ABS news every.取材記　2013.10.09(水)

半年前、4/26(金)の田村のブログで記述していたＳＬの旅が目前に迫ってきました。
10/12(土)から10/14(月)の体育の日までの３日間、秋田ＤＣの一環で奥羽線の秋田-横手間を C6120が１日１往復します。

「C61型20号機」という機関車。鉄道写真家で、鉄道のことならなんでも尋ねてしまう、田村の先生・佐藤和博（カズヒロ）さんによると　通称は「シーロクイチって言っています」とのことでした。

正式名称は「シーろくじゅういちがたにじゅうごうき」

秋田県外でこのブログを読んでいる方へ
現在、秋田県ではデスティネーションキャンペーン（ＤＣ）を展開してます。

ＤＣとは、ＪＲグループと自治体＆観光関連業者が手を結び、その地域へお客さんを呼び込むキャンペーンです。
主に他県でＰＲして秋田に来てもらえるよう広告するわけです。
マスコミもお手伝いします。
山の手線に乗っていると１両全ての広告が「群馬へ行こう」だったり、中央線のどの駅の観光ポスターも「山梨の温泉」だったりすることがあります。それは「○○へＪＲを利用して行きませんか？」という国内最大規模の観光キャンペーンなんです。

だから地元は力を入れます。

機械の油の香りがしてきます

石炭の香りがしてきます

いつも通り前置きが長いんですが、つまりはそのキャンペーンの一環で３日間だけＳＬを走らせるわけです。全国の鉄道マニア、懐古趣味の皆さんは　ＳＬに乗りたくて乗りたくて秋田にやってくるでしょ？

せっかく秋田に来たんだったら、おいしい新米のきりたんぽ鍋なんかを食べるでしょ？鍋食べるんだったら THE 米どころのおいしい日本酒を呑むでしょう？呑んだら気持が大きくなって歓楽街に繰り出して、美人どころの･･･　とにかく地元が元気になります。

で、もう一度　ＳＬ秋田こまち号が10/12(土)から10/14(月)の体育の日までの３日間　奥羽線を走ります。
10/10(木)は一般試乗会、10/09(水)は報道関係者向け試乗会が行われました。それに乗ってきました。

このＳＬ秋田こまち号は1949年に製造されたもの。
客車は６両編成で、464席。１号車と６号車は座席や窓枠、床が木製でまさに銀河鉄道999の世界。パンタグラフなんかないので客車は車軸発電機というもので自家発電してます。

うーん　レトロ

車輪がまわるとベルトで発電機を回して発電する。つまり自転車のダイナモです。だからクーラーなんかないんです。
照明もやわらかーいオレンジ色。昔感満載の客車に乗りました。

なお「ＳＬ秋田こまち号」の乗車券は9/12発売され即完売でした。
マニアの皆さんにとっては人気歌手のコンサート並みなんです。

ところでみなさんリポートしている田村のポロシャツに注目してください。

右腕の金色の刺繍の番号は･･･

このポロシャツは　横手市の(株)ヴァルモードとのコラボで生まれた製品です。商品名は「SL Black」

以前田村のブログでも書いたことのあるポロシャツのニューバージョンです。すでに９月に発売していて3900円。秋田駅のトピコ「こまち苑」ではすでに販売していて各種イベントでも販売される予定です。

ABS news every.では、菅原真梨子記者が赤いポロシャツを着て可愛くリポートしていました。あれは「KOMACHI Red」です。

もうとにかくJRは記念商品やら駅弁やら、力の入れようが半端ではありません。そしてポロシャツもかなりセンスがいいんですよねー。最近の企画力、恐れ入りました･･･

ちなみにこのポロシャツ淺見郁樹（アサミイクジュ）秋田支社長から直々に頂戴いたしました。ＳＬ取材って言ったらこれを来てリポートするしかいないですね！

支社長ありがとうございます!!

では横手まで2時間30分の旅にしゅっぱーつ

で、次回part2は、撮影の裏側と内輪ネタ満載でお伝えします。

この日は　
アナウンサー　田村修
カメラマン　　竹内誠
記者　　　　　中村亮
ドライバー　　奥山謙一
というわずか１クルー４人で片道取材、カメラ３台、車２台で６分企画を作りました。
報道試乗会にはテレビは秋田放送しか来ていなかったので、おみせすることができませんでしたがすごいことやってました。
次回自慢します(笑)

動いてからが勝負なんです。

いつもの竹内カメラマン　今回もさすがでした

いくぜ　横手へ!!!