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2013年08月12日

全県少年野球

2013.07.29(月)

高校生のあとは中学生の出番でした。

秋田県以外に住む方もご覧になっているこのブログ。

秋田では中学生の野球も盛んです。中学校の総合体育大会=中総体の一環で行われる軟式野球は、秋田では「少年野球」と呼ばれて長らく親しまれています。

高校でも○○高校のファンっていますよね。
少年野球のイメージは高校の更にピンポイントバージョンです。
卒業生もたくさんいますし、その地域のみなさんが応援します。


八竜を3-0で破り10年ぶり2回目の全権制覇を成し遂げた秋田市の御野場中学校。閉会式の様子

なにより、野球の場合は大抵全校応援であり、その中学校がある市町村の首長も仕事の折り合いがつけば応援にきます。
秋田魁新報社と秋田放送などは毎年大きく報道していますし、中学球児の一大イベントなんです。

秋田放送では毎年ラジオテレビで準決勝と決勝を実況中継でお送りしています。もちろん他社は報道しません(笑)

「え?中学生の野球を放送するんですか?」

と他県の同業者から聞かれることもあります。

そうなんです秋田では毎年恒例のことです。
「秘密のケンミンSHOW」でとりあげられてもいいんじゃないのかなっていうぐらい、中学球児がテレビで 紙面で大きく取り上げられます。

高校野球を担当しているアナウンサーは優秀な選手がプロに進んだ時「ああ、大きくなったなあ」って思うことでしょう。それと同じように、毎年少年野球を放送していると、中学球児が高校球児になったとき「ああ、あのとき活躍してたピッチャーか!」なん3年生になってから思い出すことも多々あります。

球児の成長を「我が子」...まではいかずとも、近所の子のように見守りつつ、毎年ラジオとテレビで放送しているんです。

さてさて、今回その実況を務めたのがラジオは1人はわたくし田村修。
もう1人は廣田裕司アナウンサー


決勝をテレビ中継したあとの廣田裕司アナウンサー。心なしかホッとしています

田村は決勝当日、中継車の中でスコアを担当しました。

何をしているかというと、画面の字幕を出すお手伝いです


こういう仕事も大切なアナウンサーの仕事

ストライク・ボール・アウトとランナーの表記をテレビの野球中継では必ず見ます

B●●●
S●
O●●

 2塁
 /□\
■   ■1塁
 \ /


放送技術部の齊藤慶子(ケイコ)さん。彼女がスーパーをリアルタイムで出しているんです

こんな感じのスーパーです。これはパソコンの操作によりリアルタイムで画面上に出しています。
これを正確に表記するには、1球1球記録を付けていくスコアラーの協力が必要なんです。中継車でのスコアラーの役を田村が担いました。テレビ実況の廣田アナウンサーくんの脇には理加ちゃんがいて、ときおり間違いながらスコアを付けていました。


放球場内を肉眼で見渡すことができないため、いろいろな映像を1か所で見られるようにしながら間違えないよう字幕スーパーを出すんです

こうさかりかちゃん人形は、今年「なんてったって日曜はスポーツ」で高校野球のラジオ実況デビューしました。荒さはありますが、スポーツ好きが伝わってきて、言われたことを少しずつ吸収して
実践する勘の良さも持ち合わせています。がんばれリカちゃん!!


結構、緊張する仕事です。手前味噌ですが、テレビ中継は多くのスタッフのおかげで成り立っています

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