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2019年10月4日

松倉自然野菜出荷組合 佐々木玲子さん

かおりです!
雨粒が、稲刈り後の田んぼに染込む、大仙市松倉地区におじゃましました!
お訪ねしたのは、そんな雨粒を弾くような☆元気な農家のお母さん
佐々木玲子さんです。

いんげんと

佐々木さんは、松倉自然野菜出荷組合というグループで出荷に取り組んで
います。栽培している野菜の品種は?

「百姓というくらいだから、100はあるよ」とニッコリ!!

例えば、キャベツでも数種類、オクラだと2千本、ナスは1200本
枝豆も十数種類!!と 広い畑で、野菜の栽培に取り組んでいます。

テキパキ動く佐々木さん。だからなのか スタイルも抜群!
おしゃべりも弾みながら、キビキビと動いています。
若い頃は、旧国鉄時代の 日本食堂に就職、当時 憧れの職業だった
食堂車や車内販売員として仕事をしてきたのだそう。
お客さまからも人気を集めた販売員だったのだとか。
「広い畑の農家に嫁に来て お先マツクラ(松倉)かと 思ったわ(笑)」
と、朗らかに笑い飛ばします。
いまでは、多くの野菜の栽培を手掛ける スーパーお母さんです!

インタ

また、佐々木さんは 松倉の土地に古くから受け継がれてきた
「在来作物」の栽培も行っています。
それは、こちら
「秋田霜降りいんげん」です。

ささげ ぶらぶら

身を覆うように黒い模様が現れています!

しもふりささげ

茹でると、黒っぽい模様はなくなり鮮やかな緑色になります。
「魔法を掛けたようでしょ」と佐々木さん。
甘みのある味と、柔らかさ、風味のよさが特徴です。
一度食べたお客さんから「この いんげんでなくては」との
声が届くのだそう。
県南仙北地域では、こうして、種をつなぎ
栽培がされている在来種なのだとか。
玲子さんが、お嫁に来たときから
佐々木家では栽培を続けているそうです。

コンテナ

お話をしながら、つぎつぎと、袋詰めを行っていた佐々木さん。
次の日には、松倉自然野菜出荷組合が出荷を行っている
コープ秋田 土崎店でのイベントに出店すると、準備を進めていました。
「秋田霜降りいんげん」も並ぶのだそう。

また、そのほか、いものこや、あきたほのかなども
袋詰めしていました。

あきたほのか

いものこ

そして、「まづ、食べてけれ~」と手渡された一品が!!
「松倉 佐々木家 特製 いものこ汁」☆☆☆

いものこ

鶏がらをコトコトと長い時間をかけてだしを取り、
焼き目をつけた鶏肉、秋田の伝統野菜 石橋ごぼうで仕上げた
いものこ汁です。
風味豊かで、味わい深く、夢中になる美味しさ☆☆☆

芋に

松倉 佐々木家に伝わる いものこ汁だそう。
「いものこ も んめよ~」とおかわりを よそってくれました。

佐々木さん

手間ひま掛ける大変さ よりも「おいしい」と返ってくる ひとこと が
「何にも変えられない大切なもの」と佐々木さんは感じているのだそう。

なすづけ

収穫したナスは、彩りも鮮やかな「ふかし漬け」となり
目の前に並んでいました!! こちらも「んめ!!!^^」

コープあきた 土崎店のイベントでは、この「特製いものこ汁」と
漬け物も販売するのだそう。
こうして、対面販売でお客様と接する機会は、佐々木さんにとって
楽しみの時間でもあるのだとか。県外などでもイベントで販売しています。
お客様との会話も弾み、みなさん、にこやかに なるのだそう。

玲子さん

野菜にも、いものこ汁にも、そのあったかい心がこもっている
と、味わって感じたラジパル。
何より、佐々木さんの人柄に触れて、じんわりと力が湧くのを
感じた時間でした!

「秋田霜降りいんげん」は、もう少し、出荷作業が続くとのこと。
「松倉自然野菜出荷組合」でチェックしてみてくださいね。
また、佐々木さんは、これからも、コープあきたのイベントなどで
コープあきた茨島店などの直売があるということです!
ぜひぜひ、松倉の元気なお母さん 佐々木玲子さんにも
会いに行って お話ししてみてくださいね!!