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2017年4月25日

羽後町 貝沢ふくだち菜~秋田の伝野菜 候補~

秋田の地域・地域に伝わる郷土作物「あきたの伝統野菜」を今年も追いかけ
ている かおり。
羽後町に、あきたの伝統野菜 候補 があると聞いて会いに行きました!

春のこの時期、味わえるのは 1週間~10日ほど という
「貝沢ふくだち菜」です。羽後町の貝沢集落で受け継がれてきました。
栽培している中川文子さんをお訪ねしました。

畑

県南では、白菜や菜っ葉などの野菜が 雪の下で冬を越え
春になって 茎を伸ばしてきたものを「ふくたち」「ふくだち」
として食してきたそう。

羽後町貝沢集落では、秋 9月15日頃に種をまいて葉を伸ばした後
雪の下で冬を越させ(はじめの葉は食べないそう)
雪が消えた春 土と共に姿を現し
伸ばしてきた茎や葉を(羽後町では「ほげてくる」と言います)
「ふくだち菜」として食べてきたのだとか。

貝沢ふくだち菜

貝沢集落の「ふくだち菜」を、畑で そのまま味あわせていただいた かおり。
茎が柔らかかく、噛むと 甘みがふわ~っと広がります。
そのあと、やってくる菜の花にも似た青菜のいい香り。ほんのりの苦味。

インタ

中川さんは、さっと湯がいたたり、炒めたりして 食べるそう。
(生かじり でも十分甘さと 柔らかさを感じました^^)

「その味が、好きで、春になったら 食べたいから 作りつづけてきた」
という中川さん。こうして父の代から何十年も作り続けてきたそう。
毎年、種を取って 次の年につなげてきました。

貝沢集落そして、羽後町内では こうして「自家消費用」として
春に食す「ふくたち」を 栽培する家々が多かったそう。
今では、数戸ほどとなってしまいましたが
その家、その家で 種を取り、受け継いで栽培してきました。

昨年、羽後町に「道の駅 端縫いの郷」がオープンし
「羽後町ならではのものを 並べたい」と駅長さんと取り組んだ
中川さんは、この春 初めて「ふくだち菜」を出荷。

「貝沢ふくだち菜」として 道の駅の産直コーナーに並べたところ
「昔 食べたふくだち の味がする」とおじいちゃんおばあちゃんが
とても喜んだそう。今日も完売となっていました。

売り場

ふくたち菜

羽後町の JAひばり野が出荷する「ふくたち」も、スーパーなどに並び
春の味を感じる野菜として今では広く知られる存在です。

「貝沢ふくだち菜」は、露地栽培で、雪解けとともに「ほげてくる」
春一番の青菜として愛されてきた存在。人の手から手へと繋がれてきました。

「収穫してみると、次々と茎を伸ばし、2番こ 3番こと どんどん
伸ばしてくる。とても生命力が強いよう」と中川さん。
貝沢ふくだち菜の株たちを なでるように触れていました。

2ショット

各家々でのみ 伝わってきた羽後町貝沢集落の「貝沢ふくだち菜」
ほおばると、春の喜びが広がるような味は☆
羽後町の「端縫いの郷」に並ぶようになったということ!
短い旬を捕まえて! その味を 感じてみて下さいね!