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2019年8月30日

羊毛ハウスちくちく~藤里町~

かおりです!
いま、藤里町のお母さんたちが制作した「羊毛フェルト」の手作り作品が、
全国から人気を集めています!
藤里町 大野岱牧場で育った羊の毛を使い 制作された
オール藤里のハンドメイド作品です。
今月3日には、藤里町の役場近くにある空き店舗をリノベーションし、
作品を販売するお店「羊毛ハウスちくちく」がオープンしました!

迎えて下さったのは、藤里町の羊毛で作品制作を行う
「白神の里手作り工房」の皆さん、そして
「羊毛ハウスちくちく」オープンの 旗振り役として 動いてこられた
藤里町 地域おこし協力隊の 小原拓万さんです。 

 

「羊毛ハウス ちくちく」は、藤里町役場から数えて3軒目にある
築50年ほどの「淡路はきもの店」を改装し、今月3日オープンしました。

今日は、5人のお母さんたちが、羊毛をちくちく ちくちく!
ここで制作を行い、販売をしています。
お店には、秋田犬や、くま、くだもの などを 象った
羊毛フェルトの作品が並びます。どれもふわふわでとってもキュート!
ひとつひとつ、表情が違います。

作品
  
お店オープンのきっかけは!こちらにある「ガチャ!」
小原さんが発案したものです。

小原さんは、地域おこし協力隊として活動する中で
「藤里町には自分で小物や服飾品を作っている人が多く
しかもレベルが高い!」と感じていました。
しかし、販売する場所がなく、多くの作品は無料で配られたり
数カ月に1度のイベントで販売されている状況にあったため
もったいないと思っていたのだそう。
「販売したいが店番など人件費は、かけられない…」悩んだ末に思いついたのが
藤里町のハンドメイド作品を「カプセルトイ」にして販売する方法!でした!

これまで イベントや、藤里役場前のコミュニティスペースに設置して
きたところ「藤里オリジナル ガチャ」は、
お客さんが遠くから買いに来てくれるほど人気を集めていったのです。

小原さん

そこで、小原さんは、手作り上手な お母さんたちをスカウト!
特に人気を集めた「羊毛フェルト」の作品づくりを中心にしていこうと
勉強会などを開催し「藤里町羊毛フェルトアーティスト」のお母さんたちを
増やしていったのです!
現在、制作に取り組むお母さんは12人。
作品も多彩になり!今月「羊毛ハウス ちくちく」として、お店が
オープンすることになりました☆

ガチャ

きっかけとなった「ガチャ」には、オープン記念として
当たりのカプセルも登場!
お盆シーズンは、帰省客など たくさんの方がお店に集って
にぎやかだった のだそう♪
お母さんたちも、お客様からの反響には「うれしいですね」とにっこり!
藤里町の商店街に、新しいお店が開くのも! しばらくぶりのこと!!
開いたガラス戸からは、明るい雰囲気が広がります。

インタ

こちらは、藤里町の大野岱牧場ので刈られた羊の毛。

ケ

刈ってきたら汚れを取るために、みなさんで洗う作業を繰り返します。
洗浄には、藤里町の温泉水を使用!!
町の自然を守るため、廃油を使った手作りせっけんで洗い上げています。
「洗浄、紡ぐ、染める」
道具を使って、丁寧に仕上げていく過程も
お母さんたち皆さんが「羊毛ハウスちくちく」を拠点に
自分たちで行う制作作業です。

道具

ほぐす

ここまで、取り組みを動かしてきた小原さんは
「羊毛フェルトの良いところは、特別な機械を必要とせず
羊毛と針があれば基本的には作品が作れてしまうところ。
元々手作業の好きな人が多い藤里町なので、多くの人に作ってもらって、
藤里町らしい作品が、この先も生み出されていけば」と
お母さんたちとの、会話を弾ませていました。

キッド

始めは、ガチャのカプセル からスタートした、藤里町の手作り品販売は
店舗販売の「羊毛ハウス ちくちく」へ!
藤里の真ん中にある 作品ひとつひとつも、
アーティストであるお母さんたちひとりひとりも!
町の大きな魅力☆だと感じたラジパルでした!

皆さんも、ぜひ、訪ねてみてくださいね♪

ちくちく

羊毛ハウス ちくちく
月・水・土 午前10時~午後3時
藤里町役場から数えて3軒目 お寺の隣「旧淡路はきもの店」