ゆみこです。秋田県立美術館の県民ギャラリーで開催中の「日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展」へ!
お話は主催の秋田魁新報社 企画事業部、青島幸恵さんにお聞きしました。
「天空の城ラピュタ」「火垂るの墓」「もののけ姫」「時をかける少女」などの美術監督を務めてきた山本二三さん。
手書きの背景画やその前段階のスケッチ、イメージボードなど、初期から最新作まで約230点も並びます。
原画をこんな間近に見られるなんて・・・一点一点まさに「じーっ」と食い入るように見ちゃいますね・・・。
かなり細かく色が重ねられているのが分かります。繊細で鮮やかで緻密な描写。
本当に素晴らしい。
このような背景画のベースの基本サイズが18センチ×28センチだそうで
中にはもっと大きなものもあります。
注目してほしいのが背景画の「端」です。このように展覧会で飾られる時、ほとんどが額の中に更にフレームのように窓があって、絵を見ることができると思いますが
今回の山本二三展は背景画からはみ出した部分までみられるようになっているんです。
つまり、端に書かれた手書きの文字や色の重なりなどが見られます。
より細かな部分まで見てみてくださいね!
現在も日本を代表するアニメーションの背景画家・美術監督である山本さんの世界がまさに目の前に広がります。
更に「二三の日」として1月23日には先着30名様にポスターをプレゼント!
なんとご本人のサインが1本紛れているんです!
1月26日(日)まで開催している山本二三展、ぜひじっくりとご覧ください。
きっとまたそのアニメを見返したくなりますよ。
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日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展
~1月26日(日)まで
一般・大学生1000円
中・高校生600円 小学生以下無料
開催時間 10時~17時(最終入館16:30)