はい、あんちかです。
秋田市川尻にある総社神社に今年も大絵馬が参道脇に掲げられたとのことでやってきました。

今日はお話を宮司の川尻孝紀さんにうかがいました。

この大絵馬は平成3年から毎年12月の始めの日曜日に掲げられています。
近くで見ると本当に迫力があります。
なんと大きさは6畳もあり、秋田杉でできているんですよ。そして重さは約100キロ。約50人以上の人の協力があってここまで運ばれました。
来年は「亥」ということで大きな目がくりっとした大人の猪とそれにじゃれるように寄り添う子供の猪4匹が描かれています。
こちらの絵は地元の水墨画家の飯塚洋三さんが平成22年から描いています。
そして絵には朱色の文字で「招運」。右には縦で黒字で「一陽来陽」と。
毎年この大絵馬の前で家族写真を撮影して年賀状にしている方もいるそうです。
宮司は「今年はたくさんの自然災害が起こっていたので来年は平穏に暮らせますように」とおっしゃっていました。
この大絵馬は来年11月末まで見ることが出来ます。大晦日にはライトアップもしますのでまた違う景色で見られそうです。