大潟村の農家 松橋ファームの松橋拓郎さんをお訪ねしました。
松橋さんは、2012年「農家がつくる日本酒プロジェクト」
を立ち上げました。
酒米の種まきから始まり、日本酒が出来上がるまでの過程を通して
人と人が繋がっていこう!というプロジェクトです。
田植え、草取り、収穫まで、米作りの一連の作業を見守り、体験し、
最後は、酒蔵で酒米が日本酒になるまで関わっていく。
日本酒の名前は「農醸」
お酒を醸す酒蔵さんは五城目町の「福禄寿酒造」です。
松橋さんのお父様の「自分が作った米で作ったお酒が飲みたい」という言葉が
きっかけで立ち上げたプロジェクトだそう。
酒米を作る農家、醸す酒蔵、販売するお店、そこに関わる参加メンバー
みんなで「自分たちの日本酒=農醸」を作り上げながら、交流が深まっています。
でも、関わり方は自由ということ。
見守るだけ、交流会に参加するだけでもOKなのだとか。
松橋さんは、参加メンバー限定の懇親会など年間を通じてさまざまな
プログラムを企画!!
農作業のあと、松橋ファームの野菜でBBQを行ったり、
酒蔵を見学したり、楽しみながら、農醸を育んでいます。
「農醸」は季節ごとに3種類が届けられます。
「ささにごり」(~3月頃)「生酒」(5~6月頃)はメンバー限定販売とのこと。
秋には「ひやおろし」(9~10月ごろ)が味わえます。
今は、県内や首都圏などから 170人ほどがメンバーとして参加しているそう。
先日は、酒米「秋田酒こまち」の種まきが行われ、
ハウスの中では、芽を伸ばした苗がかわいらしい姿を見せていました。
「農家がつくる日本酒プロジェクト」は、この種まきで4年目がスタートしたところ。
松橋さんは「メンバーとの交流の中から出てきたアイディアを取り入れながら
この先も、農醸をつくっていきたい」とお話していました!
4年目メンバーに、まだ参加できるそうです!
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