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カテゴリ「鶴岡慶子」のアーカイブ

2012年1月27日

2012年1月27日(金)

鶴岡です。

わらべうたシリーズ第2弾をお送りしました。
先週お送りしたのは、保育園児の平成版「お寺のおしょうさん」でした。
今日は秋田市立明徳小学校音楽部の皆さんの歌声、「ずいずいずっころばし」、「見上げてごらん夜の星を」をお聴き頂きました。
聴きながら思わず目を閉じてしまう、本当に小学生?と驚くような素晴らしい歌声です。
それもそのはず、秋田市立明徳小学校音楽部は、1/22、東京都内で行われた「こども音楽コンクール・小学校重唱部門」で、日本一にあたる文部科学大臣奨励賞を受賞しました!お聴き頂いたのは、日本一の歌声なのです。
おめでとうございます!!!

子ども達の喜びの声の中で「練習とか努力をしたら実るんだなと思った」というのがありました。歌の練習は毎日、放課後一時間半程。この積み重ねの中に、たくさんの学びがあったのだなと感じます。「頑張る面白さ」を感じた子ども達が、この先、中学校、高校と進んでいくときに、どんな大人になっていくのか楽しみだなと強く思いました。

2012年1月25日

2012年1月25日(水)

鶴岡です。

かわいらしいFAXをいただきました。小学3年生のけんたくんです。

「インフルエンザなおりました」と書いてありますが、学級閉鎖中で、自宅でラジオを聴いてくれたのですね。
このFAXの大きな雪だるまは、バケツの帽子をかぶり、人参のお鼻。炭の立派な眉毛。手はミトンの手袋。伝統的な雪だるま。この雪なら、立派な雪だるまを作れそうです。
ただ、「まだ外では遊べないのが残念」というのです。
雪が降ると、大人は除雪しなきゃと頭を悩ませますが、子どもはやっぱり遊びたいのですね。学級のみんなが元気になったら、ほっぺや鼻を真っ赤にしながら作るのでしょうか。

今日は全国的に寒い一日のようです。
ジャパネットたかたの川渕さんによれば「長崎も雪です」とのこと。
それを聞いて、三種町のRNタマちゃんは、「長崎も雪が降るんですもの、寒いはず。生きるということは果てしなく大変ですね。春が待ち遠しいです」とFAXを下さいました。
8:20頃と10:25頃お送りしている天気情報では、この寒さは、2月の前半まで続きそうだということでした。まだまだ続くのです(-_-;)。「果てしなく」続くような気持ちにもなりますが、あさ採りワイド秋田便を聴きながら、束の間あさの時間を心あたたまって欲しいなと思います。

2012年1月20日

2012年1月20日(金)

鶴岡です。

今日、9時台には、わらべ歌「おてらのおしょうさん」についてお送りしました。
私が知っているわらべ歌「おてらのおしょうさん」は、

おてらのおしょうさんが、かぼちゃの種を蒔きました。
芽が出てふくらんで、
花が咲いたらジャンケンポン!

です。

ちゃんと手遊びもあって、

芽が出て→手のひらを胸の前で合わせる
ふくらんで→指を曲げてふくらませる
花が咲いたら→指を開いて花の形をつくる
ジャンケンポン→ぐるぐる腕を回して ジャンケンをする

というものでした。

こどもの遊びは、ジャンケンで始まることが多いので、きっと日常のジャンケンソングとして私も、毎日のように、歌っていたと思います。この「おてらのおしょうさん」は、昭和50年に出されたレコードにも、手遊び解説付きで歌が入っています。

ところが、平成の「おてらのおしょうさん」は、
お寺のおしょうさんが、かぼちゃの種を蒔きました。
芽が出てふくらんで、花が咲いたら.........この次が

枯れちゃって、
忍法使って空飛んで、
救急車に運ばれて、
ぐるぐるまわってジャンケンポン!

と、おしょうさんは大変なことになっていました。

これ、ある一部地域で歌われているものなのか?というと、そうではありません。ちゃんとCDにもなっています。タイトルは「おてらのおしょうさん(平成版)」。
昭和の「おてらのおしょうさん」は、花が咲いたらジャンケンできますが、時が平成になると、咲いた花がいったん枯れちゃうんですね。
こうした進化する「おてらのおしょうさん」について、お寺の和尚さんに、実際にお話をうかがいました。秋田市土崎、曹洞宗蒼龍寺(そうりゅうじ)のご住職、佐藤堅明(けんみょう)さんです。
「途中でしぼんだお花も、実がなってしぼんだはず。その実もまた地面に落ちれば、新しく芽が出て花が咲く、という、命が繰り返される。そう言うことがまわっているという風に考えられるのではないか。」
なるほど。そう考えると、枯れてしまう花は、必ずしも残念なことではないかもしれないと思えるようになります。

さらに、ご住職は、
「今、なかなか難しい問題が多い世の中だが、止まない雨はないという話もされる。地球は回って時間が進んでいる。どんどん良い時代に、良い世の中になるように。子ども達が希望を持ちながら暮らせるような世の中を、私たち大人が築いていけたら素晴らしいかなと思う」
とまとめて下さいました。

RN ほじなしbabyさんは、「子どもの想像力って凄いっすね!!」とメールを下さいました。
子ども達は、その時代、時代をよみながら。あるいは、「こうあったらいいな」という願いをこめながらわらべ歌の歌詞に映し出し、進化させているのかもしれませんね。

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