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2018年12月22日

キムンカムイとアイヌ展

今日は秋田県立博物館にやってきました。
県立博物館では11月24日から1月23日まで「キムンカムイとアイヌ」という期間限定の展示をしています。

いりぐち2

この展示について角崎大さんにお話を伺いました。

2s

「キムンカムイ」とはアイヌ語で「ひぐま」を意味していて、今回の展示ではまさに「くま」に焦点を当てた展示になっているそうです。

博物館の入り口には実際の子熊の重さを体感できる「ぬいぐるみ」も展示されていて、試しに持ち上げてみたところ、ずしんとした重さにビックリしてしまいました。

くま

会場には木で作られた剣や槍などの仮の道具を始めとして、熊を埋葬し天国へ送るための儀礼品、ヒグマ(キヌンカムイ)やエゾシカ(ユクー)大迫力の剥製などなど、多くの展示品が臨場感をもって展示されており、アイヌの人々の息遣いが感じられました。
どの展示物も春夏秋冬の季節に即して展示されていて、自然と共に生きているアイヌならではの雰囲気も感じることが出来ました。
会場の外にもアイヌとキムンカムイについての展示がなされていて、楽しく学ぶことが出来る場所となっていました。

いりぐち

ふく

アイヌの人々の暮らしとヒグマの関わり方について、そして秋田のマタギとツキノワグマとの関係について知ることができるような展示がなされているそうです。
カムイといえば...今年の上旬から放送されていたアニメ番組を毎週欠かさず見ている私にとっては、実際にアイヌの人々の狩りの様子を見て知ることができたので大興奮してしまいました!

くま

そんな「キンカムカムイとアイヌ」展の中で、1月21日には「ツキノワグマ×ヒグマ」と題した講演会が開催されます。
講演会ではアイヌの人々がどのようにしてヒグマと共存し、生活や文化を作り上げてきたかを聞くことができるそうです。
熊のニュースで何かと話題になる秋田県ですが、アイヌの人々の生活を知ることで、ツキノワグマとの共生の仕方を理解するきっかけとなるのではないでしょうか?

☆秋田県立博物館☆
秋田県秋田市金足鳰崎字後山52
電話 018-873-4121
FAX 018-873-4123
Eメール info@akihaku.jp