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カテゴリ「廣田裕司」のアーカイブ

2013年4月21日

横手北中学校野球部

春の2本立てスペシャル!

まずは、統合でこの春新設された横手北中学校の話題をお届けしました。
横手市の鳳・金沢・横手西の3校が統合する形でこの春誕生したのが、横手北中学校です。

校舎の写真を撮り忘れましたが、真新しい校舎はとてもきれいで、少し羨ましかったです。

逆に、自分が通う学校が新しい校舎にならない限りは、普通新しい校舎に入れないので、
今回取材とはいえ、少し得した気分でした♪
今回は横手北中の野球部を取材しました。

3校が統合したということは、部活動も3つのチームが1つになるということ。
これまでのライバルと、これからはチームメイトとして練習に励み、試合に臨みます。

ちなみに3年生は、これまでに履いていた内履きが違うので、紐の色は同じでも、デザインバラバラ(笑)
統合校ならでは~。

「チームを一つにするには大変なのでは?」と思っていましたが、どうやら去年の秋から、
統合に向けて合同練習を重ねていて、すでに選手同士の仲は深まっているようでした。

左から
若松昌平監督、
金沢中時代主将 セカンドの伊藤匠くん
鳳中時代主将 ピッチャーの小松大輔くん
横手西中時代主将 ライトの佐藤颯くん
高橋部長
です。

ただ「仲良くなる=チームとして成立する」となるかというと、決してそうでもありません。
それだけではチームにはなれません。

たとえば、守備のベースカバーの連携はまだまだうまくいかないそうです。

そして率いる若松監督からすると、統合前は人数が少ない中で練習してきたものの、今度は大所帯での練習となります。
一人あたりの練習時間の減少。
そして学区が広がったからこそ、スクールバスで通う生徒も多く、スクールバスの時間に合わせた練習時間となるそうです。
それでも、これからは鳳、金沢、横手西の卒業生の想いも背負いながら、同じ練習をして、同じ「横手北」のユニフォームを着て大会に挑んでいくことになります。

横手北にとっては、すべてが新しい歴史となります。
一期生の皆さんは、特にがんばってください!

スクールカラーの「若草色」を要所要所に取り入れた「横手北」のユニフォームがこちら。

このユニフォームがグラウンドで躍動する姿を期待しています!

2013年4月14日

ゲスト:斎藤元三郎さん

4月14日のゲストは谷村新司さん!!!

ではありません!(笑)

でも激似!!!!
実はご本人も他人から言われたことがあるそうですが(笑)
秋田県野球協会 審判部・部長の斎藤元三郎さんです!

トイレにもルールブックを置いて、常にルールの確認をするそうです。
我々実況も「今」を判断して、しゃべりますが、それ以上の責任・使命を伴って
」を瞬間的に判断しているのが審判の皆さんです。

正しいルールに基づいた上で、「これは、ルールと違うのでは?」という提言は、
チーム側からもどんどんしてほしい、とのこと。

ただ審判も、経験なども含めた自分の全てを出し切って判定しているので、
「ストライクではなく、ボールだろ」「アウトではなく、セーフだろ」というのはあまり好ましくはないようです。

見ていてもあまり気持ちいいものではないですよね~。

ただ、勝負への強い気持ちというのはよくわかります。
そのエネルギーを他にぶつけるのも大切かなと。

選手も審判も人間。
試合も心もフェアプレーでありたいものですね!

それにしても
斎藤さん、谷村さんに似てる…

2013年3月24日

スポーツと指導

3月24日のゲストは、県スポーツ科学センターでメンタルトレーニングアドバイザーとして活躍された小倉晃輔さんでした。

ちなみに、廣田と同い歳!
ちなみにちなみに小倉さん、東京五輪招致を応援しています!

昨今、日本中を取り巻く話題になっている「体罰」。
今回の「日スポ」では『スポーツと指導』をテーマにお送りしました。

メンタルトレーニングアドバイザーとして、選手のやる気をアップさせる指導法について教えてもらいました。
放送で出てきた話は、なにも「スポーツの世界」だけにあてはまるものではありません。

春、新入社員が入ってきて、新たに指導する立場になる人も多いことでしょう。
人に何かを教えるというのは簡単ではありません。
個人的にも日々そう感じています(笑)

今回放送でご紹介したアンケートが
コーチがパーフェクトを求めることに対する質問」。

17ある質問項目の一部をここでもご紹介します。

「選手がミスをしたら怒る」
「選手がミスをしたら叱る」
「選手がミスをしたらアドバイスをする」
「選手がミスをしても、チャレンジしたことをほめる」
「選手がミスをしても何もしない」
「選手がミスをしたら、なぜミスをしたか聞く」

これらはイエスかノーで答える質問です。
やはり「怒る」と「叱る」には違いがあると思います。

「愛情の裏返し」なんていう表現もありますが、
これも指導される側がどのように捉えるかで話は変わってくるのかもしれません。

上記のアンケートの質問項目の中に
「コーチが怒らないで、うまく指導をするには何が必要ですか?」という質問がありまして、
2013年春から入社3年目、まだまだ指導される機会も多い幸坂ANは、
信頼関係」と即答していました。

指導される立場からの発言。
指導する側として、心に刻みます(笑)

そのほか放送でご紹介できませんでしたが、
小倉さんからいただいた資料の中に
「今まで指導を受けて『最高だった』コーチやコーチング」と、
「今まで指導を受けて『最悪だった』コーチやコーチング」という
選手からの回答を集めた一覧リストがありました。

許可をいただき、こちらにも一部掲載します。

『最高だった』コーチやコーチング

  • ほめてくれる
  • 一人一人を見てくれている
  • 意欲が引き出される
  • 選手に考えさせるアドバイスをする
  • 筋が通っている
  • 答えでなく、ヒントをくれる
  • 「この練習が全国につながる」と鼓舞する
  • 目先の目標だけでなく、将来のことまで考えたコーチング
  • 怒る前に理由を聞いてくれる

などなど100項目ぐらいあります。

一方、『最悪だった』コーチやコーチング

  • すぐ怒る物を投げる人を馬鹿にする
  • 水を取らせてくれない
  • 常にやらされている感じの練習
  • 上から目線
  • 選手の意見を聞かない
  • できないとすぐ怒る
  • 練習中にタバコを吸う
  • 結果しか評価しない
  • 口だけの指導
  • 恐怖心を植え付ける指導

などなど、こちらも100項目ぐらいあります。

その指導は、どのベクトルを向いているのか。
そして、チーム全員のベクトルが、同じ方向を向いているのか。
そこにブレがなければ、間違った指導は起きないのではないでしょうか!?

そういえば、「冷静と情熱のあいだ」という小説・映画がありました。
これは恋愛映画だったと思いますが、
今一度「指導」という観点からも大切にしたい言葉だなと感じました。

何事も「バランス」って大切。。。

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