2021年6月16日(水) かおり取材
目にしたのは、色彩やかな美しいサツキ!
サツキの盆栽 およそ250鉢を育てる、秋田市広面の佐藤敬さんをお訪ねしました!
御年81歳!
「よく見に来てくれた~^^」
マイクがいらないのではないか?と感じるほど、元気で張りのある声が響きます。
今日は、ご友人の佐々木雪男さんと一緒に、サツキを紹介してくださいました。
ここにあるサツキの盆栽は、佐藤さんが集めたり挿し芽から育てあげたものです。
樹齢250年ほどのサツキもあります。
「花はもちろん、サツキの根っこ、そして樹形を見てもらいたい」
少しずつ土を寄せて、根っこを出すようにして栽培を重ねてきました。
力強い根っこには、目を奪われました!
「自慢のサツキたちです」と佐藤さんの声が一段と大きくなりました。
佐藤さんは、こうしてサツキの栽培を行って50年になります!!
満開のサツキは、まるで芸術品!
手を抜かず丁寧に栽培してきたからこそ、このような根っこの張り、樹形、そして、花の咲き方!になるのだそうです。
「友人にも支えられて、このようにサツキを育てられています」
中継中も、佐々木さんが、咲き終わった花を摘み取るなどの作業を休みなく行っていました。
大変なのは、鉢の植え替え。
土の根のあたりを柔らかく保つことが大切で、2~3年に一度、鉢の植え替えを行っています。
「ひとりでは、もてないほど大きいからね」
挿し芽はこんなに小さいんだと見せてくれました。
割りばしほどの太さになるまで15年はかかるということ!!
250鉢のすべてに、こころを込めて肥料を与え、水をやり、伸びてきた葉や枝をキレイに剪定していきます。
花が咲いているのは10日ほど。
花が美しく咲くよう毎日サツキに手を掛けることが元気の秘訣だ、とお二人は笑顔を見せていました。
「キレイに咲いた花を、ぜひ、たくさんの人に見てもらいたいね」
佐藤さんのサツキを目にし、お話をして、照らされたような気持ちになったラジパル。
みなさんも佐藤さんの自慢のサツキ、ぜひ、目にしてくださいね。
場所:秋田市広面
佐藤さん018-834-0128