今日は、二十四節季のひとつ「穀雨」ですね。
春の雨に農作物が潤う季節の頃。「種まきに適した時期」とも言われています。
ラジパルも「種まきしましたか?」と農家さんに聞きに行きました!
秋田市仁井田で野菜を栽培している 佐藤孝子さん。
佐藤さんは、秋田市仁井田で70坪ほどの畑を借り、農作業をしています。
栽培している種類は16種もあるんですって!
「少しずつたくさん植えています」と佐藤さん。
玉ねぎ、にんにく、えごま、赤人参、黄人参、菊芋、てんこ小豆などなど
種まきを終えたそう。
佐藤さんが、本格的に農作業に取り組み始めたのは10年ほど前。
「大学生にもなる孫がいるのよ~」と笑う佐藤さんは
「これから、忙しくなるの。あなたたちも、長靴履いて、軍手つけて来て!」と
これから、はじまる農作業を前に、腕まくり!といった様子でした。
佐藤さんは、実家のある藤里町にも畑を持っていて
通いながら野菜の栽培を続けているのだそう。
小さい頃から、親の手伝いをして覚えたという農作業に本格的に携わり、
今は、収穫はもちろん、野菜の加工に力を入れています。
佐藤さんの野菜の加工には、主婦ならではの工夫がいっぱい!
「砂糖を使わないばっけ味噌」を、今日も午前に仕込んでいたそう。
味噌汁にするとおいしいのだとか!
野菜が実ったら、トマトや玉ねぎの味噌漬け、菊芋のしば漬け
きゅうりの漬物、辛味ネギの味噌 などなど!!
多くの加工品を作り出しています。
「主婦だから、根~葉~花まで なんでも加工してみたくなる」とにっこり
その工夫から生み出された 加工品の数々は、出荷している
セリオンガーデンでも 好評なのだそう。
種まきを迎え いよいよ 忙しくなる農家さん。
でも、栽培に楽しみを感じ、その多くの作業に まめまめしく
動いている姿に、春の大地のような力を見たラジパルでした。