終活ルーシーダットン
ABS news every.取材記 2013.08.26(月)
このタイトルなんじゃらほい?
秋田市寺内三千刈にある冠婚葬祭業「こすもす秋田」は、ちょっと変わったヨガ教室を開きました。
なぜ葬祭業者?なぜヨガ?
いろいろありますがこちらを見てください。
ずばり棺(ひつぎ)の前でヨガ教室、祭壇の前でヨガ教室・・・
ある種、異様なヨガ教室でした(笑)
みなさん「終活」って最近よく聞きますよね
終活とは、就職活動の就活や結婚活動の婚活に擬えて「人生の終焉を迎える活動」の略です。
たとえば、遺言を書いたり、墓や葬儀の手配をしちゃったり、預金・貯金通帳の整理、葬儀に呼ぶ友人、呼ばない人を決めておいたり、とにかく自分の人生の終わりを前にあれこれやっておくことが終活です。
それが転じて、いまは「自分の人生の終わりを考えることで今をよりよく生きる活動」のことをさすようになったそうです。
もっとわかりやすく言うと、誰でも年を重ねると命の終わりを迎えるけれども、ケガも病気もなく健康でいれば家族に負担をかけることも少ない。だから余生をよりよく生きることは結果的に終活なんですよという考えです。
だから、葬祭ホールでヨガ教室だったんです。
ちなみにフリーのインストラクター藤原愛さんは「ゆうドキっ!!」で教えてくださっていた先生です。
愛せんせー ごぶさたしてました。葬祭ホールでおあいするとは・・・
そうそう、タイ式ヨガのことを「ルーシーダットン」と言います。
ブログタイトルはここから来ております。
藤原先生は2006年からルーシーダットンのインストラクターとして活動を始め、現在は日本ルーシーダットン普及連盟スーパーバイザーとしていろいろなところでレッスンをしているそうです。
先生のブログを後日拝見すると・・・
今回の出張講習、会場に来るまで葬祭ホールでレッスンをするって知らなかったみたいです(笑)
テレビ的に面白い教室でした。
祭壇の遺影はこすもす秋田の社長さんだそうです。
こすもす港ホール「ファミリア」を丁寧に撮影する竹内カメラマン。GAO楽しかったみたいですね(笑)
こういう面白い(不謹慎ですかね??)イベントを考案しているのはこすもす秋田の「終活課」をはじめとするみなさん。
終活課は7月に開設されたばかりですが、メンバーは戸田孝市(コウイチ)課長1人だけ。
あとはみなさんと協力して終活関連の業務や講演をしているとのこと。
秋田市寺内三千刈にあるこすもす秋田・本社。そのなかの終活課・戸田孝市(コウイチ)課長
今回取材していて気付いたのは、葬祭業と言ってもみなさん明るいんです。社長も常務も、そのほかの社員のみなさんも。
葬儀は悲しいものですが、それ以外でも湿っぽくなったらもっと暗くなりますからね。とにかくユーモアもあるし全面協力だし、丁寧ですし、ノリがいいし(笑)
新しいタイプの終活を取材させていただき有り難うございました。
どうぞ、また取材させてください、と言うか棺に入らせてください。
人生を見つめなおすいいきっかけになるかもしれません。
竹内さん・・・ なかなか棺桶って撮影しないですよね。みなさんもお疲れ様でした