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2013年09月4日

番組制作講習会

ABS news every.取材記 2013.08.28(水)

第32回 秋田県高等学校放送番組製作講習会が秋田市文化会館と秋田放送で開催されました。

県内の高校の放送部や放送委員会に所属する高校生が番組の作り方などを学ぶ場です。

秋田放送では、番組づくりを高校生に教えています。
現役のアナウンサー、カメラマン、ディレクターがいろいろ教えるわけです。

以前は田村も講師役を務めていました
今から3年前ですね・・・ 時が経つのは早いなあ・・・

どんな講習会があるかというと
・総合コース
・アナウンス実践コース
・朗読実践コース
・テレビ番組制作実践コース
・ラジオ番組制作実践コース
・ドラマ脚本コース
以上の6コース。
秋田放送から講師6人、高校放送部のOBの先生1人がドラマ脚本コースで高校生に教えました。

大手予備校の夏期講習です。


前列右から2番目は梅村康史(ヤスシ)チーフディレクター
ちょいワルですが、報道のデスク(編集責任者)も務めていたヤンエグみたいなもんです(笑)
田村の同い年同期、昔の安田系のイケイケです

アナウンサーも3人派遣されていました。アナウンス実践コースは松井梨絵子アナウンサー


高校生から見たら、松井のお姉さん?

総合コースの前半は井関裕貴アナウンサー


高校生から見たら井関おじさん

朗読実践コースは、カメリアライスフィールドアナウンサーが担当しました。


高校生から見たら保健室の椿田せんせー「桜小出身者、はーい手を挙げてねー」

人の講習って楽しいですねー。まるで研究授業に来ている偉い先生のような感じで、偉そうに高いところからみなさんの講義を聞いていました。

いや聞いてたんじゃない!!田村はこの日、まるっきり記者兼カメラマンとして講習会を訪れ、ガンガン取材して昼ニュースにも間に合わせ、昼ニュースとは全く違う映像をつかって夕方ニュースを仕上げました。
つまりカメラマンをやってたわけです。

田村が撮影した映像が使われたことはこれまで10回程度。
最近は特に頻繁に使われるようになってきました。

カメラというのも専門技術職。一朝一夕で技術は習得できませんし、毎日毎日撮影して、編集しないとカメラの技術なんて習得できません。

田村のような俄かカメラマンはそこまでのクオリティを求められているわけではありませんが「下手くそ!」と言われるより「なかなか上手いね」と言われたほうがいいじゃないですか。

だから、実は、この日受けたい授業があったんです。

テレビ番組制作コースでは藤縄健(ケン)カメラマンが高校生にパン、ペンケース、電話帳、三脚をカメラで撮影するにはどうしたらいい?っていう課題を与えてみんな撮影の勉強をしていました。

藤縄くんは、とっても単純にわかりやすくカメラの撮影を教えてくれます。その講習の様子を撮影しに行った田村がとても勉強になりました。

いくら人がいないといってもアナウンサーが撮影して、原稿書いて、自分で伝えるマルチさ。自分で自分をほめたいと思います(笑)
そんな合間を縫ってみなさんの姿をカメラに収めました。

カメラで撮影しながら高校生の声を聞いていたところ、1つだけ思うことがありました。

だからアナウンスコースと朗読コースの高校生へ田村からアドバイス。

『上手い下手は二の次、まずデカイ声を出せるように!』

以前のブログ(★読み聞かせ隊 in 雪沢小学校)でも書いたとおり、重要なのは「大きな声」を出せること!小さな声でコチョコチョ上手く読んでいても評価はあまり高くありません。

「わんぱく小学生じゃないんだから、そんなに声を出さなくてもうまく読めるよ」

と考えている優等生! 完全に間違いです(笑)
そんな風に考える人はあまり伸びません。

しつこいぐらい言いますけど、デカイ声を腹から出せるということは、ちゃんとした「能力」です。
そういう点では毎日毎日でかい声を部活中に出さないと監督や先輩から注意される野球部やラグビー部のほうが、迫力ある朗読ができるというケースもあります。

大きい声を出せるひとは、小さな声も出せる。
小さい声しか出せない人は、どうやっても大きな声を出せない。
幅広く声の大小を出せるということも重要な要素なんです。

「まだまだ子供なんだから元気に大きい声を出していればいいんだよ」なんていうのとは違います。

勘違いしないように!デカイ声を出せるということは、実践力、現場力、生きた能力です。

さあ放送部のみんな!放送委員会のみんな!
恥ずかしがらずにデカイ声を出す練習をしましょう!!

そうそう、カラオケボックスに行って、どうしたら3時間疲れずに熱唱し続けられるかってことを追求していくと腹式呼吸ができるようになります(笑)

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