今年度も「秋田の伝統野菜」を追いかけたいと思うかおりです!
秋田の伝統野菜は30の品目が数えられています。
どれも、長い歴史をもつ「地域独自」の在来作物です。
今日は「秋田さしびろ」を栽培する秋田市仁井田の佐藤さんの畑におじゃましました。
あと4~5日で出荷を迎える「秋田さしびろ」の葉ネギ。
周りの畑などはまだ、土ばかりを見せる今頃に、佐藤さんの畑では、さしびろの緑色が目を惹きます。
さしびろは、九条系のネギで、土の際から先端まで緑色に伸び、細く柔らかいのが特徴です。
佐藤さんは、親の代から 栽培しているそう。
春先、まだ、何も露地物が出ない早いうちに出荷するため、「春を告げる味」として親しまれています。
佐藤さんは、煮物やかやきにして食べるのがお好みということ。卵と合わせても美味しいそう!
辛味も歯ざわりも柔らかいさしびろの 食感。
春のぬくもりを感じさせてくれます。
また、佐藤さんは他にも 秋田の伝統野菜「仁井田青菜」「秋田蕗」も栽培しています。
秋田蕗のふきのとうは、開いた様子も大きくこぶしほども!
さしびろ と仁井田青菜の色は、雨にぬれてより鮮やかでした。
秋田さしびろは、スーパーや直売所など身近なところで手にすることができる伝統野菜です!
ぜひ、今夜の食卓で♪♪