いざ、100回大会
こちらは私・廣田のUSBメモリーに付けているストラップです。
10年前からずっと使っています。
このマークを見て「高校サッカーだ」と気づく方は、
高校サッカーが好きな方もしれませんね。なかなかの通だと思います。
高校サッカー中継に携わるスタッフは「蹴り上げマーク」と呼んでいます。
私が高校生の時も大会の看板やパンフレットなど、
あちらこちらでこの「蹴り上げマーク」を見かけましたので、
今も昔も「高校サッカー」を象徴するマークだというのは大会の歴史を感じますね。
そんな歴史ある全国高校サッカー選手権が今回、第100回大会を迎えます。
(ちなみに、廣田が高校3年生の時は第82回大会)
そして、こちらは私の会社パソコンのデスクトップ画面です。
10年前からずっとこれです。
「蹴り上げマーク」の下には
「つなげよう高校サッカー GO 100」の文字。
(ごー わんはどれっど と読みます)
こちらは10年前、第90回大会の時に
「100回大会へのカウントダウンが始まる。
高校サッカーの魅力を100回大会、さらにその先につなげよう」と始まった活動です。
10年前、当時入社5年目で高校サッカー選手権・全国大会の中継スタッフとして参加して時に
「自分は10年後、何をしてるだろうか。まだ高校サッカー中継に携われているだろうか。秋田のサッカー界はどうなっているだろうか」いろいろなことを考えたのを今でも覚えています。
そして、高校サッカー中継のスタッフ「民放43社」の、当時の各局の先輩方から、
「俺たちは100回大会の時には参加していないだろう。でもお前はきっといる。がんばれよ。
これからの高校サッカーを頼む」と声をかけていただいたことも、今でも覚えています。
あくまでも、主役は選手達=高校生です。
さらには、情熱を注ぎ続ける指導者の皆さん、支え続ける保護者・応援の皆さんも不可欠な存在です。
皆さんの輝きが、次世代の憧れにつながり、
ここまで高校サッカー選手権は魅力ある大会になったのだと思います。
自分も“雪の決勝”と呼ばれる第76回大会決勝 東福岡(福岡)対 帝京(東京)を中学1年の冬にテレビで見て、高校サッカーに憧れを抱いた一人です。
歴史がつながり、いよいよ第100回大会が、12月28日(火)に開幕します。
秋田県代表・秋田商業の初戦は、29日の一回戦、相手は、あの、その、雪の決勝を制した東福岡です。ABSテレビでも実況中継でお伝えします。
(今回、廣田はベンチリポートを担当します)
また、秋田商業の試合に限らず、全国大会は無料でライブ配信・見逃し配信のサービスもあります。
全国にはいろんなチームがあって、いろんな選手がいて、いろんな指導者がいるんだ、という事も知っていただければと思います。
その主役たちの輝きを、
「選手・監督の魅力を初めて見た方にも分かるようにお伝えしたい!」と我々中継スタッフも力を合わせてお届けしていきます。
そして、そのスタイル・魂は、今も昔も変わりません。
根底にあるのは「伝えたい、この想い!」です。
大会を輝かせてきた選手や監督
大会を盛り上げてきた中継スタッフ
すべての先人たちに感謝し、その思いを受け継ぎながら、
第100回大会を駆け抜けたいと思います。
我々の「伝えたい、この想い」が皆様に届いて、試合終了後に「いい選手だったね!」「いいチームだったね!」という想いが少しでも広がれば幸いです。
***お知らせ***
ABSのホームページ内にも「郷土から国立へ!」という記事がアップされています。
その他の全国大会出場チームの記事は、日本テレビの「高校サッカー選手権」などでも展開されています。
チームの情報を事前にチェックしたい方は、ぜひ探してみてください。