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2022年03月10日

あれから11年

2022年3月9日水曜日、明治安田生命J2リーグのホーム開幕戦を控えたブラウブリッツ秋田の取材に行ってきました。

廣田

ちょうど11年前も3月9日は水曜日。

私は同じこのグラウンドで当時はJFLのブラウブリッツ秋田の取材に来ていました。

 

日付も曜日も場所も鮮明な記憶があるのは、11年前が2011年だったからです。

11年前の3月9日。グラウンドでも大きいと感じる揺れの地震がありました。

そして、その2日後、3月11日金曜日、さらに大きな揺れがあり、

あの東日本大震災が発生しました。

 

11年前の3月9日には

まさか、その2日後により大きな地震が来るなんて、当時は思いもしませんでした。

 

去年、東日本大震災から10年が経過しました。被害にあわれた方の中には「10年で気持ちの区切りをつけたい」という気持ちの方もいらっしゃると思います。

 

一方で、自分自身にとっては防災の観点も含め、当時のことは決して風化させてはいけない記憶だと思っています。

11年経って、当時と同じ曜日の並びで、当時と同じ場所で取材となった3月9日。

よりその思いを強くしました。

 

まさか大きな“余震”が来るなんて思いませんでした。

(2022年現在、気象庁は「余震」という表現は、地震発生後の呼びかけにおいては使用していません)

まさか毎日マスクを着けて生活しなければいけない日が来るとも思いませんでした。

 

でも「想定外のことが起こる」ということを東日本大震災以降、

あるゆる場面で学んでいます。

どれだけの備えをしても想定外には太刀打ちできないかもしれません。

でも、全く備えをしないのと、少しでも備えがあるのとでは、

その後の行動・生活に大きな違いが出ます。

 

当時を少しでも忘れないことが、次への備えの一歩になることを願っています。

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