2/11・12 大館市では冬の風物詩「大館アメッコ市」が開催されます。
400年以上も前から続いている、この地方最大の民俗行事です。
会場の、おおまちハチ公通りには枝アメが飾られ、アメを売る露店が並びます。
今は、アメの種類も豊か!です。
大館アメッコ市でふるまわれるアメ「からみアメ」は皆さんご存知ですか?
アメッコ市では 昔の行商人の格好をした大館菓子協会の方が
「からみアメ」を割り箸にくるくる巻いて、お客さんの口に
ほおりこんでくれます。
手を差してもらうのではなく、直接 口の中に入れてもらうのが作法だそう。
麦芽糖やもち米を材料にした水アメは、べっ甲色で
口に含むと やさしい甘さと味わいが広がります。
また、からみアメには、白ひげ大神とともに巡業する「飴っこおこう」の
伝説をもとに作られた物語があります。
「飴っ子おこう」の物語
気立ての優しい働き者の娘「おこう」が「白ひげ大神」に助けられたことから、病に倒れる
人々のために薬のアメを作ろうと頑張り、夢枕に立った白ひげじいさまの
教えをうけ、とうとう薬のアメを作り上げるという物語。
からみアメは、その「薬のアメ」とも言われています。
アメッコ市での 「からみアメ ふるまい」は
2/11(土)①10:45~11:15 ②12:40~13:10
2/12(日)①10:15~10:45 ②13:00~13:30
に行われます。
食べると風邪を引かないといわれているアメッコ市のあめっこ。
会場を訪れたときには、ぜひ「薬のアメ=あらみアメ」を
口にしてみてくださいね!