2009年5月22日(金)
賀内です。
きょうの「あさ採りワイド」では、時代劇のテーマ曲を特集してお送りしました。
「大江戸捜査網」「木枯らし紋次郎」「銭形平次」「遠山の金さん」「必殺仕掛人」「子連れ狼」「水戸黄門」「桃太郎侍」と、いやー、昭和の名時代劇がそろいました。
お聞きの方からも、いろんなメールをいただきまして、
「桃太郎侍、死んだおばあちゃんと見てました」
「悪代官と越後屋が密談しているのを天井裏や床下から聞いている、風車の弥七が好きです」
そうそう。この密談は時代劇には欠かせません。
このとき悪代官は「越後屋、お主もワルよのう」と言い、回船問屋は酒をついで「いえいえ、持ちつ持たれつでございますからな」と答えなければいけません。
時代劇といえば、決めゼリフやナレーションが大きな魅力です。
「桃太郎侍」なら「ひとつ、人の世の生き血をすすり、ふたつ、不埒な悪行三昧、みっつ醜い浮世の鬼を退治てくれよう桃太郎」
「遠山の金さん」なら「この遠山桜が目に入らねえか!」
「木枯らし紋次郎」なら「木枯らし紋次郎は上州新田郡三日月村の生まれと伝えられるが...定かでない」
「必殺」なら「のさばる悪をなんとする、この世の裁きもあてにはならぬ。天に代わって仕置きする」
記憶があいまいなところもありますが、まあ、こんな感じでしょうか。
私は昔、この決めゼリフやナレーションにしびれて、真似をしたりしていたもんです。その結果が、いまのこの商売につながったともいえるわけで...。
時代劇と言えばほかにも「暴れん坊将軍」や「大岡越前」など、いろいろあります。近いうちに「時代劇シリーズ」第二回を放送して、さらにこの世の悪をやっつけたいと思っております。