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2016年8月31日

アメリカから八峰町へ移住~古民家に住んで野菜づくり~

八峰町峰浜に住む、柴田恵美子さん、エリックヴィカリオさんご夫妻。
15年暮らし、仕事をしていたアメリカを離れ、おととし9月、
八峰町へ移住されました。

八峰町 柴田さんたちと

住んでいるのは、八峰町が移住・定住者に貸し出しを行っている空き家で
築110年という古民家!! 恵美子さん、エリックさんは、
改修してお住まいになっています。(第1号だそう)

柴田さんち

八峰町へ来る前、お2人はアメリカで、コンピューター関係や翻訳の仕事を
されていたそう。朝から晩まで仕事に向き合う毎日だったとか。

八峰町へ!と思ったきかっけは、なんと恵美子さんの入院にあったということ。
盲腸が破裂して腹膜炎になり入院。。
「生活の環境を変えたい」という思いを抱きながら過ごしていた中での出来事。
ベッドの上で「日本の田舎に帰りたい。故郷の八峰町に帰りたいな」と強く
感じたのだそう。

そして、故郷 八峰町へ。

風景

実家が農業をされていたことから、小さい頃から新鮮な野菜やお米を
食べて育ってきた恵美子さん。
アメリカでは、種の遺伝子組み換えや大型企業による市場独占などが
問題になり、スーパーなどでは地元の野菜などはほとんど
見当たらない現実を 目の当たりにしてきたことから
「安全な野菜を生産して食べてもらって暮らしていけたら」
そう、感じたのだとか。

お2人は、オーガニックにこだわった野菜作りに取り組んでいます。
菜園の名前が「グリーンロケット菜園」
今年は、レタス3種、イタリアンハーブ類、イタリアントマト、ケール
ジャンボニンニク、紫サツマイモなど約20種類を栽培しています。

スイスチャード

エリックさんが中継中、アツアツ 茹で上がったばかりの「黒モチキビ」を
持ってきてくれました。
種が掛け合わされていない昔ながらの種を使い 育てたものだそう。
食べてみたら、もちもちとした食感と栗のような香り!

「穀物なのでご飯の代わりにもなり、ポップコーンやトルティーヤ
つくりにも挑戦したい」と話していました。

黒モチキビ

加工品も作られているお二人。
今は、ハーブやクロモジなどを使ったハンドメイドソープや
キュウリ、ジャンボニンニクのピクルスを作っています。
今年は、干し柿に挑戦するそう。

加工品

農業で難しいことは?の質問に
「毎日 続けていくことの大切さ難しさを身をもって体験しました。
仕事とプライベートの区切りがなかなかもてないところが課題かな」と
日に焼けた顔で ほほえんだ恵美子さん。

そんなお2人を、八峰町での移住をサポートする町のかたも
優しく見守っていました。

八峰町 柴田さん

恵美子さんとエリックさんの野菜は、道の駅みねはま「おらほの館」で
販売しています。

これからは、小規模でも農業をメインで生活できるようなればいいな。
と考えているそう。
そして、それが、人生で最高の贅沢だな。と感じているのだとか。

八峰町に移住してつながった エキサイティングな仲間たちと
八峰町を盛り上げていきたい!と お話していました!

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