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2010年2月17日

2010年2月17日(水)

賀内です。

秋田放送には時おり、見学の児童・生徒がやってきます。職場見学ですね。
中には、「こういう職業につきたい。そのために何をすればいいか」という「調べ学習」をしている、という子もいます。「アナウンサーになりたい」「ディレクターになりたい」という希望です。

こういう見学希望は、学校を通じて事前に会社に申し出てもらい、対応するのですが、先日届いた質問は、今までとはちょっと違っていました。秋田市立牛島小学校の6年生、3人からの質問です。
芸能マネージャーになるのはどうすればいいか」というのです。歌手や俳優にずっと付き添っている、あの職業です。

秋田放送には芸能マネージャーはいませんが、ディレクターを通じて懇意なマネージャーさんは多数います。そこで、イケメン演歌歌手・山内惠介さんのマネージャー・金澤亜紀さんにお願いして、東京からスタジオに電話をつなぎ、子どもたちの質問に答えてもらうことにしました。その様子を、きょうの「あさ採りワイド」で放送したのです。

質問は、こんな具合でした。

(1)具体的にどんな仕事をするのですか?
(2)一日にどれくらい仕事をするのですか?
(3)マネージャーになるためには、どのような学校に行って、どのような勉強をすればいいのですか?
(4)マネージャーの仕事でいちばん大変なのは?
(5)仕事をしていてやりがいを感じた時は?
(6)マネージャーになるには、何かの資格を取らないといけないのか。
(7)この職業につくために、今、小学校の頃からやっておいたほうがいいことは?

けっこう難問でしょう。
この放送日記をお読みのかたも、自分の仕事に置きかえて小学生に答えるとしたら、どうですか?

10時過ぎに金澤さんと電話をつなぎました。山内惠介さんは、東京のニッポン放送の仕事の最中。まさに寸暇を惜しんでという感じで、質問に答えてくれました。

Q:どんな仕事か?
A:歌手のスケジュールを調整したり、売りこみをするのが仕事です。衣裳のアイロンがけをすることもあります。

Q:一日にどれくらいの仕事?
A:日によります。きょうは7時半に事務所に入り、それから仕事。きょうは終わるのが6時くらい。早い方です。夜遅くなることもあります。

Q:どのような学校に行くのか?
A:音楽専門の学校に行く人もいますが、アルバイトからこの世界に入る人もいます。私(金澤)は、学生時代にアルバイトをしていて、そこから入社しました。

Q:いちばん大変なことは?
A:仕事の相手とやりとりしていて、必ずしも笑顔になれない時もあります。しっかり言わないといけないこともあるし...

Q:やりがいを感じる時は?
A:お客様が喜んでくれた時。「いいステージだった」と言ってくれた時に感じます。

Q:資格の必要は?
A:歌手の送迎で運転するので、運転免許はあった方がいい。荷物や衣装がたくさんあるので。私(金澤)は今、仕事のかたわら自動車学校に通っています。

Q:今からやっておいた方がいいことは?
A:いろんな人のコンサートを見たり、テレビを見たりしておくといいですね。

金澤さん、小学生の質問に、真剣に答えてくれていました。子供たちにとっても、忘れられない経験でしょうね。
この3人、もう十何年もしたら、初志貫徹、どこかの芸能プロダクションに入社して、スケジュールのメモを片手に、歌手やタレントの送迎をしているかもしれません。夢はかなうかな?

2010年2月16日

2010年2月16日(火)

アニョハセヨ田村陽子です!

毎月2回秋田を元気にしている人をご紹介しているファースト・トーク、今回は秋田市旭南の「金森語学教室」の金森福子さんをご紹介しました。


金森さんは中国出身で秋田の男性と結婚したのを機に秋田での生活を始めたそうです。
教室には「冬のソナタを見てペ・ヨンジュンさんの大ファンになり、韓国語を学び始めた」方など何と総勢200人!!もの生徒さんがいるそうです。

秋田を訪れる韓国人観光客が韓国のドラマ「アイリス」のおかげで増えているそうです。 片言でも韓国語で挨拶し温かく迎えることが出来たらきっと喜ばれますよね。

実は数年前、ソウルへ旅行に行ったときにとても驚いたことがあります。タクシーの運転手さんや店員さんがごく自然に日本語で接してくれたんです。
その方たちが何故に日本語を話せるようになったかについては、やはり目を背けてはいけない経緯があり考えさせられましたが、でも旅先で自分の国の言葉を聞いたときの安堵感は格別なものでした。

同じ安堵の気持ちを韓国からの観光客の皆さんにも味わってもらいたい、語学を通しての文化交流をしてみたいという気持ちが改めて強くなりました。

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