かおりです!
能代市中心部 市役所や郵便局が並ぶ上町には、時折 開く
特別なランチの時間があります。
「四季のあつこランチ」です。
地元 能代・山本地域の食材や、国産の食材にこだわり丁寧に作る
相澤れい子さん、相澤あつ子さん母娘の「手作りランチ」です。
「四季のあつこランチ」は、ほぼ月に1度のペースで行われてきて
今回で45回になります!!
能代市上町 カフェスタイルのレンタルスペース「夢工房 咲く咲く」で
5年ほど前から開かれている特別ランチです。
「夢工房 咲く咲く」は、さまざまな取り組みを行い人が集う
地域のコミュニティスペース!
今年は、毎月10日に「四季のあつこランチ」が
行われるようになったのだそう。
今日のメニューは☆「夏の菜園ランチ」☆
能代・山本地域産の野菜が15種類ほども!!使われていました☆
どれも、目に鮮やかな野菜の彩りです!
「ジプシースープ」は、比内地鶏でだしをとったスープに、11種類もの
野菜がやさしく溶け込んでいました。夏だからこそ作ることが出来る!
という地元食材の豊かさを知るひと品です。
口に入れると、なんとも滋味深く、味わったときにまあるい気持ちになる
幸せを感じるおいしさでした。
エスニック風肉団子や、コーンとサラミのスコーン、かぼちゃのスコーン
ゆで卵と一緒に器に入るキャベツもグリンピースも!
どれも丁寧に作られているのを感じ、野菜の持つ美味しさを
しみじみ味わったラジパルです。
スコーンに添えられているジャムは「相澤食研」として
作っているもので、今日は、能代産のジュンベリーと湯沢のいちごの
ジャムでした。
この相沢食研のジャムもファンが多く、水俣のオレンジで作られる
マーマレードは「絶品」と口にした人々から 称されています。
ランチのメニューは、あつ子さんが決めているのだそう。
図書館で料理やレシピの本を読んで何度も同じメニューを作ってみたり、
「八戸でブイヤベース祭りがある」と耳にしたら、足を運んだり!
あつ子さんは、ストーリーやイメージを
膨らませて、メニューを決めています。
今日も、テキパキと盛り付けをして提供していました。
それでも、ランチを始めたばかりは
「段取りが良くなくて、作っていて壁にぶつかるようなときもありました」
とお母さま。
一緒に、作る料理を重ねて、あつこさんもご自身のメニューに
自信を深めていったのだとか。
母と娘の二人三脚で提供する「四季のあつこランチ」
今では、毎回 お客様が
味わう時を待ち望む人気のランチになっています☆
お母さまと、あつ子さんが
お客さまに味わってもらいたいと考えているのは「相澤家の味」です。
それは、お母さまが、小さい頃 身体が弱かったあつ子さんを思い
一食、一食 大切に料理してきた食事なのだそう。
お母さまが、大切に作ってきた食事で、あつ子さんはいつからか
自分でもその体調の良さを実感するようになったのだとか。
「食べたもので身体は作られる」優しい表情の中の
まっすぐなお母さまのまなざしが印象的でした。
地元や国産の材料にこだわり、手作りで丁寧に仕上げる味わい。
地元食材の豊かさとあたたかさを含んだ味わいは、
単に空腹を満たすためだけの
食事ではなく、心の深いところまで栄養を届けてくれる!
そんな思いを抱きました。
次の「四季のあつこランチは」9月!ということ。
毎月開催されている「ときわときめきマルシェ」でワンコインランチ
として、登場することもあるそうです!
問い合わせ:「夢工房 咲く咲く」
能代市上町8-21
電話:090-2279-4492