ゆみこです。横手市鍛冶町にひっそりと佇むこちらの美術館。
なんと世界中のハンドメイドの刺繍作品が並ぶ美術館なんです。
館長でもあり、日本刺繍作家の高橋正子さん。
ご自宅にお邪魔したかのような館内、入ってすぐの部屋には高橋さんが集められた中国やベトナム、インド、トルコ、ポルトガルやスイスなど各国の刺繍作品が並んでいます。
こちらはアルパカの生地に人々が生活しているようすが刺繍されています。
毎年こちらでは展示のテーマを変えているそうです。
今年は改元にちなんだ企画展として(11/23まで)、奈良・平安時代の重要物品を納める東大寺の正倉院に所蔵している宝物の「正倉院文様」をモチーフにした訪問着や帯などを展示しています。
なんとこちら、17年程前に高橋さんご自身が刺繍されたもの。
日本刺繍の特徴は絹糸で刺すこと、そして布をピンッと張ったら両手を使い
右手で上から指した針を左手で下から受け取り、それを繰り返して模様を作っていくんだそうです。
絹糸はよりがかかっているものと、よりがかかっていない真っ直ぐな糸とを使い分けます。
また、絹糸ならではの光沢があり角度によってキラキラと輝きます。
令和のこの時代に、日本皇帝の長い歴史や伝承文化に触れてみてはいかがでしょうか。
また、10月6日にはピアニスト山田朗子さんのリサイタルも開催されます。
是非お越しください^^
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横手Embroidery美術館
営業日→ 木・金・土
10時~16時
※4月から11月末のみ