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2016年8月18日

あきたの伝統野菜 ~田沢地うり~仙北市田沢地区

田沢地区には、この地域で江戸時代から受け継がれてきた
「地うり」があります。「田沢地うり」です。

田沢地うり

食べると、さくさくとした食感で青臭さも苦味もないさわやかな味。
そして、とてもみずみずしいのが特徴です。
味噌をつけて食べると、その味わいがなおさら 深まります!

地ウリ みそ

夏に、ほおばれば、体全体でおいしさを感じられる夏野菜です。

しかし、時代を経て、田沢地区では、現在94歳になる 石川さん が、
お1人で作り続けている状態でした。
石川さんは、田沢地区の千葉家(秋田藩の山を管理する山守だったそう)の林を
管理する山の作業員をされてきたそう。
山仕事の時には、この「田沢地うり」を水筒代わりに持って出かけていたのだとか。
その、美味しさと、みずみずしさから、石川さんは、作り続けてこられました。

石川さんのみが栽培し、採り、残してきた 「田沢地うり」とその種。
「今後も受け継いでいかなくては!」 と動いた方がいらっしゃいます。
「湖畔の杜レストランORAE」の 関口久美子さんです。

関口さんは、石川さんが、採って、残してきた種を譲り受け
地元の農家 田中さんへ その栽培をお願いしました。

地うり 畑

そうして、今年も田中さんの畑では「田沢の地うり」が実りました。
おじゃました畑ではそのふくよかで 丸みを帯びた地うりが
ずっしりと重そうな姿を見せていました!

また、その畑でも次の年の種を採るため 茶色く熟しているものがありました。

種とり用

きゅうりは、自家受粉しないため交配しやすく、種を採り守る事が大切なのだそう。

また、関口さん、田中さんが 譲り受け増やした種を、
これまで種を採って守ってこられた石川さんが もらいに来る という珍事も
あったとか。
(石川さんが種取り用に育てていた実を動物に食べられてしまったそう)

こうして、今では、石川さん、関口さん、田中さんの手で 地域の宝として
大切に栽培され、受け継がれている「田沢地うり」です。

湖畔の杜レストランORAE では、さまざまな メニューで「田沢地うり」に
出会うことが出来ます。
この季節は、もろきゅうはもちろん、冷製スープや、地うりのゼリーが
味わえるそう。

3ショット

私たちも、味わい、出会うことが 出来る 伝統野菜です。

一部 地元の直売所に出ることもあるそうですが、ぜひ、こうして
地元の伝統野菜を、この季節、この地域の味として
味わいに出かけてみてくださいね!
気候によって変わりますが、収穫は9月上旬ころまで。ということです!

湖畔の杜レストラン ORAE
仙北市田沢湖田沢字春山37-5
0187-58-0608