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2013年12月11日

C6120 part2

ABS news every.取材記 2013.10.9(水)

だいぶ間が空いてしまいました、前回のブログの続きです。

10/12(土)から10/14(月)の体育の日までの3日間、秋田DCの一環で奥羽線の秋田-横手間をC6120が1日1往復するのにあわせて、10/09(水)報道関係者向けの試乗会のSLに搭乗させてもらった田村。

鉄道の取材はカメラや取材クルーが多ければ多いほど楽です。
いろんなところを走っている映像が撮影できるため、編集が楽になります。鉄道は速いので、秋田駅で撮影して、同じクルーが四ツ小屋でもう一度撮影するということは出来ません。出発シーンを撮影したら「どこでもドア」を使うか、ヘリコプターを使うか、法定速度や交通法規を大幅に上回るドライブをしないと不可能です。

取材メンバー、取材カメラが多ければ多いほど事前に各ポイントに配置してSLの撮影が複数で出来るのですが、人員不足が深刻化している昨今、アイデア勝負で何とかします。

前回、田村に加えて竹内誠カメラマン、中村亮記者(兼 編集)、奥山謙一ドライバー、4人で何とかしたところまで書きましたが、実際の方法をお伝えします。マスコミ向けです。

中村記者はカメラマン経験もあるので、事前に和田近辺でSLが走っている様子を自分で車を運転して撮影します。

田村+竹内ペアは駅で出発までの様子を撮影


東北共立の竹内誠キャメラマンがちょこっとだけうつってます。車内を撮影している様子

竹内さんは奥山さんの車に乗せてもらって、停車時間も考慮してこまちと並走する撮影ポイント神宮寺駅近くに移動します。


秋田駅で田村を撮影してくれた竹内カメラマンは・・・


しっかり田村が車内から撮影していました

田村はカメラを持って社内撮影および車窓撮影およびリポートをセルフで撮影します。これがポイントです(笑)いまのコンシューマー用のハイビジョンカメラは性能がいいので手ぶれもすくなく映りも業務用と遜色ありません。これを活かして、SONYのハンディカメラ1台を持ち乗り込みました。

カメラのプロ ・竹内さんと中村くんが外から撮影したSLが走っている映像を十分に活かすには、内部での様子も必須になります。しかし SLに乗っているのは田村だけ。じゃあ、カメラマンになるしかない。

車内では自前のでかい三脚とゴリラポッドを使いながら自分撮りに専念しました。 

・網棚に固定して定点カメラ風に撮影して、ボックス席の向かいに三脚を立てておにぎり食べてるところを自分撮り
・煙が窓を開けて入ってくるところを三脚をもって1人リポート
・SLがカーブを曲がって進んでいるとき景色のよさそうなところで窓から進行方向を向いて撮影
・手を振っている人を車窓から撮影
・固定カメラじゃなく車内を歩きながらリポート(不採用)


これすべて田村のひとりムービー撮影(笑)サイズも含めいいクオリティでしょ


あっ、中村元カメラマンだ!!偶然撮影したシーンです


中村君、雨の降るなかくさむらから季節感あるSLを撮影しました。こんな感じの動画です


撮影していた田村もうつってます


中村君が別の場所から撮影したSL


竹内さんは神宮寺駅の跨線橋の上から撮り鉄の皆さんの様子と、こまち&C6120の並走を独りで取材。音もいろいろとってくれました。これらの写真は竹内さんの動画を静止画にしたものです

もちろん、人によってはご意見もあるかもしれませんが、車内にアナウンサーとカメラと音声と記者を配置しなくても、カメラマンを6人も駆使しなくても大丈夫。ドライバー含めわずか4人で、当日取材、
当日6分企画を放送できるんです。竹内さんの技量はもちろん、編集中村君の緻密な計算も含めて、総合力で勝負!ABS news every.は負けん!!
あと企画の一部で使用した音楽は当然 MAIA HIRASAWA 「Boom!」ですわ。

完全に仲間のねぎらいブログであり、田村の自慢ブログでした。お粗末さまでした。
次もがんばるぞー

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