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秋田大学医学部附属病院 奥山学さん 【12月28日放送】緊急事態!家庭で行う救命術
秋田大学医学部附属病院 奥山学さん
餅などの異物をのどに詰まらせる。入浴中、意識を失う。家庭の中で起こるこれらの事故は、一刻を争う処置を施さないと命に関わる。こうした事故で、家族の異常に気づいた時は迷わずに救急車を要請する。そして、異物をのどに詰まらせた時は、異物を吐き出させるために腹部突き上げ法、胸部突き上げ法、背部叩打(こうだ)法を行う。入浴中の事故は、浴槽内で意識を失い、そのまま湯に沈み溺れてしまう。すみやかに浴槽から外に出し、意識がなければ心肺蘇生法を行わなければならない。それぞれの救命術の方法と、どんなタイミングで、どんな処置を行えばいいのかを秋田大学医学部附属病院・救急部の奥山学医師が解説する。
秋田赤十字病院 守田亮さん 【12月7日放送】気管支ぜんそく
秋田赤十字病院 守田亮さん
夜から明け方にかけて激しいせき発作に見舞われる気管支ぜんそく。年齢に関係なく起こる病気で、日本人のほとんどは、アレルギーによって引き起こされるという。長い間、発作が起こらなくても、気管支は炎症を続け完治することがないという気管支ぜんそく。様々なことが引き金になり、いきなり重症化し呼吸困難や命にかかわることもあるため、重症化させない治療が行われる。気管支ぜんそくが起こる仕組みと、生活の中でどんなことが誘因となるのか、また、治療法を秋田赤十字病院、呼吸器科の守田亮医師が解説する。
いなみ小児科ファミリークリニック 稲見育さん 【11月30日放送】冬のウイルス感染症
いなみ小児科ファミリークリニック 稲見育さん
寒さが厳しくなる冬にまん延する主なウイルス感染症には、急性胃腸炎を起こすノロウイルス、ロタウイルスによるものと、呼吸器系にダメージを与えるRSウイルスによるものがある。いずれも、子どもや高齢者など抵抗力が弱い人がかかりやすく、特にRSウイルスの場合、2歳までの子どものほぼ100%が感染し、その初感染では重症化することもあるため注意が必要だ。これらのウイルス感染症の予防の基本は正しい手洗い。また、ノロやロタウイルスはアルコールによる消毒では効果がほとんど得られないため、塩素系消毒薬による消毒を行う。それぞれの感染症の症状と正しい手洗いの方法、家庭で簡単に作れる塩素消毒薬の作り方を、秋田市保戸野のいなみ小児科ファミリークリニックの稲見育大医師が紹介する。
秋田大学医学部付属病院 竹田正秀さん 【11月23日放送】インフルエンザの予防法
秋田大学医学部付属病院 竹田正秀さん
今年もインフルエンザのシーズンがやってくる。この冬は5年前に新型インフルエンザとして猛威をふるったH1N1型を含む3種類の株を想定したワクチンが作られている。ワクチン接種により感染の拡大や重症化を予防することができ、12月中旬までに予防接種を受けることが望ましい。インフルエンザの型と症状の特徴、予防接種を受ける上で注意すべきこと、また、予防や感染拡大に効果が期待できる、正しいせきエチケットを秋田大学医学部付属病院、呼吸器内科の竹田正秀医師が解説する。
秋田県立脳血管研究センター 佐々木正弘さん 【11月16日放送】脳卒中の予防(3)脳ドックでわかること
秋田県立脳血管研究センター 佐々木正弘さん
脳動脈りゅうや無症状の脳こうそく、微小脳出血、脳腫瘍などの発見に成果をあげる脳ドック。脳ドックの主力は脳の形態を調べるMRIや脳の血管を撮影するMRAだが、心臓や大きな血管に問題があると特に脳こうそくを起こす危険性があるため、循環器の検査も行う。秋田県立脳血管研究センターの佐々木正弘医師の案内で、同センターの脳ドックの流れと、どんなことがわかるのかを紹介する。
秋田県立脳血管研究センター 佐々木正弘さん 【11月9日放送】脳卒中の予防(2)不整脈と脳こうそく
秋田県立脳血管研究センター 佐々木正弘さん
不整脈のひとつで心房細動がある人は、脳こうそくを起こす危険性が高い。心房細動は、心臓にある4つの部屋のうち、心房が激しく震えることで起きる。主な症状は動悸(どうき)だが、無症状のまま進行することもある。心房細動になると心房に血栓ができ、血液の流れにより脳に運ばれ、脳血管を詰まらせる。他の脳こうそくに比べ、ダメージを受ける場所が広範囲で重症となることが多い。不整脈と脳こうそくの関わりや予防法を、秋田県立脳血管研究センターの佐々木正弘医師が解説する。
県立脳血管研究センター 佐々木正弘さん 【11月2日放送】脳卒中の予防(1)脳卒中と高血圧
県立脳血管研究センター 佐々木正弘さん
日本人の死因の第4位を占める「脳卒中」。脳卒中には「脳こうそく」「脳出血」「くも膜下出血」がありますが、いずれも「高血圧」が大きな原因で、血圧が高いほど脳卒中で死亡する危険性が高まるというデータもあります。番組では、高血圧をコントロールして脳卒中を未然に防ぐにはどうすれば良いか、そのポイントをお伝えします。出演は県立脳血管研究センターの佐々木正弘医師。
県立脳血管研究センター 石川達哉さん 【10月26日放送】脳血管の病気 もやもや病
県立脳血管研究センター 石川達哉さん
もやもや病は、脳にある太い血管の特定の場所が細くなることで起こる病気です。血管が細くなると十分な血液が送れなくなるため、脳は、周辺の細い血管をいっぱいに広げて血流を確保しようとします。その発達した細い血管が、造影画像でみると煙のように見えたところから「もやもや病」と命名されました。放置すると脳こうそくや脳出血につながる危険がある病気です。もやもや病の早期発見・治療のポイントをお伝えします。出演は県立脳血管研究センターの石川達哉医師。
秋田県立リハビリテーションセンター 細川賀乃子さん 【10月19日放送】リハビリテーション(5)チームで対応 リハビリの流れ
秋田県立リハビリテーションセンター 細川賀乃子さん
リハビリで治療する問題は、運動、言葉、考えること、食べ物の飲み込み、など様々です。こうした問題に対応するためには、リハビリに関わる専門スタッフ同士の連携が重要になります。リハビリの現場では、医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士と共に、看護師、栄養士、ソーシャルワーカー、臨床心理士などが、患者が必要とすることについて認識を共有し、連携しています。番組では、リハビリの流れを追いながら、チームで取り組むリハビリの実際をお伝えします。出演は、県立リハビリテーション・精神医療センターの細川賀乃子医師。
秋田県立リハビリテーションセンター 細川賀乃子さん 【10月12日放送】リハビリテーション(4)高次脳機能障がいへのアプローチ
秋田県立リハビリテーションセンター 細川賀乃子さん
記憶、判断、感情は大脳が発達した人間ならではの機能で高次脳機能と呼ばれる。脳の特定の場所が病気やケガでダメージを受け、この機能に障がいが現れることを高次脳機能障がいという。患者は一見すると健康に見えるが、怒りっぽい、判断力が極端に低い、物を覚え続けることができないなどの症状が現れる。さらに、障がいの程度によっては、本人に自覚がなく、周囲の理解を得られにくい障がいのひとつだ。高次脳機能障がいには主に4つの症状があり、記憶障がい、注意障がい、遂行機能障がい、社会的行動障がいに分けられる。それぞれの障がいへのリハビリと日常生活での対応方法、また、高次脳機能障がいの患者・家族をサポートする秋田県立リハビリテーション・精神医療センターの取り組みを細川賀乃子医師が解説する。
秋田県立リハビリテーションセンター 細川賀乃子さん 【10月5日放送】リハビリテーション(3)摂食・えん下障がい
秋田県立リハビリテーションセンター 細川賀乃子さん
食べ物だと認識し口に運び、かんで飲み込みやすい塊を作り胃へ送る。この一連の動作の中にひとつでもうまく機能できないことがあると摂食・えん下障がいが疑われる。この障がいでは、食べ物が誤って気管に入る誤えん(ごえん)を起こし、肺炎や窒息という危険な状態に陥ることがある。摂食・えん下障がいの患者は、じゅうぶんな栄養を取ることできなくなること、また、誤えんにより命の危険にもさらされるため、リハビリでは安全に必要な栄養をとる工夫に重点が置かれる。物を飲み込むまでの複雑な仕組み、障がいを持つ人への食事の対応、飲み込みをスムーズにさせる体操を秋田県立リハビリテーション・精神医療センターの細川賀乃子医師が解説する。
秋田県立リハビリテーションセンター 細川賀乃子さん 【9月28日放送】リハビリテーション(2)コミュニケーション〜失語症へのアプローチ〜
秋田県立リハビリテーションセンター 細川賀乃子さん
脳の言語に関わる中枢にダメージを受けることで、話す、聞く、読む、書くというコミュニケーションに問題が出てしまう失語症。聞いて理解することができても、話す際、たどたどしくなったり、音の一部が違ってしまう運動性失語と、相手の話を理解できず、意味が十分に伝わらない内容を話す感覚性失語がある。失語症へのリハビリは、患者に行う話す、聞く、読む、書くなどの訓練の他、コミュニケーションをスムーズに行えるように家族・周囲の人への教育も行う。失語症の患者とコミュニケーションをとるための方法を、秋田県立リハビリテーション・精神医療センターの細川賀乃子医師が解説する。
秋田県立リハビリテーションセンター 細川賀乃子さん 【9月21日放送】リハビリテーション(1)体が動かない時
秋田県立リハビリテーションセンター 細川賀乃子さん
リハビリテーションは医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など多くの専門職が、患者の状態に合わせチームを組んで行う。体が動かない時のリハビリでは医師の診断に基づき、主に理学療法士と作業療法士が治療に当たる。理学療法士は立つ、歩くなど体の大きな動作を担当。作業療法士は手や腕の機能改善や生活に必要な動作の訓練を担当する。理学療法で行う筋力トレーニング、マッサージ、ストレッチ、歩行訓練の狙いや方法、作業療法で行う家事訓練、パソコン訓練、運転訓練などを紹介する。また、秋田県立リハビリテーションセンター・精神医療センターで導入した、歩行訓練時のロボット・HAL(ハル)、センター独自の楽しみながらできるリハビリの方法も紹介する。解説は同センターの細川賀乃子医師。
秋田市秋田総合病院 石河軌久さん 【9月14日放送】皮膚の病気(4)水虫
秋田市秋田総合病院 石河軌久さん
水虫は正式には足白せんと呼ばれ、白せん菌という真菌(しんきん)、カビの仲間が感染することで起こる。白せん菌は肌に含まれるケラチンを栄養としていて、肌の表面部分の角質に棲みつく。そして、治療には少なくとも2か月から4か月と長い時間がかかる。水虫には3つのタイプがあり、中には、水虫と自覚しにくい症状を示すものもあり、早期の治療開始を阻むことがある。また、水虫の症状は夏に現れ、涼しくなると消えるため治ったと誤解し治療を止めてしまう人が少なくないが、菌は生き続けているので、治療の継続が必要だ。そして、10年ほど前から日本各地で新型水虫の発症が報告されている。これは、格闘競技の選手たちの間に広がるもので、足にできる水虫とは違うタイプの白せん菌によるもので、症状も湿しんに酷似し、湿しんの治療に使われる薬を使うと重症化することもある。水虫がなぜ治りにくいか、どんなタイプの水虫があり正しい治療法はどんなものか、そして、新型水虫への注意点を秋田市の市立秋田総合病院・皮膚科の石河軌久医師が解説する。
秋田大学医学部附属病院 赤間智範さん 【9月7日放送】皮膚の病気(3)とびひ
秋田大学医学部附属病院 赤間智範さん
虫さされのあとをかきむしったりするなどして皮膚に傷を作り、細菌が感染し起こる「とびひ」。水ほうができ強いかゆみを伴い、患部をかくと水ほうに含まれる細菌やその毒素が指先に付着し、その手で体の他の部位に触れることで体中に瞬く間に広がっていく。その様が火事の飛び火に似ていることから、この名前がついたという。とびひの治療は殺菌剤によるが、塗り薬を誤って使うことで治りが遅くなったり、まれに悪化することがある。番組では正しい薬の使い方や患部を清潔に保つための洗浄の方法などを、秋田大学医学部附属病院・皮膚科の赤間智範(あかま・とものり)医師が解説する。
秋田大学医学部附属病院 山川岳洋ん 【8月24日放送】皮膚の病気(2)虫さされ
秋田大学医学部附属病院 山川岳洋さん
秋になると虫さされで皮膚科を受診する人が多くなるという。秋に繁殖期を迎えどう猛になるハチ。ハチに2回目以降さされると、意識低下や呼吸困難という激しいアレルギー症状を起こす可能性があり、医師の治療を受けるまで一刻を争う事態になる。今年、全国で大発生しているドクガ類。幼虫に生えている毒針毛に触れ、激しいかゆみと赤い発疹が皮膚に広がる。また、マダニ類は、まれなケースだがツツガムシ病やライム病といった重篤な感染症を引き起こす。虫さされのほとんどは数日から1週間で完治するが、放置すると重篤な症状になる。危険な虫とその症状、どんな場所で被害を受けるかを秋田大学医学部附属病院・皮膚科の山川岳洋(やまかわ・たけひろ)医師が解説する。
秋田大学医学部附属病院 能登舞さん 【8月17日放送】皮膚の病気(1)日焼け
秋田大学医学部附属病院 能登舞さん
楽しかった夏のレジャーで、うっかり起こした日焼け。日焼けは医学的には日光皮膚炎とよばれる火傷の1種で、痛みが強い時は火傷と同じくステロイド剤や鎮痛剤で治療を行う。最近では美容の観点から5月〜9月の期間に紫外線対策を行う人が増えているが、皮膚の健康を考えると1年を通した紫外線対策が不可欠だという。買い物や通勤など、わずかな時間でも紫外線に当たり続けると、肌の老化が進んだり、皮膚がん発生のリスクが高まる。紫外線がどのような作用で日焼けを起こすのか、また、日焼け止めの正しい使い方を、秋田大学医学部附属病院・皮膚科の能登舞医師の解説で再チェックする。
秋田大学医学部附属病院 面川真由さん 【8月10日放送】眠りの病気(4)過眠症〜ナルコレプシー〜
秋田大学医学部附属病院 面川真由さん
過眠症は夜、十分な睡眠時間を確保しているにも関わらず、日中、猛烈な睡魔に襲われる病気で、いくつかの疾患がある。その中で代表的なナルコレプシーを取り上げる。ナルコレプシーの患者は、日中、時と場所、周囲の状況、本人の意思とはまったく関係なく、眠りに落ちてしまう。また、夜には寝入りばなに金縛りにあったり、何かの気配を感じるなど鮮明な幻覚がある。この病気の原因は完全に明らかになっていないが、脳の中で生み出されるオレキシンという物質が極端に低いことと関わりがあると考えられている。日中、何度も眠ってしまうため、偏見に苦しむ患者が多く、家族や周囲の人たちの正しい知識が大切である。番組では秋田大学医学部附属病院・精神科の面川真由さんが、ナルコレプシーの睡眠の特徴や症状を詳しく解説。また、どんな治療やケアに取り組むかを紹介する。
ひかり睡眠ケアクリニック 勝田光明さん 【8月3日放送】眠りの病気(3)睡眠時無呼吸症候群
ひかり睡眠ケアクリニック 勝田光明さん
睡眠中、突然、呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群。交通事故の原因のひとつに、この病気の存在が指摘され久しいが、最近の研究では様々な生活習慣病を合併することもわかってきた。特に、認知症を起こすリスクは、健康な人の2倍という。睡眠時無呼吸症候群は、空気を肺に送る気道が睡眠中、ふさがれてしまうことで起こる。その原因は肥満によって首のまわりに脂肪がつく、アルコールの過剰摂取により気道周辺の組織が緩むなど。治療は生活習慣の改善によるが、中程度以上になると、日中の極度の眠気などから、生活改善の意欲が損なわれてしまう。そこで、CPAP(シー・パップ)と呼ばれる治療法が今、注目を集めている。この治療法は睡眠中に止まる呼吸を解消し、質のよい睡眠を確保することで、日中の意欲を向上させようというもので、切開などの負担がほとんどないのが特徴だ。睡眠時無呼吸症候群の最新の治療法を、ひかり睡眠ケアクリニック(秋田市桜)の勝田光明さんが解説する。
えちぜんや睡眠メンタルクリニック 越前屋勝さん 【7月27日放送】眠りの病気(2)睡眠相後退症候群
えちぜんや睡眠メンタルクリニック 越前屋勝さん
睡眠相後退症候群は、名前のとおり、ふつうの人に比べて、眠りに入る時間と目覚める時間が数時間、後ろにずれこんでしまう状態が毎日続く病気だ。また、睡眠時間が長くなる傾向もあり、1日10時間以上眠ることもある。10歳代から20歳代の人に多く、夏休みなどで夜更かしを繰り返した結果、引き起こされることが多い。この病気は、朝早起きをさせようとしても困難だ。起こしても患者は一切反応せず、また、無理に起こすと、極度の眠気、頭痛、倦怠感、意欲の低下などを起こし、不登校や出社拒否につながる場合がある。現代社会は24時間化していて、シフト勤務などで、この病気を引き起こすことが少なくない。番組では、この病気の原因、治療、予防を、えちぜんや睡眠メンタルクリニック(秋田市・アルヴェ4F)の越前屋勝さんが解説する。
秋田大学医学部附属病院 佐川洋平さん 【7月20日放送】眠りの病気(1)むずむず脚症候群
秋田大学医学部附属病院 佐川洋平さん
むずむず脚症候群は、夕方から夜にかけて、ふくらはぎを中心にした脚に、虫がはうような「むずむず」した不快な感覚が生じる病気だ。横になったり着席しているなど、安静にしている時に起こりやすい。この病気にかかった患者は、この症状を病気とは思わず受診しなかったり、病院に行こうと思っても何科を受診すればよいかわからず、病院から遠ざかる傾向にある。不快な症状から不眠につながったり、日中も着席中に起こることから飛行機での移動が困難になったり、会議中などは集中力が低下し社会生活に著しい影響を及ぼす。また、体の疾患が原因になっていることもあり、早期の受診が求められる。症状の表現が難しく周囲の理解が得られにくい、むずむず脚症候群について、秋田大学医学部附属病院の佐川洋平さんが解説する。
市立秋田総合病院 小泉ひろみさん 【7月13日放送】子どもの病気(5)熱中症
市立秋田総合病院 小泉ひろみさん
体温の調節機能が発達していない子どもにとって、熱中症のリスクはとても高い。また、子どもは熱中症にかかっても症状をうまく伝えることができないため、周囲の大人が熱中症の正しい知識を持って子どもを守る必要がある。シリーズ・子どもの病気、最終回は熱中症を取り上げる。熱中症を起こす環境や体の状態、熱中症を起こす仕組み、また、症状によって軽度・中程度・重度の3段階に分類される状態への対応法、また、気温が高くなくても湿度が高いと熱中症につながるという、見落としがちな状況下での対応について、市立秋田総合病院の小泉ひろみ医師が解説する。
いなみ小児科ファミリークリニック 稲見育大さん 【7月6日放送】子どもの病気(4)夏のウイルス感染症
いなみ小児科ファミリークリニック 稲見育大さん
夏に子どもたちに流行するウイルス感染症。手足口病、ヘルパンギーナ、プール熱とも呼ばれる咽頭結膜熱を秋田市のいなみ小児科ファミリークリニックの稲見育大医師の説明で取り上げる。手足口病は手のひらや足の裏に水疱ができ、咽頭結膜熱は結膜炎を起こす他、それぞれ、熱を伴い、熱の上がり方や熱の期間に特徴がある。3つの感染症はウイルスによるもので特効薬はなく、手洗いとうがいが最大の予防法になる。しかし、効果的な手洗い、うがいを実践している人は少ないため、正しい効果的な実践法を紹介する。また、熱を伴うため、保護者は解熱剤を使おうとするが、むやみに解熱剤を飲ませるのは好ましくないという。番組では合わせて、解熱剤の仕組みと効果的な使い方を紹介する。
秋田大学医学部附属病院 田口啓成さん 【6月29日放送】子どもの病気(3)夜尿症
秋田大学医学部附属病院 田口啓成さん
夜尿症は5歳を過ぎても夜間に多量の尿漏れを繰り返す症状だ。そのほとんどは病気ではなく、ぼうこう機能が発達途中のために起こるもので、成人になるまでにほぼ、自然治癒する。かつて、夜尿症への対処は「見守り」という考え方が主流だったが、現在では、本人や家族の精神的負担を考慮し、希望すれば積極的な治療が行われる。治療は生活指導にアラーム療法か薬物治療を組み合わせて行う。夜尿症が起こる仕組みと治療や対処法について秋田大学医学部附属病院・小児科医の田口啓成(ひろあき)さんが解説する。
秋田大学医学部附属病院 蛇口美和さん 【6月22日放送】子どもの病気(2)腸重積
秋田大学医学部附属病院 蛇口美和さん
腸重積は文字どおり腸が重なり合ってしまう病気だ。原因は不明で口に近い側の腸が肛門側の腸に入り込む。生後6か月から2歳くらいまでの子どもが多くかかる。腸重積は腸閉そくの一種で、重なり合った部分で腸が詰まり食べた物などが先に進めなくなる。これまで元気だった子どもが突然、顔面蒼白になり激しく泣き始める。泣き止むとぐったりし、また30分ほどすると再び火がついたように泣く。腸重積特有のもので、保護者はこのサインを見逃さないようにすることが大切だという。腸重積は早期に発見すると比較的安全で負担の少ない方法で治療でき、数日の入院で完治する。しかし、再発したり、4、5歳をすぎて腸重積を起こす場合は、重症になりかねない病気が潜んでいる可能性がある。腸重積について、秋田大学医学部附属病院・小児科医の蛇口美和さんが解説する。
秋田大学医学部附属病院小児科医 久保田弘樹さん 【6月15日放送】子どもの病気(1)熱性けいれん
秋田大学医学部附属病院 久保田弘樹さん
今回から5回シリーズで子どもの病気を特集する。1回目は「熱性けいれん」。風邪などの感染症にかかって38℃以上の高い熱を出すと、全身が激しいけいれんに見舞われることがある。生後6か月から5歳までの子どもに見られる熱性けいれんだ。あまりに激しいけいれんのため、初めて経験する保護者は知能への悪影響やわが子の死を心配するが、注射や座薬などで症状は治まり、後遺症もない病気だ。しかし、けいれんの状態によっては重篤な病気が脳に潜んでいることもあり、保護者が子どものけいれんをいかに的確に観察できるかが大きな鍵という。熱性けいれんと重篤な病気によるけいれんの違いは?熱性けいれんが起きた時、病院に連れていくまでの対処方法は?治療はどのように行うのか?秋田大学医学部附属病院・小児科医の久保田弘樹さんが解説する。
秋田県認知症疾患医療センター 船木聡さん 【6月8日放送】シリーズ認知症(5)認知症を徹底サポート!〜県内唯一の専門機関〜
秋田県認知症疾患医療センター 船木聡さん
大仙市協和にある秋田県立リハビリテーション・精神医療センター内には県内で唯一の認知症専門機関、秋田県認知症疾患医療センターがある。認知症の早期発見・早期治療を促すなどを目的に、去年10月に開設された。認知症疾患医療センターでは、認知症ではないかと疑問を持つ家族などからの相談を電話で受け付け、必要に応じ、もの忘れ外来での受診を促す。初期の段階では認知症か、他の病気なのか、あるいは加齢による「もの忘れ」なのかを鑑別するのはとても難しいが、センターではスペクトと呼ばれる、脳の血流量を測定する機械を使い早期発見、そして、早期の治療へと結びつけている。また、センターは各地域の医療・介護・福祉機関と連携をとり、患者が住み慣れた地域で安心して治療を受けられるように、患者とその家族を徹底的にサポートする。認知症疾患医療センターの役割を同センターの精神保健福祉士の船木聡さんが紹介する。
秋田県立リハビリテーション・精神医療センター 下村辰雄さん 【6月1日放送】シリーズ認知症(4)介護を行う家族のあり方
秋田県立リハビリテーション・精神医療センター 下村辰雄さん
認知症の治療は薬で行われるが、薬と同じくらい大切なのが家族の介護。適切な薬物投与と介護が相乗効果をなし、認知症の進行を緩やかにすることができる。しかし、認知症には様々な問題行動が伴うため、家族は大きな負担を強いられる。問題行動の主なものは「もの盗られ妄想」「替え玉妄想」「夕暮れ症候群」「昼夜の逆転」「徘徊」「介護の拒否」などで、問題行動を止めようとして強く否定したり、いらだった口調で接すると暴力や暴言につながる。それぞれの問題行動が起こる原因と対応を秋田県立リハビリテーション・精神医療センターの下村辰雄医師が解説する。
秋田県立リハビリテーション・精神医療センター 下村辰雄さん 【5月25日放送】シリーズ認知症(3)アルツハイマー型認知症の治療
秋田県立リハビリテーション・精神医療センター 下村辰雄さん
アルツハイマー型認知症は認知症の中でもっともポピュラーで、認知症患者数全体のほぼ半数を占める。この認知症は脳内に異常なタンパク質が増加し、神経細胞を死滅、脳を萎縮させ起こることがわかっているが、原因となる異常なタンパク質がなぜ増えるのかは謎のままだ。つまり、完全に治療することはできないが、薬物により進行を抑えることができる。現在の認知症治療は根治療法ではなく、こうした対処療法である。アルツハイマー型認知症の治療で使われる代表的な薬はコリンエステラーゼ阻害薬だ。アルツハイマー型認知症の脳内では重要な神経伝達物質のひとつ、アセチルコリンが減少することがわかっている。そこで、アセチルコリンを分解する酵素、コリンエステラーゼの働きを抑える薬が開発された。これがコリンエステラーゼ阻害薬だ。認知症の薬の研究は進んできているが、患者自身が服用することが困難な場合がある。そこで、薬の管理は家族がしなければならない。患者に投薬を行う家族の心構えを含め、アルツハイマー型認知症の治療法を秋田県立リハビリテーション・精神医療センターの下村辰雄医師が解説する。
秋田県立リハビリテーション・精神医療センター 下村辰雄さん 【5月18日放送】シリーズ認知症(2)認知症の種類
秋田県立リハビリテーション・精神医療センター 下村辰雄さん
認知症は脳が病気によりダメージを受け、大量の神経細胞を失い脳が萎縮することで起きる。原因となる病気によっていくつかの種類に分けられ、現れる症状、治療、ケアの方法などが違ってくる。アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症が三大認知症と言われ、国内では3種類合わせて約250万人の患者がいると推計されている。アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症は、脳内に異常なタンパク質が溜まって発病すると考えられている。脳血管性認知症は脳こうそくや脳出血など、脳血管の病気が周囲の神経細胞を破壊し起こる。3種類の認知症は症状も異なる。アルツハイマー型認知症では記憶障がいが主な症状。レビー小体型認知症では幻視や認知機能の変動が激しい。また、脳血管性認知症では手足のまひや構音障がいが主だ。専門医はこうした症状の違いから、認知症の種類を鑑別し、効果的な治療を行う。3種類の認知症の原因や特徴、症状を秋田県立リハビリテーション・精神医療センターの下村辰雄医師が解説する。
秋田県立リハビリテーション・精神医療センター 下村辰雄さん 【5月11日放送】シリーズ認知症(1)認知症とは
秋田県立リハビリテーション・精神医療センター 下村辰雄さん
現在、高齢化率が30%を超える秋田県にとって、脅威となるのが認知症だ。今回から5週にわたり認知症をシリーズで取り上げる。
認知症は特定の疾患名ではない。これまで健常だった人が病気の影響で脳にダメージを受け、記憶や考察、判断をくだすといった認知機能に障害が起こる病状を言う。認知症で代表的な症状はもの忘れだが、加齢に伴うもの忘れとは区別する必要がある。加齢に伴うもの忘れはヒントを与えると思い出すが、認知症のもの忘れはヒントを与えても思い出せず、重症化すると家族と他人の区別もつかなくなる。介護する家族にも負担がかかる認知症だが、認知症の特徴を理解することで、向き合うことが可能になるという。秋田県立リハビリテーション・精神医療センターの下村辰雄医師の解説で、シリーズを通して認知症との向き合い方を考える。
秋田大学医学部付属病院 佐藤雄大さん 【5月4日放送】シリーズ糖尿病(15)糖尿病の最新治療機器
秋田大学医学部付属病院 佐藤雄大さん
1型糖尿病や重度の糖尿病の患者に欠かすことができないインスリン注射。一般的には就寝前と3回の食事の直前に注射をするが、1日合計4回もの注射は患者に負担となる。そこで、最新機器、持続インスリン皮下注入という治療法で使われるインスリンポンプが注目を集める。この機器では、一度、腹部に注入機材を装着すると、必要な時に針を刺さなくてもボタンを押すだけで適量のインスリンを注入することができる。また、30分ごとのインスリン量を設定できるので、細かい血糖コントロールが可能。予定していなかった激しい運動に対応し低血糖を防いだり、夜明け前に血糖値が上昇する暁(あかつき)現象では深夜に起きて注射をしなくても済む。その他、24時間、連続で自動的に血糖値を測定する、持続血糖モニタリングシステムといった、糖尿病の最新治療機器を秋田大学医学部付属病院の佐藤雄大(たけひろ)医師の解説で紹介する。
秋田大学医学部付属病院 高橋郁子さん 【4月27日放送】シリーズ糖尿病(14)小児糖尿病
秋田大学医学部付属病院 高橋郁子さん
小児糖尿病は、大人に多い生活習慣に関係する2型糖尿病とは異なる1型糖尿病がほとんどを占める。1型糖尿病はすい臓でインスリンをほとんど、あるいは、まったく作ることができないため、毎日、インスリン注射が欠かせない。そして、患者数が少ないため、1型糖尿病に関する正しい知識が伝わりづらく、生活習慣が悪いのではないかなどの誤解が生まれやすい。1型糖尿病の特徴とは。そして、小児糖尿病と闘う子どもたちと保護者や教職員、また、周囲の大人はどのように向き合えば良いのか。秋田大学医学部付属病院の高橋郁子医師の解説で紹介する。
秋田大学医学部付属病院 菅沼由美さん 【4月20日放送】シリーズ糖尿病(13)妊娠と糖尿病
秋田大学医学部付属病院 菅沼由美さん
妊娠後の検査で妊娠糖尿病と診断される人がいる。妊娠糖尿病は妊娠が引き金になり糖の代謝異常が起こり、糖尿病になるリスクを背負ってしまうものだ。また、母体が高血糖になることで、子供が低血糖で生まれたり、早産、過体重児などという異常も現れる。妊娠糖尿病と診断された人は、医師・栄養士の指導を受け食事指導が施される。番組では妊婦の理想的な体重増加の範囲を簡単に計算し、自身の状態を把握していく方法や食事のとり方を、秋田大学医学部付属病院の菅沼由美医師の解説で紹介する。
秋田赤十字病院 後藤尚さん 【4月13日放送】シリーズ糖尿病(12)糖尿病の急性合併症 低血糖
秋田赤十字病院 後藤尚さん
糖尿病の治療の中で薬剤を使う場合、気をつけなければいけないのが低血糖だ。薬の効きすぎや薬剤投与の後、決められた量の食事をとらなかったり、過剰な運動をすると、エネルギーでもある血糖が極端に下がって低血糖を引き起こす。低血糖は頻繁に起こりうる糖尿病の急性合併症だが、医師の指導をきちんと守っていれば防ぐことができる。番組では秋田赤十字病院の後藤尚(たかし)さんの解説で、低血糖の予防と対処を紹介する。
秋田県歯科医師会 松野才さん 【4月6日放送】シリーズ糖尿病(11)糖尿病と歯周病〜デンタルケア〜
秋田県歯科医師会 松野才さん
糖尿病の合併症のひとつ歯周病。最近の研究で、この2つの関わりがさらに深いものであることがわかった。歯周病が進行し歯ぐきの炎症が悪化すると、その炎症を抑えようとする物質(TNF-α)が産出される。これが血糖をさげるインスリンの働きを阻害することがわかった。この仕組みのため糖尿病も悪化するという。特に糖尿病の人は抵抗力が落ちる傾向にあり、すると、歯周病も悪化する。糖尿病の人は歯周病のケアがより重要になる。歯周病は毎日の歯磨きと、歯科医院での定期的な歯石除去が予防になる。治療と予防、正しい歯磨きの方法を秋田県歯科医師会の松野才(さとし)さんが紹介する。
秋田大学医学部附属病院 福岡勇樹さん 【3月30日放送】シリーズ糖尿病(10)糖尿病の薬物療法(注射薬)
秋田大学医学部附属病院 福岡勇樹さん
糖尿病治療の基本となる食事療法や運動療法に加え、必要に応じて薬物療法を行うことがある。今回は注射薬について紹介する。注射薬には、インスリンを投与するインスリン注射と、すい臓にインスリンの分泌を促すように働くタイプがある。どちらも処方され患者が扱う。ふたつの注射薬の特徴と取り扱い方、また、注射薬を使う上での注意点を秋田大学医学部附属病院の福岡勇樹医師が解説する。
秋田大学医学部附属病院 清水辰徳さん 【3月23日放送】シリーズ糖尿病(9)糖尿病の薬物療法(内服薬)
秋田大学医学部附属病院 清水辰徳さん
糖尿病治療の基本となる食事療法と運動療法で血糖値がコントロールできない場合、2つの治療を続けながら内服薬を使った治療を加えていくことになる。内服薬には、インスリンの分泌を促進するように働くものとインスリンの働きを良くするように作用するもの、さらには食事の吸収速度をおさえて血糖値の急上昇を防ぐタイプがあり、患者の病態に合わせて複数のタイプを併用することもあるという。薬の使用上注意しなければならない低血糖の症状やその対策について秋田大学医学部附属病院の清水辰徳医師が解説する。
おおさわ胃腸科内科クリニック 大澤佳之さん 【3月16日放送】シリーズ糖尿病(8)糖尿病の運動療法
おおさわ胃腸科内科クリニック 大澤佳之さん
食事療法とともに糖尿病治療の基本となる運動療法について紹介する。運動療法はインスリンの働きを助け、血糖値のコントロールを良くする有効な治療方法で、ウォーキングやスクワットなどお金をかけなくても効果が得られるというメリットがある。一方で、運動療法を導入し、継続するにあたっては気をつけなければならないこともあるという。解説は、仙北市角館町のおおさわ胃腸科内科クリニックの大澤佳之医師。
平鹿総合病院 木村京子さん 【3月9日放送】シリーズ糖尿病(7)糖尿病の食事療法
平鹿総合病院 木村京子さん
今週から糖尿病の治療方法について紹介、今回は食事療法をとりあげる。食生活を見直す食事療法は、運動療法とともに糖尿病治療の基本となる。原則、食べてはいけない食品や、これを食べると治るという食品はなく、食事療法の実践は生活習慣病が気になる人にとっても健康的な食べ方と言える。基本となる3つのポイント「エネルギー量を守る」「バランスのとれた栄養」「規則正しい食事時間」とその実践による効果について、平鹿総合病院の木村京子管理栄養士が詳しく解説する。
秋田大学医学部附属病院 藤田浩樹さん 【3月2日放送】シリーズ糖尿病(6)糖尿病の合併症 大血管障害
秋田赤十字病院 村田雅彦さん
糖尿病の3大合併症と言われる神経障害・網膜症・腎症は、顕微鏡でしか見えない細い血管、毛細血管のダメージが引き金となる糖尿病特有の合併症だ。それに対し、脳や心臓、足などの肉眼で見える太さの血管の動脈硬化を原因に糖尿病以外でも発症するのが大血管障害だ。大血管障害は脳こうそく・心筋こうそくなど命に直結する危険があり、糖尿病の場合、大血管障害の発症リスクが通常より約3倍高くなるなど注意が必要となってくる。発症予防のポイントなどを秋田赤十字病院の村田雅彦医師が解説する。
秋田大学医学部附属病院 藤田浩樹さん 【2月23日放送】シリーズ糖尿病(5)糖尿病の合併症 腎症
秋田大学医学部附属病院 藤田浩樹さん
腎臓は、血液中の老廃物をろ過して尿を作ったり、血圧の調節にもかかわったりなど、体のバランス維持に重要な役割をする臓器である。「糖尿病性腎症」は、腎臓の中で血液をろ過する「糸球体」という毛細血管のかたまりが、糖尿病によってダメージを受け、ろ過する力が弱くなり、最終的には腎不全により人工透析をしなくては生命維持が困難な状態になってしまう病だ。腎症はある程度まで進行すると進行を止められなくなるが、発症初期にあるサインを見つけた段階だと、薬を使って治療できる場合があるという。解説は秋田大学医学部附属病院の藤田浩樹医師。
秋田大学医学部附属病院 神大介さん 【2月16日放送】シリーズ糖尿病(4)糖尿病の合併症 網膜症
秋田大学医学部附属病院 神大介さん
カメラでいうフィルムにあたる網膜は、光の明暗や色など映像を感じ取る神経が敷き詰められた薄い膜で、映像の情報を脳に伝える大切な役割を持つ。網膜症は糖尿病の発症後約5年で起きてくる。毛細血管からの出血にはじまり、最悪の場合網膜が剥離し失明に至る怖い合併症だ。網膜の血管は体の外から唯一直接見ることができる血管であり、眼科医が網膜を診察することで、失明を防ぐだけでなく全身の血管の状態が推測でき、他の科の医師と糖尿病治療の連携を図ることができるという。解説は秋田大学医学部附属病院の神大介医師。
秋田組合総合病院 下斗米孝之さん 【2月9日放送】シリーズ糖尿病(3)糖尿病の合併症 神経障害・足病変
秋田組合総合病院 下斗米孝之さん
4回にわたって糖尿病の合併症について紹介する。
糖尿病は長い時間をかけて血管を傷つけ、様々な部分に深刻な合併症を発症する怖い病気だ。糖尿病の発症後3年から5年という比較的早い時期に起きてくる神経障害は、神経につながる血管の血流不足や神経に血液中の老廃物がたまることで発症する。足の感覚神経から障害されることが多く、痛みや物にふれている感覚がなくなってくる。そして、神経障害発症から時間をかけて進行するのが足病変だ。足の感覚の低下と血流不足から、ちょっとした傷ができても治りにくくなり、最悪下肢の切断に至ることもあるという。家庭でもできる神経障害発症の見つけ方や、足病変を防ぐフットケアについて秋田組合総合病院の下斗米孝之医師が解説する。
秋田大学医学部附属病院 三ヶ田敦史さん 【2月2日放送】シリーズ糖尿病(2)糖尿病の診断
秋田大学医学部附属病院 三ヶ田敦史さん
「シリーズ糖尿病」今回は糖尿病の診断について紹介する。
糖尿病は長い時間をかけて血管を傷つけ、神経や目、腎臓といった様々な部分に深刻な合併症を発症することがあり、脳卒中や心筋こうそくなどの発症リスクを高める怖い病気だ。糖尿病の診断には血液中のブドウ糖の値「血糖値」を調べる必要があるが、血糖値はその時々で変化していて、今測った血糖値が高いからと言ってすぐに糖尿病と診断することはできない。糖尿病と診断する基準について秋田大学医学部附属病院の三ヶ田敦史医師が解説する。
秋田大学医学部附属病院 成田琢磨さん 【1月26日放送】シリーズ糖尿病(1)糖尿病ってどんな病気?
秋田大学医学部附属病院 成田琢磨さん
今週から15回にわたって「糖尿病」をとりあげる。
自覚症状のないまま進行し、目や血管、神経、腎臓などに深刻な合併症を発症するリスクを高める怖い病気だ。今週はその入り口として、糖尿病にはどのような原因やタイプがあるのかなどを詳しく紹介する。解説は秋田大学医学部附属病院の成田琢磨医師。
秋田大学医学部附属病院 寺田豊さん 【1月19日放送】脂質異常症
秋田大学医学部附属病院 寺田豊さん
今週は生活習慣などを原因とし、コレステロールや中性脂肪などの「脂質」、つまり「血液の中に溶け込んでいる脂肪」の量に問題を生じる「脂質異常症」について紹介する。脂質は体にとってなくてはならないエネルギー源であるものの、量のバランスが崩れてしまうと動脈硬化を進めて、脳卒中や心筋こうそくなどの引き金になってしまうので、そのコントロールが重要となる。その予防方法などについて秋田大学医学部附属病院の寺田豊医師が解説する。
秋田大学医学部附属病院 寺田舞さん 【1月12日放送】血圧を下げるには
秋田大学医学部附属病院 寺田舞さん
今週は血圧を下げるための生活習慣の具体的な改善方法などを紹介する。大きな柱は食事の際の減塩と運動。秋田県の成人の1日の塩分摂取量は全国平均よりも0.5グラム以上多くなっていて、健康な成人の塩分摂取量の目標値までは男女とも3グラムほどの減塩が必要となる。減塩のための調理の具体的なコツや、ナトリウム表示されている食品の塩分換算式などを紹介する。解説は、秋田大学医学部附属病院の寺田舞医師。
秋田大学医学部附属病院 寺田茂則さん 【1月5日放送】2次性高血圧
秋田大学医学部附属病院 寺田茂則さん
高血圧には2つのタイプがある。約9割が加齢や生活習慣を原因とする「本態性高血圧」で、血圧を下げる治療が必要となるが、残りの1割が別の病気の症状の1つとして血圧が高くなる「2次性高血圧」だ。2次性高血圧は、元になっている病気を治療すれば血圧が下がることも期待できるが、2次性高血圧の診断をする前に血圧を下げる治療をはじめてしまうと、血圧が乱高下し、検査結果の数値も変わってきて、正確な診断ができなくなるので注意が必要だ。解説は、秋田大学医学部附属病院の寺田茂則医師。