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【12月28日放送】「食習慣とも関係 逆流性食道炎」
[出演]あじみね内科医院 安次嶺拓馬さん

胃液や胃の中にある食べ物が食道に逆流する「逆流性食道炎」がテーマ。
食道が胃液にさらされて傷み、胸やけや喉の痛みなどの症状が出る。脂肪分が多い食事やアルコールは胃液の分泌を促すため、とり過ぎないように注意することなどが予防のポイントだ。また、食後すぐに横になると胃の中のものが食道に逆流しやすい。北秋田市のあじみね内科医院の安次嶺拓馬院長が解説する。
【12月21日放送】「暴飲暴食も原因に 胃潰瘍」
[出演]あじみね内科医院 安次嶺拓馬さん

テーマは「胃潰瘍」。
胸やけ、吐き気、胃もたれなどが主な症状だ。最悪の場合は胃に穴が開いてしまうこともある。ピロリ菌への感染や薬の副作用、ストレスなどにより、胃の内側が傷むことで症状が出る。暴飲暴食や不規則な生活も胃に負担をかけ、胃潰瘍につながることがあるため、年末年始は特に注意が必要だ。北秋田市のあじみね内科医院の安次嶺拓馬院長が解説する。
【12月14日放送】「さまざまな病気の原因に 高血圧」
[出演]小泉医院 小泉亮さん

テーマは「高血圧」。
長い期間続くと、脳梗塞や心筋梗塞など、命に関わる病気につながることがある。自覚症状がなく、いつの間にか進行するケースが多い。ほとんどは、塩分の過度な摂取や肥満、運動不足などの生活習慣や体質が原因となって発症する。このため、生活習慣の改善を中心に、薬の服用を組み合わせて治療を進める。能代市の小泉医院の小泉亮院長が解説する。
【12月7日放送】「把握していますか? 自分の脂質」
[出演]小泉医院 小泉亮さん

テーマは生活習慣病のひとつ、「脂質異常症」。
血液中の脂質の値が基準より高い、もしくは低い状態だ。自覚症状がないため放置されることが多いが、進行すると動脈硬化を引き起こし、脳卒中や心筋梗塞など、命に関わる病気につながることがある。動物性脂肪が多い食事や運動不足が主な原因になる。生活習慣の改善が治療の中心だ。能代市の小泉医院の小泉亮院長が解説する。
【11月30日放送】「耐えられない痛み 痛風」
[出演]小泉医院 小泉亮さん

テーマは「痛風」。
足の親指の付け根など、関節が腫れて激しく痛む症状が特徴。血液中の尿酸が増えることによって発症する。アルコールやプリン体を多く含む食品の過度な摂取が主な原因だ。腎機能の低下や腎臓結石を併発することもある。治療では、生活習慣の改善と並行して、炎症を抑える薬や尿酸の排出を促す薬などを服用する。能代市の小泉医院の小泉亮院長が解説する。
【11月23日放送】「生活習慣と関係も 多血症」
[出演]いちかわ内科クリニック 市川喜一さん

赤血球が異常に増える血液の病気、「多血症」がテーマ。
全身に十分な酸素を届けられなくなり、頭痛やめまい、耳鳴りを感じることがある。また、血管の中で血の塊ができやすく、脳梗塞や心筋梗塞につながるケースも。高血圧や糖尿病が原因となって発症する。予防には、適度な運動と栄養バランスの良い食事が効果的だ。秋田市のいちかわ内科クリニックの市川喜一院長が解説する。
【11月16日放送】「全身にさまざまな不調 貧血」
[出演]いちかわ内科クリニック 市川喜一さん

テーマは「貧血」。
赤血球の減少などにより、血液が体の組織に十分な酸素を届けられなくなる状態だ。初期の段階では症状がほとんどないこともあり、気づかないうちに進行するケースも多い。けがや手術による大量の出血のほか、鉄分の不足によって起こる。栄養バランスの良い食事を心がけることによって予防することが可能だ。秋田市のいちかわ内科クリニックの市川喜一院長が解説する。
【11月9日放送】「命の危険も 糖尿病の合併症」
[出演]あきた東内科クリニック 成田琢磨さん

テーマは「糖尿病の合併症」。
糖尿病は多くの場合、自覚症状がないまま進行し、命に関わるような合併症を引き起こす。たとえば糖尿病網膜症は、眼球の中の血管が傷み失明することもある。眼科検診を受けることにより発見できる病気だ。糖尿病を発症した場合は、合併症の可能性も考えて検査を定期的に受けることが重要。秋田市のあきた東内科クリニックの成田琢磨院長が解説する。
【11月2日放送】「生活習慣と深く関係 糖尿病」
[出演]あきた東内科クリニック 成田琢磨さん

「糖尿病の治療」がテーマ。
食事療法では、自分の体に必要なエネルギー量を知り、栄養素をバランスよく摂取することが重要だ。また、ウォーキングや水泳をすることで、体内の糖質や脂質を消費させる運動療法も効果的。生活習慣を改善しても血糖値をコントロールできない場合は、薬を使った治療を検討する。秋田市のあきた東内科クリニックの成田琢磨院長が解説する。
【10月26日放送】「糖尿病ってどんな病気?」
[出演]あきた東内科クリニック 成田琢磨さん

テーマは「糖尿病」。
血糖値が高い状態が長い期間続き、目や腎臓、神経など、全身のさまざまな部分で深刻な合併症を引き起こす。肥満や運動不足などにより、ブドウ糖を処理するインスリンのはたらきが悪くなることが主な発症原因だ。多くの場合は初期症状がほとんどなく、静かに進行する。少しでも早い治療開始が重要だ。秋田市のあきた東内科クリニックの成田琢磨院長が解説する。
【10月19日放送】「影に大きな病気? 飛蚊症」
[出演]なべしま眼科クリニック 鍋島隆司さん

実際には存在しないにも関わらず、目の前を蚊が飛んでいるように感じる目の症状、「飛蚊症」。
加齢によって硝子体という目の組織に濁りが生じることが発症の主な原因となる。網膜剥離や硝子体出血など、重い病気の初期症状として現れることもあるため、症状を感じた場合は眼科で精密検査を受けるとよい。秋田市のなべしま眼科クリニックの鍋島隆司院長が解説する。
【10月12日放送】「加齢や近視が引き金 網膜剥離」
[出演]なべしま眼科クリニック 鍋島隆司さん

テーマは「網膜剥離」。
眼球の奥にある網膜という組織が、さまざまな原因で剥がれる疾患だ。視力の低下や見える範囲が狭くなるといった症状を引き起こす。放置したり発見が遅れたりすると失明にいたることもある。加齢による目の組織の変化や強い近視が発症の引き金になる。手術によって治療が可能だ。秋田市のなべしま眼科クリニックの鍋島隆司院長が解説する。
【10月5日放送】「加齢による目の変化 白内障」
[出演]なべしま眼科クリニック 鍋島隆司さん

テーマは「白内障」。
視力の低下や視界のかすみなどの症状がみられる。ゆっくりと進行するため、症状に気づかないケースが多いことが特徴だ。眼球の水晶体という組織が、加齢によって濁ることで発症することが多い。一度濁った水晶体をもとに戻すことはできないが、手術によって視力を改善することができる。秋田市のなべしま眼科クリニックの鍋島隆司院長が解説する。
【9月28日放送】「自覚症状なく進行 緑内障」
[出演]なべしま眼科クリニック 佐藤徳子さん

日本人が失明する原因でもっとも多い目の病気、緑内障がテーマ。
眼球の中の神経が損傷することにより、視界に見えない部分が現れたり、視界が狭くなったりする。ゆっくりと症状が進行するため、自覚症状を感じにくいことが特徴だ。緑内障によって失われた視力や視野は、治療をしても、もとに戻ることはない。秋田市のなべしま眼科クリニックの佐藤徳子副院長が解説する。
【9月21日放送】「さまざまな種類 結膜炎」
[出演]なべしま眼科クリニック 佐藤徳子さん

テーマは「結膜炎」。
充血や目のかゆみなどの症状が特徴だ。軽い症状で済むことが多いが、重症化すると視力低下や失明につながることもある。発症する原因はアレルギー反応やウイルス感染などさまざま。家庭内でも感染が広がるケースがあるため、タオルや食器を共有しないといった感染予防が有効となる。秋田市のなべしま眼科クリニックの佐藤徳子副院長が解説する。
【9月14日放送】「放置しないで! 目の違和感」
[出演]なべしま眼科クリニック 佐藤徳子さん

テーマは「目の違和感」。
目が痛む、視界がかすむといった症状はドライアイの可能性がある。ドライアイを放置すると角膜が傷ついて炎症を起こしやすくなるほか、視力低下につながることもある。室内では適度な湿度を保つことや、パソコンを長時間使用する際は意識的にまばたきの回数を増やすことなどが予防のポイント。秋田市のなべしま眼科クリニックの佐藤徳子副院長が解説する。
【9月7日放送】「耐えがたい痛み アニサキス症」
[出演]及川医院 及川圭介さん

激しい胃の痛みを引き起こす「アニサキス症」。
アニサキスという寄生虫が寄生した魚介類を生で食べることで発症する。魚介類の刺身や冷凍処理をしていないシメサバなどの加工品が原因になりやすい。自宅では、食材の冷凍や十分な加熱が有効な予防法。発症した場合、医療機関では内視鏡を使って胃に入り込んだアニサキスを取り除く。秋田市の及川医院の及川圭介院長が解説する。
【8月24日放送】「ツラい症状 カンピロバクター腸炎」
[出演]及川医院 及川圭介さん

腹痛や下痢、吐き気が数日間続く「カンピロバクター腸炎」。
原因となる細菌は動物の消化管に存在している。細菌が付いた食肉やペットから感染するケースが多い。食材の十分な加熱や調理器具の消毒、手洗いの徹底が感染予防に有効。特効薬はないため、万が一発症した場合は食べることを控え、十分な水分補給を心がけるようにする。秋田市の及川医院の及川圭介院長が解説する。
【8月17日放送】「激しい下痢 細菌性食中毒」
[出演]及川医院 及川圭介さん

テーマは「腸管出血性大腸菌感染症」。
激しい腹痛と下痢が症状の特徴。子どもや高齢者が感染すると重症化しやすいため注意が必要だ。原因となる細菌が付いた食べ物を食べることなどにより感染する。生肉は十分に加熱するほか、野菜はよく洗うことが感染予防のポイント。万が一発症した場合は、症状をやわらげる対症療法が中心になる。秋田市の及川医院の及川圭介院長が解説する。
【8月10日放送】「骨折の引き金に 骨粗しょう症」
[出演]つつみ整形外科 堤祥浩さん

テーマは「骨粗しょう症」。
骨が弱くなることで、転倒などによって骨折しやすくなる。背骨がつぶれる圧迫骨折を起こすと、高齢者の場合は寝たきりの原因になる。自覚症状がないまま進行することが特徴。背中や腰が曲がってきたという場合は発症している可能性が高い。治療の中心は食事をはじめとした生活習慣の見直しだ。秋田市のつつみ整形外科の堤祥浩院長が解説する。
【8月3日放送】「歩行困難も 腰部脊柱管狭さく症」
[出演]つつみ整形外科 堤祥浩さん

テーマは「腰部脊柱管狭さく症」。
50歳代から70歳代での発症が多く、脚の痛みやしびれなどの症状がみられる。重症化すると長い距離を歩くことができなくなることが特徴。加齢や重労働によって背骨が変形し、背骨の中を通る神経が圧迫されることが原因で発症する。治療は症状の緩和や改善を目指す保存療法が中心となる。
秋田市のつつみ整形外科の堤祥浩院長が解説する。
【7月27日放送】「軽く考えないで! 腰痛」
[出演]つつみ整形外科 堤祥浩さん

腰の痛みや脚のしびれを引き起こす腰椎椎間板ヘルニア。重症化すると歩くことが困難になることもある。
腰を曲げて重い物を持ったり、激しいスポーツをしたりするなど、腰に強い圧力がかかることが発症の引き金になる。症状が出た場合はコルセットを装着して腰を固定するほか、薬を服用して痛みを抑えるなどして治療を進める。
秋田市のつつみ整形外科の堤祥浩院長が解説する。
【7月20日放送】「風邪に似た症状 マイコプラズマ肺炎」
[出演]ひらの小児科クリニック 平野修平さん

マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマという細菌に感染することによって発症する。細菌に感染した後、2週間から3週間経つと、微熱やけん怠感、頭痛、のどの痛み、咳など、風邪によく似た症状がみられる。咳は熱が下がった後も比較的長く続くのが特徴だ。多くの場合、軽い症状で済み、自然に治ることも珍しくないが、まれに中耳炎や胸膜炎、心筋炎、髄膜炎などの合併症を引き起こすことがあるため、症状が長引く場合は医療機関を受診するとよい。
国立健康危機管理研究機構の調べによると、新型コロナウイルス感染症が流行した2020年から2022年までは、マイコプラズマ肺炎の感染報告は世界的に少なく推移したが、国内では去年7月から患者数が急激に増えた。
マイコプラズマ肺炎には予防ワクチンがないため、手洗いの徹底やマスクの着用が有効な予防法となる。万が一発症した場合には、原因となる細菌を退治するための抗菌薬を使って治療が進められる。
番組では、秋田市にある、ひらの小児科クリニックの平野修平院長が、マイコプラズマ肺炎の症状や感染経路、治療法について詳しく解説する。
【7月13日放送】「夏に流行 ヘルパンギーナ」
[出演]ひらの小児科クリニック 平野修平さん

ヘルパンギーナは、主に5歳以下の子どもを中心に、夏から秋にかけて流行する感染症。のどや口の中にできる小さな水ぶくれが特徴的な症状だ。ウイルスに感染すると、2日から5日の潜伏期間を経て、突然高熱が出る。また、のどの奥や口の中に小さな水ぶくれができて、水ぶくれが破れると痛みが出る。
ヘルパンギーナは、ウイルス感染が原因で発症し、原因となるウイルスには複数の型があるため、一年に何度も感染する可能性がある。感染者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる飛まつ感染や、ウイルスが付いたものに触れた手で、目や口、鼻などに触れることによる接触感染、感染者の便に含まれるウイルスを吸い込むことによる経口感染が主な感染経路だ。
ヘルパンギーナには、特効薬や確率された治療法がないため、発症した場合は必要に応じて薬を服用し、症状をやわらげながら自然に治るまで経過観察をするのが一般的だ。
番組では、秋田市にある、ひらの小児科クリニックの平野修平院長が、ヘルパンギーナの症状や感染経路、治療法について詳しく解説する。
【7月6日放送】「感染が急増 百日咳」
[出演]ひらの小児科クリニック 平野修平さん

百日咳は激しい咳発作が特徴の感染症で、去年から全国で患者数が急激に増加している。主に百日咳菌という細菌に感染することによって発症し、細菌に感染した後、7日から10日の潜伏期間を経て、鼻水や咳、微熱などの症状がみられる。発症後、咳は徐々に激しくなり、症状が出始めてから完全に治るまで、2か月から3か月かかる。大人が発症した場合は軽い症状で済むことが多いが、生後6か月未満の乳幼児が発症すると、呼吸困難、肺炎、脳症などを合併することがあり、最悪の場合、命を落とすこともあるため注意が必要だ。
百日咳を引き起こす細菌、百日咳菌は感染力が強いことが特徴で、感染者の咳やくしゃみに含まれる細菌を吸い込むことによる飛まつ感染と、細菌が付いたものに触れた手で口や鼻に触れることによる接触感染が主な感染経路になる。ワクチンの接種が有効な予防方法。万が一発症した場合は、発症から5日以内であれば抗菌薬を使った治療が有効だ。
番組では、秋田市にある、ひらの小児科クリニックの平野修平院長が百日咳の症状や予防法、治療法を詳しく解説する。
【6月29日放送】「熱中症を予防しよう」
[出演]秋田県総合保健事業団 神万里夫さん

熱中症はどんな人でも発症する可能性がある。「自分だけは大丈夫」などと油断せず、しっかりと予防することが大切だ。
熱中症の予防にあたっては、まずは意識的に暑さを避けるようにする。屋外では日傘や帽子を使うほか、できるだけ日陰に入るよう心がける。屋内にいる時は、我慢せずにエアコンなどを使い、快適に過ごすことができる室温にすることがポイントだ。また、通気性の良い綿や麻の衣服を着用したり、暑いと感じたら、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給したりすることが予防のために重要だ。アルコールや茶、コーヒーなどは利尿作用があり、脱水を促進することがあるため、熱中症予防には向いていない。
熱中症を発症するリスクが特に高いのが乳幼児と高齢者だ。乳幼児は体温のコントロールがうまくできないために熱中症になりやすいほか、高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくいため、本人も気づかないうちに熱中症を発症しているケースがある。体調不良や二日酔いの時も熱中症になりやすいため注意が必要。
番組では、秋田県総合保健事業団のドック事業部、神万里夫部長が、熱中症の予防法を紹介する。
【6月22日放送】「屋内でも油断大敵! 熱中症」
[出演]秋田県総合保健事業団 神万里夫さん

熱中症は、体温の上昇やめまい、頭痛、けいれんなど、さまざまな症状を引き起こす。直射日光が当たる屋外だけでなく、屋内にいても熱中症を発症することがあるため注意が必要だ。
気温、湿度とも高くなりがちな浴室や、浴室とつながっている脱衣所は熱中症を発症するリスクが高いほか、住宅の2階部分は1階に比べて熱がたまりやすいため注意が必要。また、寝ている間は動いていなくても実はたくさんの汗をかくため、「冷房が苦手」などの理由で室温や湿度が高い状態で睡眠すると、熱中症のリスクが高まる。屋内にいる時は、窓を開けて風通しをよくするほか、エアコンを使って室温を調整し、熱気をためないようにすることが重要。
また、熱中症になる前に、“体が出すサイン”に気づいて、涼しい場所に移動したり、水分を補給したりすることが予防に有効だ。たとえば手の甲をつまんで放し、つまんだ跡が3秒以上戻らない場合、皮膚の細胞の水分が失われている可能性が高い。
番組では、秋田県総合保健事業団のドック事業部、神万里夫部長が、熱中症のリスクが高い環境を紹介するほか、熱中症が疑われる体の変化について解説する。
【6月15日放送】「今の時期は特に注意 熱中症」
[出演]秋田県総合保健事業団 神万里夫さん

熱中症は、気温と湿度が高い環境に長い時間いることなどにより、体温の調整がうまくできなくなり、体に熱がたまる状態。全身にさまざまな症状が現れる。誰でも発症する可能性があり、体が暑さにまだ慣れていない今の時期は特に注意が必要だ。
熱中症の特徴的な症状として、軽度の場合は立ちくらみや大量の発汗などがみられ、涼しい場所に移動して首やわきの下、脚のつけ根を冷やすなどの応急処置で症状が改善することが多い。症状が重くなると、めまいや頭痛、吐き気、疲労感などを感じることがある。また、まっすぐに歩けない、全身のけいれんがみられるといった場合は危険な状態で、救急車を呼ぶかすぐに医療機関を受診することが重要。
暑さの感じ方は人それぞれで、熱中症を発症するかどうかはその日の体調も影響する。子どもや高齢者、障害者などは体調不良をうまく伝えることができない場合もあるため、周りにいる人が体に触れてこまめに体温を確認するなど、気を配ることが大切だ。
番組では、秋田県総合保健事業団のドッグ事業部、神万里夫部長が、熱中症を発症するメカニズムや症状について解説する。
【6月8日放送】「生活習慣とも関係 くも膜下出血」
[出演]おおくぼ脳神経・頭痛クリニック 大久保敦也さん

くも膜下出血は、脳の血管にできた脳動脈瘤(りゅう)と呼ばれるこぶが、突然破裂することで起こる。非常に激しい頭痛やおう吐が症状の特徴。脳動脈瘤(りゅう)が破裂して出血すると、頭の中の圧力が高くなり、脳内の血流が悪くなるため、一時的に意識を失うこともある。日本では、1年間に人口10万人あたり、およそ20人がくも膜下出血を発症している。
血管は通常、弾力があるが、血管の壁がもろくなったり、薄くなったりすると、血管の壁の一部が風船のように膨らんで血液が入り込み、動脈瘤(りゅう)ができる。動脈瘤(りゅう)の壁は薄く、弱いため、破裂しやすいのが特徴。くも膜下出血を引き起こす動脈瘤(りゅう)の形成には、高血圧や動脈硬化、喫煙などが深く関係しているほか、加齢や先天的な要素も関係があるといわれている。
くも膜下出血は、脳梗塞や脳出血と同じく、少しでも早く治療を始めることが、救命や後遺症を残さないために重要だ。
番組では、秋田市にあるおおくぼ脳神経・頭痛クリニックの大久保敦也院長がくも膜下出血の症状や原因、治療法について詳しく解説する。
【6月1日放送】「秋田県民は特に注意 脳出血」
[出演]おおくぼ脳神経・頭痛クリニック 大久保敦也さん

脳出血は、脳梗塞、くも膜下出血とともに、脳卒中と呼ばれる。脳の中の血管が破れて出血した状態で、血管から流れ出た血液が脳を圧迫し、さまざまな症状が出る。
脳出血の症状は、出血した場所や量によって異なるが、主に頭痛や吐き気、おう吐、体の片側のまひやしびれなどが代表的だ。出血した量が多いと、最悪の場合、命を落とすこともあるため、症状を感じたらすぐに医療機関を受診することが重要。
脳出血の原因としてもっとも多いのは高血圧だ。慢性的な高血圧を長い間放置すると、血管の壁がいたんでもろくなり、結果として血管が破れて出血しやすくなる。運動不足や過度な飲酒、塩分のとり過ぎなどは高血圧の引き金になる。秋田県では、県民1人あたりの塩分摂取量が全国平均に比べて多い状態で推移しているため、脳出血は気をつけたい疾患のひとつだ。高血圧は、普段の生活を見直すことである程度改善することができる。
番組では、秋田市にあるおおくぼ脳神経・頭痛クリニックの大久保敦也院長が脳出血の原因や予防法のほか、医療機関での治療について詳しく解説する。
【5月25日放送】「ある日突然発症 脳梗塞」
[出演]おおくぼ脳神経・頭痛クリニック 大久保敦也さん

脳梗塞は、脳の血管が詰まることにより脳の一部に血液が流れなくなる疾患。血液には酸素や栄養を運ぶはたらきがあるため、血管が詰まって脳の神経細胞に酸素や栄養が行き届かないと、神経細胞が壊死(えし)し、さまざまな症状が出る。
脳梗塞の症状としてよくみられるのは手や足のまひで、多くの場合は両側ではなく、左右どちらか一方の手足に力が入らなくなったり、感覚が鈍くなったりする。このほか、思い通りに言葉を出せないといった症状や、視野の一部が欠けるといった症状がみられることもある。症状は、たとえ一時的に消えたとしても、すぐに再発する可能性が高いため、落ち着いたからといって安心せずに、症状を感じたら迷わずに医療機関を受診することが重要だ。なお、万が一発症した場合は、発症からどのぐらい時間が経っているかによって治療法が異なるため、症状に気づいた時間を確認しておくことが重要だ。いかに早く治療を始めるかが、救命や後遺症の程度を左右する。
番組では、秋田市にあるおおくぼ脳神経・頭痛クリニックの大久保敦也院長が脳梗塞の症状や原因、治療法について詳しく解説する。
【5月18日放送】「PTSD(心的外傷後ストレス症)」
[出演]ハートケアクリニックおおまち 菊池結花さん

PTSD、つまり心的外傷後ストレス症は、命に関わるような日常的ではない出来事を体験することによって発症する。たとえば大規模な自然災害や交通事故、性暴力などの犯罪被害などが挙げられる。トラウマになるような出来事を経験して数週間から数か月経った後に、自分の意志とは関係なく出来事が何度も思い出され、勉強や仕事、家事などが手に付かなくなるなど、日常生活に大きな支障が出る。さらに、トラウマとなった出来事を思い出させるような人や場所などを執拗(しつよう)に避けるようになるほか、幸福感や満足感を感じられなくなるなどの症状がみられることがある。
PTSDはさまざまな精神疾患を併発するケースが多いことが特徴だ。特にうつ病は、PTSDの患者の半数ほどが併発するといわれているほか、アルコールに依存するケースも少なくない。
PTSDの患者に対しては、薬を使った治療や、医師や臨床心理士のサポートのもとで、トラウマを乗り越える訓練などが行われる。
番組では、秋田市にあるハートケアクリニックおおまちの菊池結花院長が、PTSDの症状や併発しやすい精神疾患、治療法を詳しく解説する。
【5月11日放送】「突然の激しい発作 パニック症」
[出演]ハートケアクリニックおおまち 菊池結花さん

パニック症は、突然理由もなく激しい動悸(どうき)やめまい、呼吸困難などを伴う発作が繰り返し起こることが特徴。激しい苦しさのため、救急車で運ばれる患者も多いが、検査をしても体に異常はみられないため、ほかの人に理解してもらうことができずに苦しむ人が多い。パニック発作を繰り返すことに加え、「また発作が起こるのではないか」といった予期不安や発作を避けるための行動が1か月以上続いている場合にパニック症と診断される。パニック症は20歳代から30歳代で発症することが多く、男性より女性に多い傾向にある。
パニック症を発症する原因は詳しく解明されていないが、さまざまな情報や命令を伝える脳内の神経伝達物質の働きが乱れることが発症の引き金になるといわれている。パニック症の症状がひどくなると、車の運転や会議、電車や飛行機など、逃げることや助けを求めることができない場面を避けることがあり、日常生活に大きな影響が出て気持ちも落ち込むといった悪循環に陥るケースが多い。
番組では、秋田市にあるハートケアクリニックおおまちの菊池結花院長が、パニック症の症状や治療法を詳しく解説する。
【5月4日放送】「治療で改善 “あがり症”」
[出演]ハートケアクリニックおおまち 菊池結花さん

不安や恐怖などのネガティブな感情は、どんな人でも普段の生活で感じることがあるが、こうしたネガティブな感情のせいで、勉強や仕事などの日常生活に支障が出ている場合、不安症という精神疾患と診断されることがある。
不安症にはさまざまなタイプがあるが、もっとも患者が多いのは、他人と関わる場面で過度な恐怖や不安を感じる社交不安症だ。社交不安症は“あがり症”と呼ばれることもあり、たとえばたくさんの人の前で発表をしたり、あまり親しくない人と会ったりする際に非常に強い不安や緊張、恐怖を感じる。手や声の震え、動悸(どうき)、大量の発汗などの症状がみられることが特徴だ。社交不安症を発症する原因は、今のところ解明されていないが、人前での失敗や恥ずかしい思いをした経験が引き金になることが多いといわれている。
社交不安症は性格の問題ととらえられて、ひとりで抱え込む人も少なくないが、医療機関で治療をすることで楽に過ごすことができるようになるケースが多い。
番組では、秋田市にあるハートケアクリニックおおまちの菊池結花院長が、社交不安症の症状や治療法を詳しく解説する。
【4月27日放送】「筋肉のけが 肉離れ」
[出演]城東スポーツ整形クリニック 瀬川豊人さん

肉離れは急なダッシュやジャンプなどの動作をした際に、筋肉に強い負荷がかかり、筋肉や筋肉を覆っている筋膜という組織が損傷した状態。筋肉や筋膜が部分的に断裂することが多いが、完全に断裂するケースもある。スポーツをしている時に起こりやすいが、スポーツ以外でも、階段でバランスを崩した時や重い物を動かそうとした時など、日常生活でも起こることがある。肉離れは体のさまざまな部位で起こる可能性があるが、脚の筋肉で特に多くみられるのが特徴だ。肉離れは、筋肉の柔軟性が十分でない時に起こりやすいため、スポーツをする前はウォーキングやジョギングで体をほぐした後に、ストレッチを十分に行うようにすると良い。
症状が軽い肉離れは筋肉に大きな損傷はなく、適切な処置をすれば1週間から2週間でスポーツなどを再開できるケースが多いが、筋肉や筋膜が完全に断裂するなど症状が重い場合は、痛みが非常に強く、場合によっては手術が必要になることもある。
番組では、秋田市にある城東スポーツ整形クリニックの瀬川豊人診療部長が、肉離れの症状や治療法、肉離れが起こりやすい状況などを詳しく解説する。
【4月20日放送】「適切な診断と治療を 捻挫」
[出演]城東スポーツ整形クリニック 山田隆宏さん

関節に無理な力が加わることで、靭帯や骨がダメージを受けた状態が捻挫。手首や指、肘など、体のさまざまな部位で起こるが、もっとも多いのは足関節だ。足をひねるなどして靭帯が伸びたり切れたりすると、痛みや腫れなどの症状がみられる。
捻挫は日常生活でも起こり得る身近なけがで、比較的短時間で治ることも多いため放置する人も多いが、時に骨折していることがあるため注意が必要だ。足をひねった際に、立つことや歩くことができないといった場合は、骨が損傷している可能性が高いため、医療機関を受診するとよい。子どもや高齢者は骨が弱いため、捻挫をした際に、靭帯に付いている骨がはがれる裂離骨折を起こすことがある。裂離骨折の症状は捻挫と非常に似ていることに加え、歩くことができるケースが多いため見過ごされてしまうことがあるが、治療をしないと足の関節が不安定になって捻挫しやすくなったり、将来、足首に痛みが出たりすることがある。
番組では、秋田市にある城東スポーツ整形クリニックの山田隆宏院長が、捻挫の症状や医療機関を受診すべき症状、捻挫が疑われる際の応急処置などを詳しく解説する。
【4月13日放送】「なんとなく続く痛み 疲労骨折」
[出演]城東スポーツ整形クリニック 山田隆宏さん

疲労骨折は、スポーツなどによって骨の同じ部分に繰り返し力が加わることにより、骨にひびが入ったり折れたりする骨折だ。初期の段階では、原因となった動きをした時に軽い痛みを感じる程度で、それ以外の日常生活では、痛みをほとんど感じないことが特徴。このため疲労骨折をしていても、原因となったスポーツなどを続けてしまう人が多い。しかし、治療せずに症状が進行すると、安静にしていても痛みを感じるようになるほか、痛みがある部分が腫れることがある。
疲労骨折は、体のさまざまな部分で起こる可能性があるが、体重がかかる脚の骨や、体をひねる際に負荷がかかる腰の骨で特に多くみられる。体力に合わない過度なトレーニングなどは脚に負担がかかりやすい。疲労骨折は12歳から17歳の人に多くみられ、もっとも多いのは16歳だ。この春高校に入学し、部活動を始めたという人は特に注意が必要。
番組では、秋田市にある城東スポーツ整形クリニックの山田隆宏院長が、疲労骨折が起こりやすい状況や症状、予防法などを詳しく解説する。
【4月6日放送】「その腹痛、本当に大丈夫?」
[出演]くらみつ内科クリニック 倉光智之さん

腹痛は誰にでも起こる症状だが、原因によって痛みを感じる場所や痛みの強さが異なる。たとえば、みぞおち周辺の痛みは、胃や十二指腸、胆のうなどの異常が考えられるほか、へそ周辺の痛みは腸の異常が原因となることが多い。腹痛が短時間でおさまり、その後繰り返さない場合は大きな心配は必要ないが、急に強い痛みが出たり、痛みが長引いたりする場合は大きな病気が隠れている可能性がある。
急な腹痛を引き起こす病気のひとつが急性虫垂炎だ。大腸の奥にある虫垂と呼ばれる部分が炎症を起こす病気で、右下腹部の痛みや発熱が主な症状。悪化すると虫垂が破れ、腹膜炎を起こすことがある。このほか、大腸の血流が一時的に低下し、大腸の粘膜が炎症を起こす虚血性大腸炎は、突然の腹痛や血便などの症状が特徴。高血圧や糖尿病などの基礎疾患がある人が発症するケースが多く、炎症が強いと手術が必要になることもある。
番組では、秋田市にあるくらみつ内科クリニックの倉光智之院長が、腹痛の種類や医療機関での検査方法、腹痛を引き起こす病気について解説する。
【3月30日放送】「実は知らない下痢の話」
[出演]くらみつ内科クリニック 倉光智之さん

下痢は、排便の回数が増え、便が軟らかくなったり水のようになったりする状態。性別や年齢に関係なく誰にでも起こる。
比較的短い期間でおさまる下痢を急性の下痢と呼び、ウイルスや細菌による腸管感染症が主な原因だ。一方、4週間以上続く下痢を慢性の下痢と呼び、排便の回数の多さや便失禁、腹痛などの症状により、勉強や仕事、睡眠などの日常生活に支障が出ることもある。慢性の下痢の原因として、薬や食べ物、病気などが挙げられる。
慢性の下痢を引き起こす代表的な病気が過敏性腸症候群だ。腹痛を伴いながら、下痢や便秘といった排便異常が数か月にわたって続く病気で、発症にはストレスが大きく関係していると考えられている。
このほか、大腸の粘膜に炎症が起こる潰瘍性大腸炎も下痢を引き起こす病気だ。発症の原因は詳しく解明されていないが、免疫異常や遺伝的な要因、腸内環境などが関係していると考えられている。
番組では、秋田市にあるくらみつ内科クリニックの倉光智之院長が、下痢の症状や原因に加え、下痢を引き起こす病気について解説する。
【3月23日放送】「軽く考えないで!便秘」
[出演]くらみつ内科クリニック 倉光智之さん

便秘は、便が長い間大腸にとどまり、出にくくなったりスムーズに排泄できなくなったりして不快に感じる状態。
運動不足やストレス、特定の薬の服用などが便秘の引き金になることがある。便秘には食事療法や運動療法が有効なほか、多くの治療薬があるため、生活習慣を見直しても症状が改善しない場合は医療機関を受診するとよい。
生活習慣のほか、大腸の病気が原因で大腸が狭くなり、便が滞って便秘につながることもある。便秘を引き起こす代表的な病気が大腸がんだ。大腸がんは大腸の粘膜から発生する悪性の腫瘍で、早期の大腸がんは自覚症状がないことが特徴。腫瘍が大きくなるにつれて大腸が狭くなり、便が通りにくくなって便秘につながる。ある時期から急に便秘になった場合や大腸がんの家族歴がある場合は、大腸内視鏡検査を受けることが勧められる。
番組では、秋田市にあるくらみつ内科クリニックの倉光智之院長が、便秘の症状や原因に加え、便秘を引き起こす病気について解説する。
【3月16日放送】「放置しないで! 目の衰え」
[出演]太田眼科 太田悠介さん

年を重ねると、目はレンズの役割をしている水晶体という器官が濁ったり、見たものにピントを合わせる調整力が低下したりする。目が衰えた状態に栄養不足や紫外線の影響といった外的要因、糖尿病や高血圧などの内的要因が加わると視覚障害を引き起こす病気を発症しやすくなる。目の機能が衰えた状態に早い段階で気づき、対処をすれば目の機能が改善する可能性があるが、放置すると回復が難しくなる。40歳を過ぎたら1年に1回は眼科で目の検診を受けると良い。
視覚障害を引き起こす病気は、緑内障や網膜色素変性、糖尿病網膜症などさまざま。こうした病気はゆっくりと進行したり、はじめのうちは自覚症状がなかったりすることが多く、発症に気づきにくいことが特徴。病気が進行すると著しく視力が低下したり、最悪の場合は失明したりすることがあるため、早期発見と早期治療が重要だ。視覚障害を引き起こすと日常生活が大きく制限される。
番組では、秋田市にある太田眼科の太田悠介院長が、目の衰えのほか、目の衰えによって発症しやすくなる病気の症状や原因、対処法などを詳しく解説する。
【3月9日放送】「加齢による目の衰え 老視(老眼)」
[出演]太田眼科 太田悠介さん

老視とは、目のピントを調節する機能が加齢によって低下し、近くのものが見えにくくなる状態。一般的には老眼という呼び方で知られているが、医学的には老視という。
老視は、一般的には40歳代から症状が出始め、年齢とともに進行する。代表的な症状として、近くのものがぼやけて見える、暗いところだと見えにくくなるといったことが挙げられる。見えにくい状態をがまんしていると、目の疲れや肩こりといった眼精疲労の症状があらわれることがある。
老視の原因は、加齢による目の器官の衰えだ。目は、水晶体と呼ばれる器官がレンズの役割をしていて、毛様体筋という筋肉が水晶体を引っ張って薄くしたり、緩めて厚くしたりしてピントを合わせている。しかし、水晶体は加齢によって硬くなる傾向にあるほか、毛様体筋が衰えてピント調節の機能が低下する。人間の目のピント調整力は、60歳前後でほとんど失われるといわれている。
番組では、秋田市にある太田眼科の太田悠介院長が、老視になるメカニズムや老視の症状、老視でも快適に暮らす方法について詳しく解説する。
【3月2日放送】「目が伸びている!? 近視が増加」
[出演]太田眼科 太田悠介さん

近視とは、近くのものはしっかり見える一方、遠くのものはぼやけて見える状態。近くのものを長い時間見続けると、目は近い場所にピントが合いやすいように、眼球の長さを伸ばして近くのものにピントが合いやすいようにする。この結果、遠くのものにはピントが合わずにぼやけて見える状態になる。眼球が伸びることが近視の主な原因だといわれていて、一度伸びてしまった眼球がもとに戻ることはない。特に成長過程にある子どもの場合、近くのものを見続ける機会が多いと、体の成長に伴って眼球が伸び、近視が進行しやすいといわれているため注意が必要だ。文部科学省の調査によると、裸眼視力が1・0未満の子どもの割合は年々増加傾向にある。
また、近視の人は目の病気にかかるリスクが高いことが指摘されている。たとえば軽度の近視でも、視野が徐々に狭くなる緑内障を発症するリスクは、近視でない人の3倍も高くなる。子どものころに近視の発症と進行をおさえることが大切だ。
番組では、秋田市にある太田眼科の太田悠介院長が、近視になる原因のほか、近視のリスク、日常生活で目をいたわるコツなどを詳しく解説する。
【2月23日放送】「子宮筋腫・子宮内膜症」
[出演]あきたレディースクリニック安田 安田師仁さん

子宮筋腫は女性の子宮の壁にできる良性腫瘍。子宮の筋肉が増殖することで発生し、筋腫の数や大きさ、筋腫ができる場所によって症状が異なるが、一般的には経血の量の増加や生理痛の悪化、貧血や頻尿といった症状がみられる。なお、子宮筋腫は初期の段階では自覚症状がないことが多く、悪性腫瘍になることもほとんどないが、妊娠しにくくなったり、流産しやすくなったりする可能性がある。
また、子宮筋腫と同様に生理の異常や不妊を引き起こす病気が子宮内膜症だ。女性の子宮の内側を覆っている子宮内膜が、腹膜や卵巣など、本来あるはずの子宮の内側以外にできる病気。激しい生理痛や月経の時以外の腹痛や腰痛などの症状がみられることが多い。生理痛がひどい人や、ある時期から段々痛みが強くなってきたという人は子宮内膜症の可能性が高い。子宮筋腫も子宮内膜症も20歳代から40歳代の比較的若い女性が多く発症することが特徴。
番組では、秋田市にある、あきたレディースクリニック安田の安田師仁院長が、子宮筋腫と子宮内膜症の症状や原因、治療法などを詳しく解説する。
【2月16日放送】「さまざまな不調 女性の更年期」
[出演]あきたレディースクリニック安田 安田師仁さん

加齢によって女性ホルモンの分泌が急激に減少することで、体や精神に起こるさまざまな不調を更年期症状という。息切れやめまい、頭痛といった体の症状のほか、不安感やけん怠感などの精神の症状がみられる。仕事や日常生活に支障が出るほど重い症状が続くケースは更年期障害と呼ばれる。
更年期症状は、加齢とともに卵巣から分泌される女性ホルモン、エストロゲンの量が減少することが引き金になる。エストロゲンの分泌は、一般的には20歳代から30歳代がピークで、40歳代になると減少し始める。エストロゲンの分泌が減ると、それまでエストロゲンによって調節されていた体の機能がうまくはたらかなくなり、体や精神にさまざまな不調が現れる。
更年期症状に対し、医療機関ではエストロゲンを補うホルモン補充療法や、向精神薬を使って気分の落ち込みや意欲の低下といった精神の症状を抑える治療を行う。 番組では、秋田市にある、あきたレディースクリニック安田の安田師仁院長が、女性の更年期の体や精神の不調、医療機関での治療法などを詳しく解説する。
【2月9日放送】「ワクチン接種を 子宮頸がん」
[出演]あきたレディースクリニック安田 安田師仁さん

子宮頸がんは、子宮頸部という部分に発生する女性特有のがん。20歳代から40歳代の女性が多く発症し、国内では毎年1万人以上が子宮頸がんと診断され、およそ3000人が死亡している。ただ、予防と早期発見が可能ながんでもある。
初期の段階では自覚症状がほとんどないことが特徴で、進行すると性交渉の際の出血や、月経ではない時の出血、おりものの異常などの症状がみられる。 子宮頸がんの原因は、ほとんどの場合が性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)への感染だ。決して珍しいウイルスではなく、誰でも感染する可能性があるが、ヒトパピローマウイルスに感染したからといって必ず子宮頸がんになるわけではなく、免疫機能によってウイルスが体外に排除されない場合に、感染から数年かけて子宮頸がんに進行する。子宮頸がんを予防する上で非常に有効なのがHPVワクチンの接種と子宮頸がん検診の定期的な受診だ。
番組では、秋田市にある、あきたレディースクリニック安田の安田師仁院長が、子宮頸がんの症状や原因について詳しく解説するほか、HPVワクチンについて紹介する。
【2月2日放送】「ワクチン登場 RSウイルス感染症」
[出演]今村記念クリニック 後藤敦子さん

RSウイルス感染症は呼吸器の感染症で、2歳までにほぼ全ての人がかかると言われている。RSウイルスに感染すると、4日から6日の潜伏期間を経て、発熱やせき、鼻水など、風邪に似た症状が出る。成人や健康な子どもは症状が軽いことが多いが、肺や心臓に基礎疾患がある子ども、1歳未満の子ども、呼吸器に基礎疾患がある高齢者は、肺炎や気管支炎などの合併症を引き起こすことがあるため注意が必要だ。注意しなければいけない症状は、息を吐くときに「ヒューヒュー」「ゼーゼー」といった音がする場合や呼吸が早い場合などで、こうした症状がみられる場合は肺炎や気管支炎を発症している可能性が高いため、できるだけ早く医療機関を受診することが勧められる。
RSウイルス感染症をめぐっては、去年、国内では初となるワクチンが2種類登場した。感染や重症化を防ぐ効果があり、妊娠している人が接種することで胎児に抗体ができるタイプもある。価格は高いが、特に重症化リスクが高い人は接種が勧められる。
番組では、秋田市にある今村記念クリニックの後藤敦子副院長が、RSウイルス感染症の症状や予防法、治療法を詳しく解説する。
【1月26日放送】「この時期注意 ノロ・ロタウイルス」
[出演]今村記念クリニック 後藤敦子さん

例年、冬に多くみられるのがノロウイルス感染症とロタウイルス感染症だ。ノロウイルスは感染力が非常に強く、また免疫ができないため、繰り返し感染する可能性がある。ノロウイルス感染症の症状は、強烈な吐き気やおう吐、下痢で、ノロウイルスが体の中に入った後、10数時間から2日間の潜伏期間を経て症状が出る。ノロウイルスに感染するケースのほとんどは、ウイルスが付いた食べ物を食べたり、ウイルスが付いた手で口に触れたりすることだ。
また、ロタウイルス感染症は、6歳ころまでの子どもが感染しやすいのが特徴。ロタウイルスに感染すると2日から4日の潜伏期間を経て、水のような下痢、吐き気、おう吐、発熱などの症状が出る。ロタウイルスはノロウイルスと違って予防ワクチンがあり、感染による胃腸炎の重症化予防に効果があるとされる。なお、ノロウイルス感染症、ロタウイルス感染症とも特効薬はないため、万が一感染した場合には対症療法が中心となる。
番組では、秋田市にある今村記念クリニックの後藤敦子副院長が、ノロウイルス感染症とロタウイルス感染症の症状や予防法を詳しく解説する。
【1月19日放送】「感染急増 マイコプラズマ肺炎」
[出演]今村記念クリニック 後藤敦子さん

マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマという細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症。細菌が目や鼻の粘膜についたり、気管支の先端の肺胞と呼ばれる部分に感染することで発症する。細菌に感染した後、2週間から3週間経つと微熱やけん怠感、頭痛、のどの痛みなど、風邪に似た症状が現れ、さらに、症状が出始めた後、3日から5日経つとせきが出始める。せきは熱が下がった後も長く続くのが特徴。マイコプラズマ肺炎は、ほとんどが軽い症状で済み、自然に治ることも多いが、まれに中耳炎や胸膜炎などの合併症を引き起こすこともあるため、せきが1週間以上続くようであれば医療機関の受診が勧められる。
マイコプラズマ肺炎の主な感染経路は飛まつ感染と接触感染。国立感染症研究所によると、2020年以降、世界的に感染報告が減少傾向にあったが、日本国内では去年(2024年)7月以降、感染報告が急増した。ワクチンはないため、マスクの着用やこまめな手洗いが感染予防に有効だ。
番組では、秋田市にある今村記念クリニックの後藤敦子副院長が、マイコプラズマ肺炎の症状や予防法、治療法を詳しく解説する。
【1月12日放送】「100人に1人 自閉スペクトラム症」
[出演]いなみ小児科ファミリークリニック 稲見育大さん

自閉スペクトラム症は、人との関わりや社会性を持つことが難しいなどの症状がみられる発達障害の一種。相手の気持ちやその場の状況を読み取ることが著しく苦手で、その場にふさわしくないことや相手が傷つくようなことを平気で言ったり、子ども場合は先生の指示に従わなかったりといった行動として症状がみられる。周りの人への関心が薄いことも多いため、ほかの子どもと遊ぶ際に視線を合わせたり感情を表情に出さなかったりといった行動がみられる。
自閉スペクトラム症の原因は、今のところ解明されていないが、生まれつきの脳の機能障害が原因だと考えられている。自閉スペクトラム症の人は、100人に1人いるといわれている。
自閉スペクトラム症は、ほかの人との関わりや社会性を持つことが難しいことに加え、周りに理解されにくいため、いじめに遭ったり失敗を繰り返したりといったことが多くみられる。結果として、不登校やひきこもりに陥る人も多い。
番組では、秋田市にある、いなみ小児科ファミリークリニックの稲見育大院長が、自閉スペクトラム症の人の特徴やサポートのあり方を詳しく解説する。
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