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秋田大学医学部附属病院 横井彩さん 【12月30日】冬の乾燥肌
秋田大学医学部附属病院 横井彩さん
空気が乾燥する秋から冬にかけて多くなる乾燥肌。原因は肌の表面の角質層の皮脂量の減少です。肌が乾燥すると角質層に隙間ができ、ちょっとした刺激でもかゆみを感じるようになります。秋田大学医学部附属病院の横井彩さんに乾燥肌にならない予防策について伺いました。
秋田組合総合病院 福井伸さん 【12月23日】肺がんの治療
秋田組合総合病院 福井伸さん
肺がんは全てのがんの中で最も死亡数が多く、全国では年間7万人が死亡しています。肺は、呼吸によって空気中の酸素を血液に取り入れ、逆に血液中の不要な二酸化炭素を排出する大切な臓器です。血管やリンパ管も多くはりめぐらされているため、がんの転移が起こりやすい臓器と言われています。例えば、肺がんが脳に転移すると頭痛やふらつきが起こったり、麻痺が生じたりします。初期症状に乏しく早期発見が困難なため、“難治がん”とも呼ばれる肺がん。秋田組合総合病院の福井伸さんは、定期的な肺がん検診の必要性を訴えました。
かがや内科医院 加賀谷学さん 【12月16日】呼吸がつらい〜気管支ぜんそく〜
かがや内科医院 加賀谷学さん
気管支ぜんそくは気管支の粘膜に炎症が起こり、せきや呼吸困難などの発作を起こす病気です。風邪の症状と似ているため見逃されがちですが、放置しておくと命の危険にもつながります。毎年、ぜんそくの発作でおよそ2000人が命を落としています。また、気管支ぜんそくの患者は風邪をひきやすいとも言えます。気管支の粘膜が炎症で弱っているため、ウイルスや細菌などの風邪の病原体が気管支に入ったときに感染を受けやすくなっているからです。気管支ぜんそくの症状や治療について、かがや内科医院の加賀谷学さんに伺いました。
秋田大学医学部付属病院 小山崇さん 【12月9日】心室性不整脈
秋田大学医学部付属病院 小山崇さん
心筋梗塞などが原因で起き、場合によってはいのちにもかかわる心室性不整脈をとりあげます。近年、食生活の欧米化などから心筋梗塞の増加に伴って急速に増えている心臓の病気で、脈がぬける感じや、立ちくらみ。ひどくなると、失神や心肺停止にいたることがあるといいます。発症のしくみはもちろん、有効な治療方法などもあわせて伝えます。解説は、秋田大学医学部付属病院の小山崇医師です。
秋田大学医学部付属病院 寺田豊さん 【12月2日】肺塞栓症
秋田大学医学部付属病院 寺田豊さん
エコノミークラス症候群などとも言われ、場合によってはいのちにもかかわる肺塞栓症をとりあげます。長い時間同じ姿勢でいることで、足に血の塊ができ、それがなんらかの形で体内を移動し、肺の血管を詰まらせるもの。発症のしくみはもちろん、予防方法などもあわせてお伝えします。解説は、秋田大学医学部付属病院の寺田豊医師です。
石田皮ふ科医院 石田晋之介さん 【11月25日】抜け毛・うす毛が気になる〜男性型脱毛症〜
石田皮ふ科医院 石田晋之介さん
日本人男性のおよそ3割が悩んでいると言われている抜け毛やうす毛。中でも男性ホルモンが原因で20代から30代の若いうちから髪の毛が抜け始めるのが男性型脱毛症です。症状の改善には長い期間がかかるので根気強く治療を続けることが必要です。番組では男性型脱毛症の治療と髪の毛のケアについて石田皮ふ科医院の石田晋之介さんに伺いました。
秋田大学医学部附属病院 山田勝裕さん 【11月18日】唇にできる水ぶくれ〜口唇ヘルペス〜
秋田大学医学部附属病院 山田勝裕さん
口唇ヘルペスは唇や口の周りに水ぶくれができる病気です。口唇ヘルペスに一度感染するとウィルスが神経内にすみつき、体の抵抗力が落ちるたびに再発するのが特徴です。治療が早いほど症状は軽く、回復も早いため唇や口の周辺がチクチクと痛む場合は早めの診察をおすすめします。番組では口唇ヘルぺスの感染予防と感染してしまった場合の再発防止について秋田大学医学部附属病院の山田勝裕さんに伺いました。
岡田医院 岡田裕子さん 【11月11日】繰り返すかゆみ〜アトピー性皮膚炎〜
岡田医院 岡田裕子さん
アトピー性皮膚炎はかゆみを伴う湿疹が良くなったり、悪くなったりを繰り返す皮膚の病気です。アレルギー体質と乾燥しやすい肌質の人に多く見られ、顔や関節を中心に左右対称に表れるのが特徴です。薬を適切に使用し、肌を清潔に保つことで繰り返す症状を和らげることができます。アトピー性皮膚炎の症状や治療について、岡田医院の岡田裕子さんに伺いました。
横手胃腸科クリニック 高橋正樹さん 【11月4日】身体の不調もうつの始まり?
横手胃腸科クリニック 高橋正樹さん
仮面うつ病は、心の症状よりも体の症状が強くあらわれるうつ病です。症状は人によって異なりますが、めまいや不眠、頭痛や肩こりなどの症状が2週間以上続くことがあります。厚生労働省が行った最近の研究では、日本人のうつ病になる確率はおよそ6.2%と報告されています。実に、日本人の16人に1人がうつ病にかかる可能性があることになります。ストレス社会といわれる現代において、仮面うつ病の患者数も増加の一途をたどっています。仮面うつ病の症状や治療について、横手胃腸科クリニックの高橋正樹さんに伺いました。
メンタルクリニック秋田駅前 稲村茂さん 【10月28日】うつ病は回復期も注意!
メンタルクリニック秋田駅前 稲村茂さん
憂うつ感や無気力な状態が長い期間回復せず、日常生活に支障をきたすようになってしまう病気が、うつ病です。うつ病は誰でもなる可能性があり、決して珍しい病気ではありません。うつ病の治療には、3つの段階があります。それぞれの期間で、治療の目的や薬の服用、日常生活で注意することなどが異なります。中でも注意が必要なのは、「回復期」の過ごし方です。うつ病の回復期は、つらい症状がやわらぎ、症状が安定してくる時期です。しかし、周囲からは元気に見えても、回復期は波があり、本当の元気さは戻っていないことが多いのです。ここで治療を中断し、社会活動を急ぐと、症状を悪化させる可能性が高くなります。うつ病患者への接し方のポイントなどについて、メンタルクリニック秋田駅前の稲村茂さんに伺いました。
秋田大学医学部附属病院 高橋裕哉さん 【10月21日】眠気に潜む病気
秋田大学医学部附属病院 佐川洋平さん
睡眠が異常に多くなる病気が「過眠症」です。症状の出方や原因などによっていくつかの種類に分けられますが、最も代表的なのが、「ナルコレプシ-」です。日中、頻繁に耐え難い眠気に襲われ、日常生活にも大きな支障をきたします。ナルコレプシーの有病率、つまりある時期の人口に対する患者の割合は、世界ではおよそ0.05%です。しかし、日本の有病率はそれを大きく上回り、およそ0.16%。この数字は世界で最も高いといわれ、日本にはおよそ20万人の患者がいます。早期発見のポイントなどについて、秋田大学医学部附属病院の佐川洋平さんに伺いました。
秋田大学医学部附属病院 高橋裕哉さん 【10月14日】脳とココロを理解する〜認知症〜
秋田大学医学部附属病院 高橋裕哉さん
「認知症」はさまざまな原因で脳の機能が低下し、もの忘れを中心とする症状が徐々に目立つようになる病気です。65歳以上の高齢者では10人に1人が認知症と言われています。認知症患者に一番必要なのは、安心させてあげることです。周囲の理解が、その症状を緩和し、その上、家族の介護の負担軽減にもつながります。認知症患者への対応のポイントなどについて、秋田大学医学部附属病院の高橋裕哉さんに伺いました。
市立秋田総合病院 齊藤隆志さん 【10月7日】朝起きるとめまいが・・・
市立秋田総合病院 齊藤隆志さん
ぐるぐると目が回るような回転性のめまいを引き起こす「良性発作性頭位めまい症」についてお伝しました。朝ふとんから起き上がった時など、頭を動かすことで激しいめまいを引き起こす「良性発作性頭位めまい症」。原因ははっきり分かっていないが、命に関わるような病気ではないので落ち着いて対応することが大切です。病気の特徴と対応のポイントについて、市立秋田総合病院の齊藤隆志さんに伺いました。
秋田大学医学部附属病院 福井奈緒子さん 【9月30日】においが分からない・・・
秋田大学医学部附属病院 福井奈緒子さん
においが分からなくなる鼻の病気についてお伝しました。においが分からなくなる原因で多いのが「鼻づまり」です。鼻の内部にある粘膜がはれるなどして、空気の通りが悪くなりにおいを感知することができなくなります。鼻づまりは日常的な症状のため、気にしない人も多いが、においがしない状態を放置すると、においを感じる細胞の機能が低下し、鼻づまりが治ってもにおいが戻らない場合があるので注意が必要です。鼻の健康を保つポイントなどについて、秋田大学医学部附属病院の福井奈緒子さんに伺いました。
秋田大学医学部附属病院 近江永豪さん 【9月23日】耳鳴りに注意
秋田大学医学部附属病院 近江永豪さん
聞こえの悪化につながる「聴神経しゅよう」についてお伝えしました。聴神経は耳と脳をつなぐ神経にできるしゅよう。小さいうちは耳鳴りなどの症状があるが、病気と認識されずに放置されてしまうことも少なくありません。しゅようが大きくなると、他の脳神経や、脳を圧迫するため顔面のしびれや頭痛などの重い症状を引き起こします。番組では、「聴神経しゅよう」を早期に発見し、聞こえの悪化を防ぐためのポイントを、秋田大学医学部附属病院の近江永豪さんに伺いました。
秋田大学医学部附属病院 鈴木真輔さん 【9月16日】喉頭(こうとう)がん〜声のかすれに注意〜
秋田大学医学部附属病院 鈴木真輔さん
のどのがん「喉頭がん」についてお伝しました。喉頭がんは、のどにある声帯やその周辺にできるがんです。男性に多いのが特徴で、発症率は女性の約10倍と言われています。早い段階から声のかすれなどの症状が現れることが多く、注意していれば早期発見・治療が可能です。番組では、喉頭がんの特徴と、早期発見のポイントを秋田大学医学部附属病院の鈴木真輔さんに伺いました。
秋田大学医学部附属病院 大場麗奈さん 【9月9日】手術で治せる 早期胃がん
秋田大学医学部附属病院 大場麗奈さん
胃の粘膜にできる悪性腫瘍・胃がん。かつて日本でもっとも患者数が多く、死亡率も高いがんでした。しかし医療技術の発達によって腫瘍が胃の粘膜に薄く広がっている初期段階であれば、高い確率で治せるようになりました。胃がんの早期発見のポイントと治療について秋田大学医学部附属病院の大場麗奈さんに伺いました。
秋田大学医学部附属病院 道免孝洋さん 【9月2日】沈黙の石 胆石
秋田大学医学部附属病院 道免孝洋さん
脂肪を分解するために肝臓で作られる胆汁。この胆汁に含まれるコレステロール成分が固まってできるのが胆石です。胆石が胆汁の通る管を塞いでしまうと右のわき腹あたりに激しい痛みが出てきます。これを胆石発作といい、最悪の場合死亡することもあります。胆石の治療と予防について秋田大学医学部附属病院の道免孝洋さんに伺いました。
秋田大学医学部附属病院 佐藤央さん 【8月19日】足のむくみは危険信号
秋田大学医学部附属病院 佐藤央さん
日本人女性のおよそ8割が悩んでいるといわれる症状が「足のむくみ」。そこには、重大な病気がひそんでいることがあります。そのひとつが、足の静脈に血液の塊、いわゆる血栓ができてしまう、「深部静脈血栓症」です。深部静脈は皮膚近くの静脈に比べて太く、肺に通じています。そのため、足にできた血栓がはがれて血流にのり、肺に詰まることがあります。これを肺塞栓症といい、深部静脈血栓症の最も危険な合併症です。単なる「むくみ」と油断して放置していると、命に関わる「深部静脈血栓症」。その治療と予防法を、秋田大学医学部附属病院の佐藤央さんに伺いました。
由利組合総合病院 松川誠さん 【8月12日】心臓に細菌が 感染性心内膜炎
由利組合総合病院 松川誠さん
心臓の表面を覆う心内膜に、細菌が感染し、炎症を起こしてしまう病気が「感染性心内膜炎」です。初期の自覚症状は、発熱や関節痛、全身の倦怠感などで、風邪の症状と似ているため、間違えて診察されることもあります。感染経路として最も多いのが口です。口の中が常に不衛生であったり、歯周病や虫歯などで炎症が慢性的に起こっていたりすると、細菌が血液のなかに侵入しやすくなるといいます。発生のメカニズムと予防法について、由利組合総合病院の松川誠さんに伺いました。
秋田県成人病医療センター 千田佳史さん 【8月5日】サイレントキラー 腹部大動脈瘤
秋田県成人病医療センター 千田佳史さん
腹部大動脈瘤は、お腹にある大動脈がこぶ上に膨らんでしまう病気です。こぶが破裂すると、その7割が死に至ると言われています。自覚症状が少なく、気付かないうちに症状が進んでいることから「サイレントキラー」とも呼ばれています。治療は外科手術が中心ですが、最近では「ステントグラフト」を用いた治療が注目されています。人工血管に「ステント」というバネ状の金属を取り付けた新型の人工血管で、カテーテルに収納したまま使用します。胸部や腹部を切開する必要がなく、患者への負担が少ない治療法と言われています。 腹部大動脈瘤の原因と最新治療について、秋田県成人病医療センターの千田佳史さんに伺いました。
秋田大学医学部附属病院 沼倉一幸さん 【7月29日】前立腺がんの最新治療
秋田大学医学部附属病院 沼倉一幸さん
前立腺がんは、自覚症状が少ないのが特徴で、症状が出たときにはすでに進行が進んでいることもあります。日本では、食生活の欧米化などの影響で近年患者数が増加しています。治療は手術と放射線治療が中心だが、患者への負担が少ない治療法として注目されている新たな治療法が「小線源治療」。微量の放射線を出す小さなカプセルを、前立腺に直接埋め込む治療で、治療の期間が短いのが特徴。副作用も少ないといわれています。前立腺がんの最新治療「小線源治療」について、秋田大学医学部附属病院の沼倉一幸さんに伺いました。
秋田大学医学部附属病院 秋濱晋さん 【7月22日】症状がないことも・・・尿路結石
秋田大学医学部附属病院 秋濱晋さん
尿路結石は、腎臓から尿道に至る尿の通り道にできる結石のこと。男性では7人に一人、女性でも15人に一人がかかると言われています。尿の流れが悪くなることで、激しい腹痛を伴うことが知られているが、症状がなく、放置されているケースも少なくありません。小さい結石の場合は、自然に排出されることが期待できるが、大きな結石や動きにくい結石の場合は、小さく砕いて排出する破砕治療が必要になります。番組では、尿路結石の治療法と、予防のポイントについて、秋田大学医学部附属病院の秋濱晋さんに伺いました。
秋田大学医学部附属病院 寺田かおりさん 【7月15日】首のしこり大丈夫?乳頭がん
秋田大学医学部附属病院 寺田かおりさん
乳頭がんはのど仏の下にある甲状腺にできるがんです。がん細胞が大きくなると声帯を動かすための神経を圧迫し、声がかすれる・むせやすいといった特徴的な症状が出てきます。女性に多く発症します。また遺伝的な要因で発症することもあります。早期に発見・治療すれば治すことができる病気なので、早めに専門医の診断を受けることが重要です。番組では乳頭がんの特徴と治療について秋田大学医学部附属病院の寺田かおりさんに伺いました。
秋田大学医学部附属病院 今井一博さん 【7月8日】心臓を圧迫!胸せん腫
秋田大学医学部附属病院 今井一博さん
ろっ骨と心臓の間にある臓器・胸せんに腫瘍ができる病気が胸せん腫です。腫瘍が大きくなると心臓や気管を圧迫し、呼吸が苦しくなるなどの症状が特徴です。放っておくとさらに悪性度が高い胸せんがんが発生することもあります。手術によって治療することが可能なので早めに専門医の診断を受けることが重要です。番組では胸せん腫の特徴と治療について秋田大学医学部附属病院の今井一博さんに伺いました。
秋田大学医学部附属病院 佐藤雄亮さん 【7月1日】食べてもすぐに吐く 食道アカラシア
秋田大学医学部附属病院 佐藤雄亮さん
食道アカラシアは食道の胃とつながっている部分の筋肉が硬くなる病気のことです。食べ物がうまく胃まで落ちていかないため、食べてもすぐに吐いてしまいます。あまりなじみのない病気のため正しく診断されずに悩んでいる方も少なくありません。手術によって治療することが可能なので早めに専門医の診断を受けることが重要です。番組では食道アカラシアの特徴と治療について秋田大学医学部附属病院の佐藤雄亮さんに伺いました。
大野小児科医院  大野忠行さん 【6月24日】子どもを守る心臓検診
大野小児科医院  大野忠行さん
新学期が始まると、小学校、中学校、高校の新1年生を対象に、心電図などで心臓を調べる心臓検診が行われます。心臓検診には、突然死などにつながる心臓の病気を早期に発見し、治療に結びつけるとともに、適切な指導で行き過ぎた運動制限を防ぐ役割もあります。検診で異常が見つかった場合は、症状がなくてもきちんと専門医の診察を受けることが大切です。番組では、学校で行われる心臓検診の内容と、検診で見つかる子どもの心臓疾患について大野小児科医院の大野忠行さんに伺いました。
県立医療療育センター 豊野美幸さん 【6月17日】ADHD(注意欠陥・多動性障害)を知っていますか?
県立医療療育センター 豊野美幸さん
ADHD(注意欠陥・他動性障害)は、落ち着きがない、集中力がないなどの特徴から、学校などの集団生活に支障をきたしている状態のことです。ADHDには「不注意」「多動性」「衝動性」の3つの特徴があります。年齢相応の発達ができない発達障害のひとつですが、親の育て方や、本人の努力不足が原因と誤解されることも少なくありません。ADHDの症状を落ち着かせるには、周囲の理解とサポートが欠かせません。番組では、ADHDの子どもに対する対応のポイントを、県立医療療育センターの豊野美幸さんに伺いました。
仙北組合総合病院 深谷博志さん 【6月10日】思春期の貧血
仙北組合総合病院 深谷博志さん
思春期に多い鉄欠乏性貧血についてお伝えしました。貧血は全身に酸素を運ぶ血液中のヘモグロビンが不足することで、頭痛や倦怠感などの症状が出る病気。ヘモグロビンの原料である鉄分が不足することで起きるのが鉄欠乏性貧血で、思春期の貧血の大半を占めます。体が大きく変化する思春期は鉄分が不足しやすい時期。番組では思春期に多い貧血の特徴と、症状を予防するためのポイントについて、仙北組合総合病院の深谷博志さんに伺いました。
由利組合総合病院 三浦忍さん 【6月3日】子どもが吐いたら〜小児の胃腸炎〜
由利組合総合病院 三浦忍さん
子どもの嘔吐の原因として多い、ウイルス性胃腸炎についてお伝しました。ノロウイルス、ロタウイルスなどに感染することで発症するウイルス性胃腸炎は、感染力が非常に強いのが特徴です。小児の場合は、おう吐で発症することが多く、その後に発熱や下痢などの症状が出てきます。吐いた場合は、脱水症状を防ぐために水分補給が大切ですが、無理に水を飲ませると逆効果の場合も。番組では、水分補給の注意点や予防のポイントについて、由利組合総合病院の三浦忍さんに伺いました。
中通総合病院 千馬誠悦さん 【5月27日】曲がったままの指先 マレット変形
中通総合病院 千馬誠悦さん
指先が曲がったまま伸ばせなくなる「マレット変形」を取り上げます。「マレット変形」は指先をぶつけたときに、骨折や腱が切れているにも関わらず、単なるつき指と思って放置していると、骨や腱が不自然な形で固まり、指先に力が伝わらなくなってしまう病気です。指先を使った細かい作業ができなくなるなど日常生活にも支障が出てくる場合もあります。番組では「マレット変形」の診断や治療について中通総合病院の千馬誠悦先生に伺いました。
秋田大学医学部附属病院 山田晋さん 【5月20日】股関節の痛み 変形性股関節症
秋田大学医学部附属病院 山田晋さん
股関節の病気でもっとも多い「変形性股関節症」を取り上げました。「変形性股関節症」は大腿骨と骨盤をつなぐ役割をしている軟骨が減少することによって股関節が痛む病気です。悪化すると痛みで動けないことによる筋力の低下や足が短くなってしまうこともあります。番組では「変形性股関節症」の予防や治療について秋田大学医学部附属病院の山田晋先生に伺いました。
市立秋田総合病院 柏倉剛さん 【5月13日】女性に多い 外反母趾
市立秋田総合病院 柏倉剛さん
近年、患者数が急増している足の病気「外反母趾」を取り上げました。「外反母趾」とは、足の親指が、そのつけ根の関節の部分で外側へ曲がった状態のことです。この親指の変形が悪化すると、足が痛くて歩けなくなったり、普通の靴が履けなくなったりします。その上、痛みを我慢して無理な歩き方をしていると、足が疲れやすくなり、膝や関節まで痛めてしまうこともあります。番組では、「外反母趾」の予防や治療について市立秋田総合病院整形外科の柏倉剛医師に伺いました。
秋田組合総合病院 阿部利樹さん秋田組合総合病院 阿部利樹さん 【5月6日】背骨がつぶれる 椎体圧迫骨折
秋田組合総合病院 阿部利樹さん
背骨を構成するひとつひとつの骨を「椎体」といいます。この椎体が、何らかの原因で押し潰されるように変形してしまうのが「椎体圧迫骨折」です。加齢と密接な関わりがあり、放置しておくと骨や姿勢に悪い影響を与えるだけでなく、内臓機能の低下につながる恐れもあります。番組では、患者に負担の少ない最新の治療法などについて秋田組合総合病院の阿部利樹医師に伺いました。
秋田大学医学部附属病院 多治見公高さん 【4月29日】広がる集中治療室の役割
秋田大学医学部附属病院 多治見公高さん
緊急性が高い重症患者に対して、手厚い医療と看護を行う集中治療室(ICU)。大きな自然災害や、新型インフルエンザの大流行などの危機が身近になった今、その役割は病院の中から地域へと広がっています。 番組では、重症患者の容態を安定させるために使われる様々な機器を管理する、臨床工学技士の仕事を紹介するともに、救急災害医療への対応が急がれている、集中治療室の役割について、秋田大学医学部、集中治療室の多治見公高さんに伺いました。
秋田大学医学部附属病院 石川ひとみさん 【4月22日】集中治療の現場から
秋田大学医学部附属病院 石川ひとみさん
緊急性が高い重症患者に対して、手厚い医療と看護を行う集中治療室(ICU)の現場を紹介しました。集中治療室は、病状が安定しない重症患者に対して24時間体制で状態をモニターしながら、集中的な治療と看護で、状態を安定させ、一般の病棟に移ることができるようにする施設です。病院の技術とマンパワーが結集された、医療の最前線です。番組では、集中治療室でどのように治療・看護が行われているのかを、再現を交えながら分かりやすくお伝えしました。出演は秋田大学医学部附属病院 集中治療部の石川ひとみさん。
秋田大学医学部附属病院 藤島直仁さん 【4月15日】献血が支える輸血医療
秋田大学医学部附属病院 藤島直仁さん
献血によって支えられている「輸血」の役割についてお伝えしました。輸血は血液の不足によって、酸素が運べなくなったり、血が止まりにくくなることを防ぐために行われます。高齢化や医療の高度化に伴い、輸血の役割は大きくなっていますが、一方で輸血用血液の不足が心配されています。献血ドナーの減少により15年後には全国で100万人分以上の血液が不足すると推計されています。高まる輸血の重要性と、それを支える献血の大切さについて、秋田大学医学部附属病院 輸血部の藤島直仁さんに伺いました。
秋田大学医学部附属病院 南條博さん 【4月8日】顕微鏡で病気に迫る〜病理検査〜
秋田大学医学部附属病院 南條博さん
医療の高度化に伴い、その役割が大きくなっている「病理検査」について、分かりやすく解説しました。病理検査は、患者から採取した組織や細胞を顕微鏡で詳しく調べる検査のことです。病名や病気の状態を診断し、意思や患者が最適な治療を選ぶための情報を提供します。番組では、がんになった組織の画像を例にとって、診断のポイントを解説するとともに、病気の治療と深い関わりをもつ病理検査の現場を紹介しました。出演は秋田大学医学部附属病院 病理部の南條博さん。
秋田大学医学部附属病院 鈴木節子さん 【4月1日】術の安全を支える最新システム
秋田大学医学部附属病院 鈴木節子さん
手術が原因で発生する感染症を防ぎ、安全性を高める「トレーサビリティ・システム」の取り組みをお伝えしました。感染症を防ぐには、手術で使われた器材を徹底的に洗浄・滅菌し、微生物がいない状態に保つことが求められます。この過程をコンピュータで管理し、不具合が生じた場合には後追いして原因を突き止められるようにした「トレーサビリティ・システム」の取り組みが広がっています。手術の安全を支える最新システムがどのように使われているか、秋田大学医学部附属病院の鈴木節子さんに伺いました。
田中郁信さん 【3月25日】心房細動の治療〜脳梗塞を防ぐために〜
秋田大学医学部附属病院 田中郁信さん
脳梗塞の原因にもなる心房細動。番組では早期発見のポイントと最新の治療法をお伝えしました。心房細動は、心房の中に異常な電気の流れができることで、心房が細かく動くことです。心房細動は、脳梗塞を引き起こす可能性がある為、注意が必要です。早い段階で発見できれば、薬などで脈拍をコントロールでき、脳梗塞に対する予防治療も開始できます。
秋田大学医学部附属病院 山本浩史さん 【3月18日】足の動脈硬化〜閉そく性動脈硬化症〜
秋田大学医学部附属病院 山本浩史さん
足の血流が悪くなり、しびれや痛み、かいようなどの症状を引き起こす、閉そく性動脈硬化症についてお伝しました。閉そく性動脈硬化症の原因は、足の血管で起きる動脈硬化です。血管にコレステロールなどがこびり付いて血流を妨げ、症状が進むと血の塊ができ血管を塞いでしまいます。悪化すると筋肉や骨の組織や細胞が死んでしまい、足を切断しなければならないこともあります。番組では閉そく性動脈硬化症の、最新の治療法や予防のポイントについて伺いました。
中通総合病院 鈴木敏文さん 【3月11日】“沈黙の臓器”肝臓のがん
中通総合病院 鈴木敏文さん
自覚症状がほとんどない肝臓がんについて、早期発見と治療のポイントをお伝えしました。肝臓がんは、ほとんどの場合肝炎ウイルスへの感染が原因で発症します。はっきりした自覚症状がないまま進行するため、気づいたときには手遅れになっているケースも少なくありません。進行の程度に応じて様々な治療法があり、早期に発見できれば適切な治療で治すことができます。番組では、症状のない段階で、がんを早期に発見するためのポイントと、ラジオ派やカテーテルを使った治療法などについて解説しました。
山本組合総合病院 岩間孝英さん 【3月4日】高齢者にやさしい放射線治療
山本組合総合病院 岩間孝英さん
高齢者に適したがん治療として注目されている放射線治療についてお伝えしました。放射線治療は、エックス線や電子線といった放射線を当てることでがん細胞を殺す治療法です。手術や抗がん剤治療に比べ、体にかかる負担が小さいので、高齢者に適した治療と言われ、高齢化が進む県内でもその役割は大きくなっています。一方で治療装置の数に比べ、専門医が不足しているという課題もあります。番組では、高齢者にやさしい放射線治療について、分かりやすく解説しました。
秋田大学医学部附属病院 石山 公一さん 【2月26日】最先端のマンモグラフィ
秋田大学医学部附属病院 石山 公一さん
今回は、マンモグラフィをテーマに送りしました。マンモグラフィは、乳がんの診断に重要な役割を果たしている検査です。人間ドックなどの健康診断で行われているので、女性ならば知っているという人も多いでしょう。マンモグラフィには、エックス線で撮影するものとMRIという特殊な電磁波を使うものの2つの検査方法があります。最近は、MRIを使ったMRマンモグラフィの画像診断も導入されていて、乳がんが見つかった時に手術の前の精密検査にも使われています。がんの進行具合や乳房を残して手術が出来るかどうかを決めるのに役立てられているといいます。どのような検査なのか、秋田大学医学部附属病院の石山公一医師に伺いました。
本荘第一病院 鈴木 克彦さん 【2月19日】右腹部の痛み・・・胆石症
本荘第一病院 鈴木 克彦さん
今回のテーマは胆石症。胆石症というのは、胆のうに石が出来る病気です。患者は、年々増加し、日本人では大人の約10人にひとりが持っていると言われています。自覚症状が無いことも多く、人間ドックや健康診断で行われるお腹の超音波検査で偶然に見つかる人が多くいるといいます。胆石ができる胆のうの働きや胆石症の自覚症状、そして治療法などについて本荘第一病院の院長・鈴木克彦医師に伺いました。
秋田大学医学部附属病院 打波 宇さん 【2月12日】病気のシグナル 大人の黄だん
秋田大学医学部附属病院 打波 宇さん
今週は、黄だんについて取り上げました。黄だんは、皮膚や白目が黄色くなる症状のことです。肝臓や胆管などの病気が原因になって起きている場合があるため、黄だんに気づいたら、すぐに病院を受診して何の病気が原因で起きているのかを調べることが重要だといいます。肝臓や胆管の調子が悪くなると、なぜ黄だんの症状が現れるのか、どのような病気が潜んでいるおそれがあるのかなどについて、秋田大学医学部附属病院・消化器外科の打波宇医師に伺いました。
秋田大学医学部附属病院 飯田正毅さん 【2月5日】新しい外科治療 腹腔鏡手術
秋田大学医学部附属病院 飯田正毅さん
腹腔鏡手術と聞いてどのような手術なのか、すぐにイメージできますか。腹腔鏡手術は、お腹に小さな穴を開けて、そこからカメラや手術器具を入れて行う手術のこと。傷が小さく、手術後の体への負担が軽いなどのメリットがあります。番組では、新しい外科治療として取り入れられている腹腔鏡手術は、どういった手術なのか、また、どのような病気で行われているのかなどについて秋田大学医学部附属病院消化器外科の飯田正毅医師に伺いました。
秋田大学医学部附属病院 柴田浩行さん/外旭川病院 高橋加代子さん 【1月29日】さじを投げないがん医療〜緩和ケア〜
秋田大学医学部附属病院 柴田浩行さん/外旭川病院 高橋加代子さん
末期がんの患者の体と心の痛みを和らげる「緩和ケア」についてお伝えしました。がん患者の増加は、長寿社会の宿命と言えます。積極的な治療が難しい末期患者の増加に伴い「緩和ケア」が注目されています。緩和ケアは、病気を治すことが目的ではありません。緩和ケアが目指すのは、病気に伴う肉体的な苦痛から開放するとともに、死に対する恐怖や残される家族への心配といった精神的な苦痛を和らげ、心の安定を取り戻すことです。番組では、ホスピスで行われているケアの模様を交えながら、緩和ケアの意義について伺いました。
秋田大学医学部附属病院・腫瘍内科 添田大司さん 【1月22日】大腸がん〜予防と早期発見のポイント〜
秋田大学医学部附属病院・腫瘍内科 添田大司さん
日本人に急増している大腸がんを、予防・早期発見するためのポイントをお伝えしました。大腸がんは、食生活の欧米化などに伴い患者が急増していて、女性では死亡率が最も高いがんになっています。一方、大腸がんは進行が遅いため、早い段階で発見できる可能性が高いがんとも言われています。番組では、食生活の改善や肥満の防止、定期的な検査など、大腸がんを未然に防ぎ、また早い段階で発見し早期治療につなげるためのポイントを伺いました。
秋田大学医学部附属病院・腫瘍内科 大塚和令さん 【1月15日】“抗がん剤”はこんな薬
秋田大学医学部附属病院・腫瘍内科 大塚和令さん
今週はがんの治療に欠かせない“抗がん剤”をテーマに送りしました。かつては不治の病のイメージが強かったがん。しかし、最近は早期に発見し、治療をすれば十分に治すことも出来るようになってきました。がん治療で大切な役割を果たしているのが“抗がん剤”です。“抗がん剤”はどのような薬なのか、また治療を受ける際の注意点などについて伺いました。
秋田大学医学部附属病院 横井彩さん 【1月8日】気になりませんか?そのニキビ
秋田大学医学部附属病院 横井彩さん
今週のテーマはニキビ。ニキビは、全身に影響を及ぼす病気ではないが、額や頬など顔の目立つ部分などにできます。一般的には、皮脂の分泌が盛んになる思春期に最も出来やすいが、最近では30代や40代の大人に出来るニキビも増えているといいます。ニキビは、すぐに治る軽い状態を思い浮かべる人が多いためか、自己流の治療やスキンケアを行って逆に悪化させているケースもみられるといいます。症状がひどくなり、痕が残ってしまう前の早い時期に適切な治療やスキンケアの指導を受けることが大切です。番組ではニキビはなぜ出来るのか、そのメカニズムを紹介するほか、治療法やニキビを悪化させないために日常生活で注意すべき点などについて秋田大学医学部附属病院・皮膚科の横井彩医師に伺いました。