2009年8月12日(水)
賀内です。
きょうはお盆の前日、奇しくも、親しい人を失ったというお二人から、故人をしのんでのリクエストをいただきました。
「ひるがわのおど」さんからは、三年間の闘病生活の末に旅立った友達が好きだったという曲、山川豊の「友情(とも)」。
「キングカメハメハ」さんからは、先月30日に大腸がんで41歳の若さで亡くなった大学の後輩に、感謝と追悼の意をこめて、長淵剛の「乾杯」。
さらに、きょうが命日の坂本九さんの「上を向いて歩こう」にもリクエストがありました。命日ということは、日航機の墜落事故の日、ということですね。あの事故から24年です。
お盆が近づいてきて、あの世に旅立った親類縁者、親しい友人に思いをはせる人も多いでしょう。この時期、親類が集まったり、同窓会やクラス会も多いでしょうが、その席で、亡くなった人のことを話題にして「ああいう人だったね」とみんなで思い出しあうのも、いい供養だと思います。
ところで皆さんは、古関裕而(こせき ゆうじ)という作曲家をご存じでしょうか?高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガースの「六甲おろし」を作った人です。しかしこのかた、そのほかにも多くのスポーツ応援歌を作った才人だったのです。
平成元年8月18日に亡くなって没後20年。その命日も近づいてきました。明日の「あさ採りワイド」では、古関裕而のスポーツ音楽特集をお送りします。
私事ですので最後に記しますが、誕生日にあたり、リスナーの方からメッセージをいただきました。本当にありがとうございます。48歳。オジサン度が日々ますます濃くなっておりますが、「あさ採りワイド」をお聞きのかたに楽しんでいただけるよう、精進いたします。