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2020年5月24日

視覚障害者の目となり活動する秋田県点訳赤十字奉仕団

5月は、日本赤十字社の赤十字運動月間ということもあり、毎年、秋田県支部の方においでいただいています。
今年は、日本赤十字社秋田県支部・碇谷壽朗さんのご紹介で、点訳技術の取得者によって組織している
秋田県点訳赤十字奉仕団・委員長の鈴木敦子さん副委員長の吉田圭子さんにお電話で出演していただきました。

鈴木さんは、視覚障害者のイベントなどで、およそ40年前からよく見かける、いつも明るくテキパキと行動している方でした。
点訳って実際に体験してみると、とても難しく、かなり勉強しないと無理です。
だから、きちんとした技術を取得した方にしかできない奉仕活動なんです。
今、団員は、8人ということです。
点訳の作業は、普段からコツコツと、一人ひとり自宅で行っているので、コロナウィルスの影響はあまり感じていないそうです。

お二人のお話で印象に残った事!
点字は6つの点の組み合わせでできていて、ルールもいっぱいあり、習得するまでは、とても難しく大変。
でも、点字は世界共通の言葉、覚えてしまえば、とても面白い、とおっしゃるのです。
点訳で難しいのは、文章を正確に読むことだそうです。

リクエスト曲は,ラッツ&スターのめ組のひとでした。
視覚障害者の目になりたい!
点訳赤十字奉仕団の方たちの、ぬくもりのある思いが、伝わってきました。

2020年5月17日

日本を代表する水中カメラマン中村征夫さんがハーモニカを吹いてくれました。♬(^^♪

5月17日の「まめだすとーく・ゲスト」は、潟上市出身で、日本を代表する水中カメラマン、中村征夫さん(74才)です。
中村さんは、愛犬のリーフ君(ラブラトール・レトリバー)とともに、東京のご自宅から電話で出演してくださいました。

中村さんが、今もお元気で水中写真を撮り続けていられるのは、やはり、体力を保つための努力がありました。
ストレッチは勿論、家族として一緒にくらす愛犬リーフ君との散歩など、毎日、1万歩は歩いているそうですよ。

プロのカメラマンを目指し、酒屋さんに食事つきの住み込みで働き、給料を全部貯金し、独学で勉強していた頃、お休みの日はよく、秋田から持っていったハーモニカを吹いて過ごしていたようです。
中村さんの水中写真は、とにかく色がきれいで、思わず笑顔になっちゃうほど、魚たちのやさしさ溢れる、あったかい写真が多いのですが、そのわけが、わかりました。

4才までお世話になった潟上市豊川の藤原家のみなさん、小学校・中学校の友人たち、特に“八郎潟モダンボーイズ”のお仲間とは、秋田から離れて半世紀以上も経つ、今でも、いい関係が続いているそうです。
そして、女手一つで育ててくれた、継母のがんばり屋・チヨさんなど、たくさんの人たちに愛され支えられてきました。

そんなお世話になった皆さんに、今回、愛犬リーフ君とともに
ハーモニカ演奏でエールを贈ってくださいました。

世界中、どんなところに出かけても、秋田を愛し、感謝の気持ちを忘れない、心も美しい中村征夫さんでした。

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