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2017年12月20日

夫婦で取り組む きりたんぽスープ ☆「三種町 しらかみちゅうぼう」☆

雪の季節に、また! 美味しさが沁みる きりたんぽ鍋! 
三種町に、きりたんぽ鍋のスープ作りに取り組む ご夫婦がいます。
三浦正剛さん、久美子さんです。
kumiko’s kitchen 「しらかみちゅうぼう」と名付けた
厨房でのスープ作りは、すべて 夫婦の手作業。
取り組んで 20年になります。
インターネットの販売などは行わず、直接注文での販売に取り組む三浦さん。
「こだわりの食材で作り出す スープが美味しい!」と 
「美味しい実感」が、食べた人から人へつながって 
一度送った「宛名」の方が 次は「送り主」となり別の「宛名」へ。
そうして 広がってきた20年だったそう。

夫婦

こだわりの きりたんぽスープ が作られている厨房。
かおり がお訪ねした時は
親戚の三浦みゆきさんも手伝いに加わり、3人で動いているところでした。

スープ作り

材料は、比内地鶏のほか 
地元産の 玉ねぎ、ごぼう、人参、ネギに りんご
北海道の漁師さんから買い付けた利尻昆布 と九州産の 椎茸!
「ほかとはちょっと違うと言われます」と三浦さん。

キッチン 2

スープ作りには 三浦さんならではの キーワードがあります。
それは「メロン」「ラーメン」「お昼ごはん」

インタ

三浦さんは、30年ほど前に「ドラゴンドリーム」という仕事を 立ち上げました。
メロン栽培が盛んな八竜の 美味しい「メロン」を主体にした会社です。
「おいしいメロンだからこそ、栽培している農家さんの収入につながるよう
販売したい」その思いで 秋田杉の箱に入れたメロンの販売などに
取り組んできたそう。
その後、仕事は、幅を広げ、三浦さんは、刺繍の工場も動かしています。

縫製工場

スープ作りの厨房も、刺繍工場の隣にあります。
看板もない厨房。
「ここは何を作っているのだろう?と思われているかも^^」と奥さま。

メロンのない 冬になにをしようか?
そう考えて 取り組んだのが きりたんぽセット 作りだったそう。

販売に進んだきっかけは、東京のスーパーのバイヤーさんを迎えた際の
「お昼ごはん」
三浦さんが お昼ごはんに作ってお出しした
「三浦さん特製 きりたんぽ鍋」を食べた東京のバイヤーさんが
「美味しい!これは、販売したほうがいい」と とても感動したのだとか。

きりたんぽ

実は、三浦さんは、ラーメンショップを行っていたこともあったそう。
その際に、ラーメンスープは、ずん胴で煮て作っていました。
そのラーメンスープ作りのノウハウを生かして 作っていたのが
「三浦さんの自家製 きりたんぽ スープ」

三浦さんは、東京のバイヤーさんの 声を受け
冬場の「きりたんぽスープ作り」に本格的に 取り組むことになったのです。 

スープ

東京での販売がスタートした後に届いたのは!!
食べた方からの「おいしい」の声。
「これまで食べたものと違う」という感想でした。

そうして「送ってもらった人」から「また送ってください」 
「美味しかったから、送りたい人がいるのです」の声が返って
くるようになったのだそう。

セット

人から、人へ 美味しさがつながって、注文が少しずつ増えてくるお客様。
その中には 料理研究家の栗原はるみさんも いらっしゃるのだそう!!
(栗原はるみさんの 雑誌 harumi に 
お気に入りのきりたんぽ として紹介されたこともあります)

丹念に仕込み、プロをも 唸らせている 比内地鶏のきりたんぽスープ。
「おいしいが つながっていっているのが うれしい」と
三浦さんご夫婦は 顔を見合わせていました。

3ショット

感謝を込めて贈ることが多いからこそ、
丹念に仕込まれた 美味しいものを 贈りたい。
そういった思いに 答える 三浦さんご夫婦のスープ作り。

今 「しらかみ ちゅうぼう」の「きりたんぽセット」は 
北海道から沖縄まで届け先があり、そういった県外での評判を受けて!
西武秋田店で 販売が行われるなど 
県内でも 手にすることができるようなりました。
角館にある「町家館」での販売も 今年から始まっています。

発送するところまで ご夫婦の手で行っている毎日に
「中身が濃くて、充実した思いです」と
ほほえみあっていた三浦さんご夫婦。

さらに!さらに!
娘さんが ロサンゼルスに 留学中ということで!
今後は、アメリカ ロサンゼルスでの販売も行いたいということ。

「他にはない 美味しいものを 丹念に作る」
その思いを大切に、夫婦で力を合わせ、
「スープ作りに」に取り組む三浦さんの厨房には、
胸まで あたたかくする いい香りに 満ちていました!
(取材 ラジパルス かおり)

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kumiko’s kitchen「しらかみ ちゅうぼう」

三種町浜田字福沢11 
電話:0185-85-3000
FAX:0185-85-3330
mail:golddragon@lake.ocn.jp
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