はい、あんちかです。
仙北市角館町にやってきました。
去年初めて馬肉を食べたあんちか。今日はあのお肉にチャレンジ!?
やってきたのが秋田猪生産有限会社。今日は代表の阿部宗弘さんに伺いました。
阿部さんが猪の生産を始めたのは昭和61年。以前は大工さんの仕事をしていました。
今、使っている飼育小屋はご自身と大工さんとで建てたそうです。
猪の飼育生産ってなかなか聞きませんがやっぱり少ないらしく、東北でここだけとか!
猪が飼育小屋に今は20頭。昔一番多いときは120頭もいたそうです。
うり坊(猪の赤ちゃん)をどこからか購入して育てているのかと思ったら、な、なんと、飼っているオスとメスを交配して子供を産ませています。
赤ちゃんが出来てから4ヶ月で子供が生まれて、そこから約18ヶ月で私たちの口に入ります。
大人の猪になると大きいもので100キロにもなり、大きさも1.5メートルほどに。
でもしっかりと阿部さんになついているんです。たくさん話しかけて、撫でてあげて・・・。
撫でられて気持ちがいいと犬のようにゴロンとひっくり返ってお腹を出すんですって!!驚き。
ラジパルが行って、はじめはビックリして走り回っていた猪達も時間が経つと落ち着いて寄ってきました。
野生の猪を育てられた猪の味の違いは、えさや運動そして可愛がることで作るそうです。
なつかせているから、野生の猪のように襲ってこない。
ここまで手塩にかけて大切に育てると情も湧くんでは?と聞くと「んだよ」と頷いてました。
そして手塩にかけて育てた猪。人生初の猪をいただきました。
阿部さんの奥さんに猪の焼肉を作ってもらって!
お!!見た目は豚肉の焼肉みたい。
いただきます!
ん!?豚の焼肉よりも少し歯ごたえがありますが、臭みもなく、脂身も予想以上にさっぱり。しかもビタミンB1が豊富だといいます。
おいしい!!
ぜひ、興味を持った方は電話連絡をしてくださいね。
0187-53-3734です。
また毎年GWから10月くらいまで、道の駅協和で串焼きの販売もしています。
阿部さんは元気な限りは猪の飼育、生産を続けるよ!と笑顔で答えてくれました。