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2009年8月6日

2009年8月6日(木)

賀内です。

明桜高校の対戦相手も決まり、きょうの「あさ採りワイド」は、球児応援企画として、吹奏楽の特集でした。「狙いうち」「ロッキーのテーマ」といった、野球応援の定番曲や、古くから演奏されているマーチの「旧友」などをお送りしたところ、メールやFAXが次から次へ!

「自分もブラバンでした」
「高校生の頃の野球応援を思い出しました」
「娘がやってました」
などなど、何かしら縁があるんですねえ。

 
吹奏楽のコンクールと野球の大会は、どちらも七月から八月にかけてと、日程がけっこう重なっています。これは以前実際にあったお話ですが、ある高校の吹奏楽部は、高校野球の県予選の応援をしているとコンクールの練習ができなくなってしまうので、応援を控えようと計画していました。
ところがある日、野球部員が吹奏楽部の顧問の先生を訪れて「お願いですから応援に来てください」と頼みに来たのです。そこまで言われては後には引けない。
応援に行ったら、その効果が実ってか、野球部は初の4強進出を果たしました。当の吹奏楽部も地区大会を突破して、県大会に出場できた...という、めでたいハッピーエンドを迎えました。

 
学校によっては、吹奏楽部の演奏会に、野球部員が行くことがあります。それは野球部の先生が「大会でいつも吹奏楽部に応援してもらっているだろう、今度はお前たちが恩返しに行ってこい」と、野球部員を見に行かせるのです。

さらに、野球部員が、演奏会の椅子運びなどのお手伝いをする学校もあります。演奏会場にイガグリ頭の野球部員が「こんにちは!」「こんにちは!」と大きい声であいさつをして現れ、力仕事を手伝うのです。

応援の話、手伝いの話、どちらもいい話です。
「部活同士、お互いに助け合うもんだ」という気持ちがあるんですね。
大会で勝ち進むことも大事ですが、それだけではない、もっと大事なことを部員は学んだんじゃないでしょうか。

吹奏楽特集・パート3は、いつとは決まっておりませんが、年内に必ず挙行いたしますので、どうぞお楽しみに!

2009年8月5日

2009年8月5日(水)

賀内です。
竿燈に合わせるかのように、天気も良くなってきました。

竿燈会場に林立している竿燈を見るのもいいのですが、私が好きなのは、演技を終えた竿燈が、それぞれの町内に戻り、地元の人たちの前であげる「戻り竿燈」です。一本か二本の竿燈。町内の、知った顔同士でかける「どっこいしょ、どっこいしょ」のかけ声。会場から戻ってきた竿燈を「お帰りなさい」と迎える温かい雰囲気に満ちています。

川反、大町の飲食店街でも「戻り竿燈」が行われます。太鼓の響きに誘われて、周囲のバーやおでん屋からも人がぞろぞろ出てきて、竿燈を取り囲みます。居酒屋の座敷や小上がりで飲んでいたお客さんが、トイレに行くときのサンダルのまま出てきて、しかもビールのジョッキを片手に、竿燈を見上げているなんて様子は、戻り竿燈ならではの光景です。
はい、当然、私もその人波の中におります。はい、当然、ジョッキを片手に持っております。

昼竿燈、夜の竿燈、そして戻り竿燈まで、フルに楽しんでこそ、竿燈はもっと面白くなります。
ああ、今年の竿燈も今日も含めてあと二日。
今夜も行くぞー!
当然明日も。

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