豆や大豆など出荷できない規格の豆を、子どもたちと一緒にまくんです」と準備をしていました。
竹内さんの夫は、五城目町馬場目にコンサルティング企業「ラウンドテーブル」の事務所を構えています。
治子さんも、一緒に五城目町で「育つを楽しむ社会を作る」企画を行い、子育てや女性支援をすすめていきたいと考えているいるそう。
今後は1年を通じて「シェアビレッジ」で「旧暦の月の暦を楽しむ」季節の行事を行うそうです。