2020年11月30日(月)放送
知っている人は知っている、牡蠣好きのゆみこです。
夏には生の岩ガキを食べてはエネルギーチャージをしていました!
「冬でも生牡蠣が食べたいなぁ・・・」と心の中で思いながら、冬は冬でしっかりと焼き牡蠣を堪能(笑)
そんな中「美味しい牡蠣が入ったよ!!生で食べられる新鮮な戸倉っこかきだよ!」と。
「戸倉っこかき・・・・!???」聞いたことがない名前にひかれ、やってきました、こちら!
秋田市大町、ウイングビル屋上にある「川反ルーフトップ 肉広場」です。
「BBQ伊藤さん」こと、伊藤智博さんが笑顔で迎えてくれました!
冬季は「肉広場」が「牡蠣広場」に変身!
ここで食べられる牡蠣は宮城県南三陸、戸倉地区の新ブランド「戸倉っこかき」です!
戸倉の漁師・後藤さんの牡蠣を直接仕入れているのですが、この「戸倉っこかき」は一般の牡蠣の養殖方法とは少し違い、牡蠣の養殖棚をなんと3分の1に減らして養殖しているんです。
なぜ養殖方法を変えたのか・・・そこにはこんなストーリーがありました。
震災前、カキの養殖棚の状況がとても窮屈に見えていたという漁師の後藤さん。
被災し、津波で何もなくなった状態を期に「逆に新しいことに挑戦してみよう」と思ったそうです。
密集状態の養殖を止めて牡蠣のひとつひとつに海の栄養分がいきわたるには…という計算を大学教授らと相談して、震災前の3分の1以下に養殖施設の数を減らす決断を!
売り上げも3分の1になるんじゃないかと周囲からの反発もあったそうですが、
試験的にやっていく中で通常出荷まで2~3年かかるカキが
1年でこれまでよりも大きくなったので「これはいける」と漁師仲間を納得させたそうです。
しかも、この「戸倉っこかき」は国内で初めて海のエコラベル「ASC認証」を受けたブランド牡蠣です。
「ASC(Aquaculture Stewardship Council)」
(水産養殖管理協議会が定める認証制度。環境に大きな負担をかけず、労働者と地域社会にも配慮した養殖業を認証し、「責任ある養殖水産物」であると認められた)
カキの糞等で海底の汚泥も懸念されていましたが、
密集状態の養殖を止めたことにより徐々に解消が見られ、それが評価され「ASC認証」に至ったとのこと!!
そんな戸倉っこかきをまずは生で・・・いただきます♪
甘みが強い!そして牡蠣自体の味が濃いです!おいしい!!
伊藤さんおすすめの食べ方は、生食できるからこそできる「レア焼き」!
ほんの少しだけ火を通すことで、身がキュッとなりながらも生食よりも甘みが濃くなるんです。
(なんだって!?と、レア焼きを狙うゆみこ)
他にも特製トマトソースをたっぷりとかけた「チーズ焼き」も美味^^
「中間業者を通さない後藤さん本人直送だから、鮮度と旨さが違います。
そして、ブランド牡蠣なのにお財布に優しい!だからこそタラフク食べて欲しいのです!
この取り組みは、まさに震災復興の支援に繋がっています。
同じ東北の仲間の頑張りを皆さんで美味しく食べて、応援していただければ」と伊藤さん。
南三陸産の「戸倉っこかき」、是非食べてみてはいかがでしょうか^^
おまけ情報~♪
おいしい三関セリを豚肉でギュッと巻いたコチラは、伊藤さんが東京の友達に秋田のセリをBBQで美味しく食べてもらいたいという思いから出来た一品!!
日本バーベキュー協会の「ご当地BBQレシピ」にも認定されています^^
セリの苦みとお肉の甘味が・・・くぅぅぅぅ!ビールをくださいッ!!!!!笑
****************
川反ルーフトップ 肉広場
住所:秋田市大町5丁目2-15 ウイングビル屋上
電話番号:090-8452-9217(伊藤さん)
※ご予約等、詳しくはHPまたはお電話で!!