五城目町役場から、馬場目川へ進んだ「ウッドロード」沿いに
「ものかたり」というお店があります。
Uターンした若いご夫婦が4月23日にオープンしました。
古い民家をリノベーションした店舗で、ものづくりに携わる方々の技や、
作家さんたちとともに手がける新たなプロダクトをお披露目する場
となっています。
その「ものかたり」の店内で今日、行われていたのはワークショップ!
「シマシマを着て電波で合奏しよう!」
合奏を教えてくれるアーティストは和田永さん。
和田さんは、ブラウン管テレビやオープンリールデッキ、換気扇など、
古い電気機器をオリジナルな電子楽器に作り変えてパフォーマンスする
アーティストです。
文化庁メディア芸術祭アーティスト部門優秀賞受賞をしたこともある
和田さんは、2015年から古家電を新たな電子楽器として蘇生させ
合奏する「エレクトロニコス・ファンタスティコス」を始動しました。
今回、「ものかたり」には、昨年秋に東京で行われたイベントが
そのままやってきたそう。 会場では
「ラジオで合奏」 放送局を受信していないAMラジオの雑音に、
エアコンやテレビのリモコンを向けてボタンを押し、その赤外線で
音を変化させる
「テレビで合奏」 ボーダーシャツを着てビデオカメラで撮影し、
その映像を映像端子ではなく直接、ギターアンプにつないで
シマシマを音で聞く(シマの幅や、前後の動きの大きさで音が変わる!)
「シマシマで合奏」 ブラウン管のテレビのシマシマで合奏
を体感することが出来ました!
見えない赤外線で音を感じたり、目で見るシマシマを音で聞くなど
興味深い「音」の世界を、参加者と一緒に楽しんだラジパルでした!