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カテゴリ「ブログ」のアーカイブ

2021年11月28日

70年以上も続く果物の専門店「関谷くだもの店」は親子で生き生き歴史を繋いでいます。

11月28日のゲストは、新屋温泉の高橋大和社長のご紹介で、秋田市保戸野通町のフルーツショップ「関谷くだもの店」の関谷喜与美(せきや きよみ)さん91歳と、関谷喜彦(よしひこ)さん62歳です。

ゲスト

保戸野生まれのMichikoは、母がお気に入りのお店だったこともあり、よく関谷さんに買い物に行きました。大事な方への贈り物や遠く離れた友人へ秋田の果物を送る時、「関谷さんにお願いすると間違いない。最高の果物を選んでくれるのよ。」と母はいつも言っていたのです。いつも明るい笑顔で接してくれたのが、関谷ミツさん90歳。ミツさんは体調を崩して入院中とのこと。残念ながら今回はスタジオにおいで頂けませんでした。

ゲスト

ミツさんのご主人・喜与美さんは昭和5年5月12日生まれ。小学校の教師として60歳の定年退職まで務めた後、お店の仕事をミツさんと一緒にするようになったそうです。今年で31年になります。次男の喜彦さんは銀行を定年退職した後、この春からお店の仕事をするようになりました。電話に出ると声が似ていて、よくお父様と間違われるそうです。

ゲスト

喜与美さんとミツさんは、潟上市昭和町大久保での幼なじみ。縁があって結婚することになったそうです。昭和20年4月秋田工業高校に入学してから終戦の8月までは、ほとんど授業は受けられず道具をもって開墾に行かされたり、戦争にとられ働き手のいなくなった農家の手伝いなどをしていたそうです。そんな厳しい時代も乗り越えてきた喜与美さんの人生。何を聞いても貴重なお話でまだまだお聞きしたいことがあります。
今度はミツさんとご一緒においで頂きたいです。

2021年11月21日

難病の研究費に使って頂こうとチャリティーアルバムを作った 心の美しいミュージシャン藤井淳さん&かつみさん

11月21日のゲストは、Soundfactry GgrLab(ジージ―アールラボ)代表の藤井淳(じゅん)さん47歳とDominant Logic(ドミナント・ロジック)ボーカル・ギターのKATSUMI(かつみ)さんです。メンズファッション雑誌のモデルさんのような、オシャレでカッコイイおふたり。9月19日に発売された「ふたつの虹」というアルバムを紹介してくれました。

ゲスト

ゲスト

ゲスト

毛細血管拡張性運動失調症は、全国に数十人(青森県では1人)しかいない平均寿命がおよそ26歳、まだ治療法は見つかっていない重い病気です。青森市に住む小山内龍弥(おさないりゅうや)くん14歳は、今この難病と闘っています。
龍弥くんのお母さんはNPO法人「ふたつの虹」を立ち上げ病気のことを多くの人に知って頂き、研究費にあてて頂く基金を募集するなど活動しています。この病気専門の研究者は、ごくわずかで研究費も不足しています。

アルバム

この事を知ったかつみさんはとても感動し、自分にも何か出来ることはないかと考え、ミュージシャン仲間に呼びかけ、チャリティーアルバムを作ることにしたのです。詩は、お母さんから龍弥くんに送った手紙がもとになっています。龍弥くんは、写真やイラストのようにとっても明るい子で、幼い頃は走ることが大好きだったそうです。

手紙

お母さんは、龍弥くんの病気が完治するように、また、走れる事を願い頑張っています。
「ふたつの虹」のアルバムを聴いて、龍弥くんは学校の友達に「これは僕のためにつくってくれた曲なんだよ」と話し喜んでるそうです。かつみさんは、話を聞いた時も「ふたつの虹」を歌う時も涙がでて止まりませんでした、と・・

ゲスト

おふたりは、姿もかっこよかったけど、心もかっこ良い生き方してますね。Michikoも小山内龍弥くんの病気が治りますように、治療法が早く見つかりますように願います。

2021年11月7日

ライター歴30年の柴田郁子さんは今、お父様と素敵な時間を過ごしています。

11月7日のゲストは、フリーライターの柴田郁子(しばたいくこ)さん61歳。番組のリスナーさんから、「いつも張り切っていて、自分の考えをはっきり持っている人・行動できる人・映画に詳しく知識が豊富で素敵な方の柴田郁子さんをゲストにお呼びしてください!」と情報を頂き、おいでいただきました。

柴田郁子さん

柴田郁子さんにはおよそ15年ぶりにお会いしました。秋田タウン情報にいらした頃、番組やアナウンサー紹介など、いろいろな取材のためよくいらしていました。ABSラジオでは映画情報を生放送番組で伝えて頂いたこともあります。今はフリーになって、情報誌や企業依頼のライターのお仕事は続けていらっしゃるとの事でした。一瞬で人をあったかムードでふんわりと包んでしまう魅力的なオーラを持ち、雰囲気は昔とほとんど変わっていません。

柴田郁子さん

本屋さんはもちろん、銀行のロビーや病院、コンビニなどでよく見かける「大人のための北東北エリアマガジンrakra(ラクラ)」漢字で書くと「楽暮」。青森・岩手・秋田の魅力を伝えていて、北東北の文化や建物・景色・宿・グルメ・ファッション・ペットに至るまで、本当に良いものと一緒に楽しく暮らそうと、内容の濃い充実した情報誌です。

柴田郁子さん

柴田郁子さん

10月25日の特集は「チーズ」。写真も素晴らしく、美味しそう。
何の種類で、どんな料理に合うのかな?どんなお店なのかな?とついつい見入ってしまいます。
2ヶ月に1回、1年に6回発行している「rakra」。おそらく、取材にはかなりの時間をかけて丁寧に作っているのだろうと思っています。ライターの仕事は、自分の調べたことが形になって残るところが魅力と柴田さんはおっしゃっています。

柴田郁子さん

フリーランスになってからの柴田さんは今、92歳のお父様と二人暮らしをしているそうです。取材で出かける時以外は家で仕事をし、今まで出来なかったこと―
朝昼晩3回お父様といっしょにご飯を食べ、夕食は1時間半から2時間もかけ晩酌をしながら
いろんなお話(昔の話や亡くなったお母さまの話など)をしている日々。お父様は、エビチリやイタリアン何でも食べられる方で、この時間とてもご機嫌よく、のどかで、この幸せな時間がずーっと長く続くように願っています。

柴田郁子さん

柴田さんのお話を聞いて、Michikoも父の晩酌の時間ずーっと話し相手しながら過ごした事を思い出しました。娘は父親が大好きなんですよね。嬉しいことに、今回のことがきっかけで読書やテレビだけではなく、お父様は、ラジオも聞くようになったそうです。あっという間の時間で、聞こうと思っていた映画のお話をひとつも聞くことが出来ませんでした。(笑)
柴田さんには、改めてスタジオにおいで頂き、映画情報を伝えて頂く事にしました。お楽しみに。

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