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2020年3月13日

旬菜みそ茶屋 くらを~発酵体験の場としてリニューアルオープン~

かおりです!
横手市増田町 歴史ある蔵町の通り添いに、
老舗のこうじ屋「羽場こうじ店」が開く「食堂」があります。
「旬菜みそ茶屋 くらを」です。
この地域のお母さんたちが、日常の暮らしの中で作り継いできた
「麹」を使った「発酵の料理」に出会える場所です。
オープンから6年目の今年「旬菜みそ茶屋 くらを」は、
「味わうは」もちろん!
「発酵を体験できる」=「発酵文化体験の拠点施設」として、新しくなり! 
3/1にオープンしました!

集合2

迎えて下さったのは、白い割烹着姿 やさしさを感じる表情が印象的な
おかみ 鈴木百合子さんです。
そして 思わず「ほ~お」となるのが お店の歴史ある佇まい。
蔵の町ということで お店の中には江戸後期に建造された「内蔵」も
迎えてくれます。

蔵

工房

もともとは、「勇駒酒造」として200年の間 酒造りの仕事が行われていた
場所で、表には「勇駒」の大きな看板もあります。

外観

3/1「あきた発酵ツーリズム」の拠点施設としてリニューアルオープンし
お店に入ると、内蔵の重厚な扉や大きな空間を支える梁などと共に
新しい木の香りと杉の木目が 迎えてくれます。

内観

こちらは、入口入ってすぐの 販売スペース!
木の棚の上に 麹を使ったオリジナル商品や味噌が並びます。
そして、目をひくのは、カウンターのあるスペース!
まるで味噌樽のよう!!

味噌

ジェラードが 入っているような ショーケースにあるのは
量り売りのお味噌!
麹がたっぷり、使われた味噌など、お気に入りを量り売りで買うことが
出来ます。

笑顔

また 味噌汁スタンドとなっていて、味噌汁のテイクアウトも
店内のいす席で味わうことも 出来ます。
そのほか、麹屋の甘酒、甘麹ミルク、甘麹フロート
味噌キャラメルソフト、甘さけシェイクなどメニューも豊富です!

続いて おじゃましたのは 戸を開けて入る食堂スペース!
お店の中に「お店が現れた」というようなスペースです。
まるで 内蔵ならぬ、内店!
木目が美しい木の壁の食堂が、くらをの店内の真ん中にあります。

食堂

20席ほどが並ぶ食堂内。

内観2

オープンキッチンがすぐ そばにあって、白い割烹着姿の
お母さんたちが動いています。

料理

この食堂で出会えるのは 月替わりの膳!
お膳を待つ間には、酒造りで使われていた
地下水の仕込み水 と 麹が 運ばれてきます。

麹

口に含むとじんわりと甘い麹。
お料理には、この麹がたっぷり使われ
「季節に合わせてその時々に一番おいしいものを
一番おいしい調理法で」仕上げられています。

こちらが「三月のお膳」

お膳

メニュー

麹によって、食材の美味しさが引き出され「じんわりと甘い」がいっぱい。
食べながら 始めに口にした麹と結び付けていくことが出来るのです。
(みそ汁は3種類から選びます。こちらは、筍とお花の味噌汁) 

なんだか、こころがほどけていく☆☆ 
出会えるのは、そんな 美味しさです。

百合子さんは、この「麹がある台所」に
私たちの暮らしに心地よさを生むためのヒントがあると考えています。

インタ

そして、この地域で日常の暮らしにある麹の使い方を
若い世代のみなさんにも日常的に使ってもらえるよう、
「くらをのお膳」を通して 現代の食卓に合わせた
麹料理をお届けしたいと考えているのだとか。

麹の甘みは、お米の甘み
私たちに 沁みついてきた味わいに 改めて出会える場所です。
身体の内側から元気になるごはんで、ほっとできる
「旬菜みそ茶屋 くらを」に、ぜひ、ゆっくりと時間をとって
出かけてみてくださいね!

4月からは、食堂スペースで
味噌、漬物、甘酒の製造体験教室が開催されるということです!
ホームページやfacebookページをぜひ、ご覧ください!

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旬菜みそ茶屋 くらを

3月中は水木曜日お休み
営業時間 10:00-17:00
ランチ 11:30-15:00
水曜・木曜定休
秋田県横手市増田町増田字中町64
電話 0182-45-3710 / FAX 0182-45-3711
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