田沢地区の伝統野菜を継承しようと、動いてこられたキーパーソン
関口久美子さんを お訪ねしました。
関口さんは、田沢地区に伝わる伝統野菜 「田沢地うり」「田沢ながいも」を
栽培すること 料理に使用することで 守りたいと動いています。
おじゃましたのは 関口さんがお客様をお迎えしている
田沢湖「湖畔の杜レストラン ORAE」
あきたの伝統野菜を味わってもらうことで、伝えよう!と
あきたの伝統野菜がメインとなる「伝統作物料理プレートセット」を
毎年 提供しています。取り組んで5年になるそう。
こちらが、あきたの伝統野菜 15品目を使った プレートセット☆☆☆
・田沢地ウリのピクルス ・湯沢三関セリむし白醤油仕立
・亀の助ねぎ焼 八木にんにく味噌添え ・仙北丸なす漬け
・カナカブ漬け ・鶏肉の八木にんにく醤油焼
・田沢ながいもと田沢湖山中のばっけで作ったコロッケ
・西明寺栗焼
山内人参と石橋ごぼうと大根のサラダ 生とんぶりのせ
山内人参と山内いものこお味噌汁 1800円
伝統野菜は、ひとつひとつ、関口さんが生産者を訪ねて手にしてくるのだそう。
伝統野菜、ひとつひとつの丁寧な説明がついています。
食べたお客様が、じっくり、読んで、食べて、味わう姿があるのだとか。
栽培に手間がかかるなど、栽培農家が少なくなっている あきたの伝統野菜。
それゆえの「個性」を 食べて知ってもらい
料理することで 栽培につなげたいと 関口さんは考えています。
また、ORAEで食べたお客様の感想は、生産者に伝えるなど
その仲立ちとなっていきたいと考えているそう。
「なくなったらとりもどせない 地域の宝」=「地域に伝わる伝統野菜」
関口さんは「県内の人に伝統野菜を味わって貰い、つなげて行きたい」と
お話していました。
ORAEの「伝統作物料理プレートセット」は12月はじめまで提供しています。
また、11月は「あきた伝統野菜 まちめぐり Month」と題して
県内20の参加店舗で 伝統野菜を味わうことができます。
詳しくは「あきた伝統野菜まちめぐり実行委員会」で検索してみてください。
電話:018-872-1631(県立大学内あきた郷土作物研究会)