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カテゴリ「ブログ」のアーカイブ

2021年6月6日

元警察官で切手コレクターの浅野周夫さん

6月6日まめだすとーくのゲストは、切手収集家として知られている日本郵趣協会秋田支部長の浅野周夫(あさの のりお)さん76歳。浅野さんは秋田銀行本店で去年、切手収集60周年記念として1ヶ月間にわたり、展示会を開くほどの切手コレクターとして有名な方です。今回おいで頂いたのは、鉄道カメラマンの佐藤和博さんからのご紹介です。

浅野周夫さん

高校1年から切手収集を始めたという浅野さん。全国規模の大きな切手展で、毎回すばらしい賞を受賞しています。スタジオに持って来てくださった写真は、美人画を描いた切手。
アルバムとファイル260冊の中から、選んで持って来て下さいました。

(クリックで拡大表示できます)

佐藤さんと浅野さんは、鉄道写真と鉄道に関する記念切手という「鉄道」をテーマとした展示会をいっしょに開催するなど、とても親しくしてらっしゃいます。浅野さんはかつて、佐藤さんの住む地域を守る交番に勤務する警察官でした。とても真面目で優しい警察官で、趣味が一致することから親しくなったのだそうです。

浅野周夫さん

浅野さんは2005年、定年退職するまで41年間 警察官として務められました。その間、転勤で8回も引っ越したり、機動捜査隊時代には、凶悪強盗殺人事件の捜査で2ヶ月半も家に帰ることが出来なかったこともあったそうです。そんな浅野さんは、地域を守るため24時間気を抜けない厳しいお仕事から解放され、今まで出来なかった好きなことを今100%楽しんでいます。

浅野周夫さん

浅野さんの趣味は切手収集だけではありません。蝶の採集・標本箱は50箱。庭には110種の花。山歩き、ウオーキング、カラオケ・・・。趣味と言っていいのか、すべて半端ないこだわりをもって楽しんでいます。とても1回の放送ではご紹介できないので、冬にまたおいで頂くことにしました。それにしても今こんなに楽しんで過ごせるのは、ご家族の協力があったら。特に奥様はすごい!と思ったMichikoでした。

2021年5月30日

世界初!白神あわび茸を作った 白神カンパニー会長 安井重俊さん

5月30日のゲストは新屋温泉 高橋大和社長のご紹介で、(株)白神カンパニー会長 安井重俊 (やすい しげとし)さん(74歳)においでいただきました。安井さんは新屋温泉のお客様でもいらっしゃるそうですが、とにかく目が優しくてひと目で温和な性格の方ということがわかりました。

安井重俊さん

白神あわび茸を豚肉で巻いた「みたね巻」という名前で、各地のお祭りなどのイベントで食べたことがある方はきっといらっしゃると思いますが、料理する前の姿はこんな感じです。
大きくて、白くてふっくらして美しい茸です。

白神あわび茸

大潟村で米作りをしていた安井さんは子供たちの将来を考え、何か他の物を作ってみようと約40年前から研究に研究を重ね「白神あわび茸」を開発しました。菌床には秋田杉を100%使っています。まるで、アワビを食べているような食感。茸の濃厚なうま味。これは、白神山地に隣接している二ツ井町に生まれ、自然豊かな白神山地の魅力を良く知っている安井さんだからこそ、作ることができた茸だと思います。今では、東京や横浜の一流ホテルやレストランでも使われているそうです。腕の大ケガなど様々な困難にも負けず、今まで頑張ってこられた安井さんのこだわりは、ただひたすら美味しいものを作り人々を喜ばせたい思いだそうです。

安井重俊さん

(株)白神カンパニーの社長は、安井会長のお嬢さんがしています。経営の事は苦手で、お嬢さんに任せて本当に良かったとおっしゃっています。これからも日本中の皆さんに喜んでいただける美味しいものを作るために研究を重ねていくそうです。

安井重俊さん

スタジオに一緒にいるだけで、Michikoはゆったりした空気を感じました。この方が作る茸だもの…美味しいに決まってる。白神あわび茸は、どんな調理でも美味しかったですよ。
三種町のドラゴンフレッシュセンターにも売ってるそうです。

2021年5月23日

日本赤十字社秋田県支部のボランティア 佐藤勇一さん

5月23日のゲストは、八峰町にお住まいの佐藤勇一(さとう ゆういち)さん(1947年2月11日生まれの74歳)。新型コロナウイルスの影響で、リモートでご出演頂きました。
スタジオには、紹介してくださった日本赤十字社秋田県支部から、碇谷壽朗(いかりや としろう)さんと川上恵(かわかみ けい)さんにおいで頂きました。

碇谷壽朗さんと川上恵さん

佐藤さんは元高校教諭で36歳の時からボランティア活動をしていて、今では赤十字奉仕団及び青少年赤十字指導講師としても活動している方です。スタジオの碇谷さんの言葉で表現すると、「日本赤十字社秋田県支部の活動を長きにわたり支えている方」でした。

碇谷壽朗さんと川上恵さん

特に印象に残ったのは、東日本大震災の際、赤十字病院の医師たちと一緒に被災地の陸前高田市を訪問。健康生活支援チームとして活動し、避難所で何もすることがなく寝たきりの状態になっている人達を、立って歩けるほどに回復させたというエピソードでした。
災害時に役立つ知識などを直接被災者に向き合って指導するほか、避難訓練、水上安全法、心肺蘇生法(AEDの使い方)…など、佐藤さんは定年退職後も勉強を続け、次々と資格を取り活動をしています。高校では英語の教師で、部活は水泳部の担当。今までの知識と経験を74歳になった今の活動に大いに活かして素敵に生きていらっしゃいます。
自分の事だけではなく困っている人を助ける赤十字の活動は、改めて素晴らしいと思いました。

碇谷壽朗さんと川上恵さん

ラジオをお聞きの皆さんのなかで、もし佐藤さんのように日本赤十字社秋田県支部でボランティア活動をしてみたいと思った方は、いろいろな活動内容がありますので問い合わせてみてください。豊かな心の方たちと一緒に個性や経験を活かしボランティア活動をすることで、さらに豊かな生き方ができそうですよ。

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